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住民運動に市の回答あり
昨年末、市による2回目の住民説明会開催の折り、市から提案された「プール南側に市費で駐車場をつくる」という案。そのあまりに場当り的手法に参加者から大きなブーイングが寄せられていましたが…。
この案に関しては、「このままでは施工費が予算計上されるかも知れない」という危機感を抱いた住民によって速攻12月26日に「旧香日向小学校プール南側に市が配置する駐車場構想の白紙撤回を求める要望」が市に出されておりました。
そして、今年に入って、その要望を後押しする形で署名活動が起き、1100件以上の署名を添えた再要望が昨日市に提出されました。それと前後するように、30日付けで12月の要望に対する市の回答が届いたということのようです。(代表の方からいただいたご連絡より)
回答の内容は「橘心学園の敷地内駐車場は、既存の北側正門の駐車場を約半分貸し付ける」として貸付料の根拠を「幸手市行政財産の使用料に関する条例により算出した額の10分の10」として契約するというもののようです。
結局、旧香日向小学校全体として北側駐車場のみということになりますから、今後の市民の利用如何によってはまたぞろ駐車スペースの問題が浮上することにもなりかねませんが、そのあたりの考え方や将来見通しについては、私も詳細をチェックしたいと考えています。
「要望活動に署名活動が重なり、結果の先送り感もないではないが、取り敢えずの結果を得られた。契約の内容は気になるところだが、成果はあったと考えている。ご賛同者に御礼申し上げたい」と代表は話しておられました。
一度失墜した信頼の再構築はどれほど大変なことか。市及び市長には落ち度のないよう誠心誠意ことにあたっていただきたいと考えます。いずれにせよ、私たちの生活の中に利害関係が生じるのは前提です。それをどう調整するか。市民の財産を守る。それこそが市長や行政の仕事なのですから。
信頼が第一です。