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3月議会一般質問2日目、私の一般質問より
このところ、コンスタントにブログの更新ができなくて申し訳ございません。3月議会が始まり、一般質問の準備などで目いっぱいな毎日を過ごしておりました。その一般質問が今日、(アレっ、もう日付が変わったので昨日ですね)終わりましたのでご報告いたします。
質問は2項目用意していましたが、1項目目だけで質問の制限時間45分が足りなくなる状況に。1項目目に準備したのは昨年12月の住民説明会以降、情報が途切れている香日向小学校に関する質問でした。この問題だけで大半の時間を費やしてしまいました。その結果、2項目目の教育問題が中途半端な終わり方となってしまったので、次の議会でもう一度やり直そうと思っています。
さて、香日向小学校問題では、4月から地域の複合施設としての活用が始まるにも関わらず、管理体制や駐車場問題など、よくわからないことが多いのでそれを質しました。そのなかで明らかになったのは、看護学校が書類審査が通過し、これから県や厚労省の現地調査が行われ、3月の許可を待つ状態にあること。そして、校舎北側の駐車場の分割使用の内容と学校法人の体育の授業に体育館を無料で貸すという市の判断、今後、学校開放委員会に体育館・校庭の解放事業や施設の簡単な修理等の管理を委託する予定であることなどでした。
駐車場は、学校以外の場所に学生用として70台分を学園が確保しているということですが、小学校の敷地内の校舎北側の駐車場は、正門を入って右側を年額約5万3千円(土地代)で学園に貸し付けることになっているとのこと。市民が使う左側は16台ほどの駐車スペースとなり、地域包括センターの公用車、職員、図書館の臨時職員の車などの利用を差し引くと純粋に市民が使える駐車台数は現在、10台前後となるようです。執行部は、駐車場が不足する場合はコミセンの駐車場を使えばよい的発想のようですが、コミセンだって33台しかありませんからね。”行き当たりばったり感”が否めない計画で、プール南側の駐車場を断念したとは言え、当然、一時しのぎという感じも受けました。
また、学園の体育の授業用に、体育館を無料で提供すると市は決めたようですが、無料で貸す根拠となる規則はありません。学園が体育館を使ってはいけないと言うのではありませんよ。でも、何かと規則外のことを「拡大解釈」や「市長裁量」とするのは行政の正しい姿なのでしょうかと思うわけです。
皆さんどう思われるでしょうか。
私は今回の質問で、今後は早急に、地元団体、学園、市の三者がいつでも問題点を協議できるしっかりとした協議会をつくることを要望しました。いろいろな情報が小出しにピンポイントで伝えられるだけでは全体像が掴めません。市は香日向小学校を地域の複合施設として利用することを決めた責任者ですから、様々な主体がしっかりと情報交換のできる場が作られることを望みます。