2014.01.15
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都知事選
猪瀬氏の辞任を受けて都知事選の立候補者が注目となっています。高齢化による社会保障の問題、都市の老朽化対策、2020年の東京オリンピック・パラリンピックなど、今後の変容が必然となる大都市東京。果たして、都民はどのような選択をするのでしょうか。
小泉純一郎氏がメディアに登場したことで、一気に関心が高まった感のある都知事選。「ワン・イシュー」「単純化したショート・フレーズ」が分かりやすいということで人気がある小泉氏。今回は「原発」を題材に、「原発がなくても大丈夫と考えるグループと原発なしでは発展できないというグループの争いだ」と単純化。安倍首相はコメントで「都が直面する諸課題についてバランスよく議論され、充実した選挙戦になることを期待したい」と述べています。
さてさて、政治の世界で表に見えているのは氷山の一角。今日の朝刊では立候補予定者として5人の顔写真が載っていました。それぞれの候補者はいろいろな背景があって出馬を決心されているのでしょうが、首都東京の首長に相応しい方が慎重に選出されることを期待するばかりです。
私も日本の政治の末端で、少なからず利権や利害のぶつかり合いを見るにつけ、民主主義の難しさ、いや、”人を選ぶ”ことの難しさを日々、痛感しております。人事は組織の要。自治体組織で絶大なる権限を持つ首長は、慎重に選ばれることが重要です。