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昨日は全国的に猛烈な暑さが観測されました
最近なかなか細目に更新できずにおりまして・・・、今日も久しぶりの書き込みとなりました。
さて、昨日は本当に暑かったですね。テレビでは「暑いまち」としてお馴染みの岐阜県多治見市や埼玉県熊谷市、東京都心などが紹介されていました。これらのまちは、地形や気象条件などの影響は大きいでしょうが、映像を見ていて、田舎や都会に関係なくコンクリートやアスファルトの便利さ無くしてあり得ない私たちの生活が「高温」を生み出している側面も大きいのではないかと強く感じました。
しかし、コンクリートやアスファルト無しに生活はできない。そこでちょっと考えてみたのですが、高温になる道路やコンクリートの敷地に太陽光パネルを敷き詰めて(若しくは埋め込んで、練りこんで)発電した電気で道路を冷却するという循環をつくることはできないものでしょうか。
生じた熱を、せめてその場でその分だけ相殺できれば、プラスマイナス「0(ゼロ)」で、気温の上昇抑制に大きな効果があると思うのです。路面発電で余剰の電気が生まれて売電できればしめたもの。どうせ整備するのなら、ついでに電柱の地中化などの整備ができれば一石二鳥。
市場経済優先の昨今、実際に普及するには「安価」であることは必須条件でしょうが、これはヒートアイランド化への対策であり、これで儲けるというよりは、これからは環境対策も含め「正と負の相殺」という考え方は物事の関係性の基本としていかなければならない理念だと思います。
また、今後、エネルギーの地産地消として、メガ・ソーラー設置のため新たに広大な森林や山野を開発するようなことになればこれもまた問題は小さくないでしょう。今、原発1基分の電力を太陽光で供給するには山手線の内側ほどの面積が必要と言われています。
先ほどの道路面の利用を考えるに、わが幸手市の場合だけでも、今あるすべての道路の延長距離は約500㌔あるのです。幸手市内をぐるぐるしているうちに東京から大阪まで行けてしまうくらい長い距離です。日本全国を走る道路の総面積というと膨大な数字になるでしょう。
温暖化対策の「一手」として、道路面やコンクリートの敷地面の有効利用は早期に検討していくべき課題かなと思います。電気のご専門の方、いかがですか。あるいはもう技術開発は進んでいるのでしょうか?どこかでモデル事業が始まっているというような情報はありませんか。
「猛暑」を「節電」だけで乗り切るのはもう限界です。
さて、話しは変わって。今日は一転、随分涼しいです。体調管理が大変ですが、皆さん、体に異変を感じたら我慢をせずに早い目に誰かに連絡を。いざというときに頼れる連絡先(家族・近所・友だち・公的な機関など)を普段から準備しておくように心がけてください。
自衛のためのこれは大事な「一手」です。