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文教厚生常任委員会所管事務調査
続いて、さかえ小学校について報告いたします。
②さかえ小学校
さかえ小学校は、昭和58年ごろの児童数約2000人(栄第一、栄第二小学校を合わせて)をピークに子どもたちが激減。現在は、全校児童数201名。学級数7学級。埼玉県費教職員15名と市費教職員1名で運営されています。
学校運営に関する説明で、校長先生が力を込めておっしゃっていたのは「昨年度はさかえ小『シラバス(学習案内)』の作成に取り組んできた。それらの活動が教職員の意識改革につながり、子どもに自信をつけさせる学習活動が行えた。結果、昨年度は埼玉県3つの達成目標(「学力」のペーパーテスト=読む・書く・計算)の達成率が幸手市内で1位となった」ということでした。
校長先生のお話しで印象的だったのは、とにかく統計的。いろいろな分析に必ず統計的な数値の根拠を示され、とても説得性を感じました。また、現在の課題についても言葉によどみなく的確に表現され、改善を求められていたのも印象的でした。また、教育委員会により、子どもたちのパソコンに『ラインズeライブラリアドバンス(インターネットを介してのドリル学習や学習教材を提供しているホームページ)』が導入され、家庭学習の定着に活用していく準備を進めているとのことでした。
質疑応答では、「シラバス」作成に質問が。校長先生からは「先生の努力を結果として残したかった」と。「管理職から提案したが、作成過程では先生方の理解を得ながら進めてきた」とも。また、現在、朝食を食べてこない子どもが5%程度いることへの対応についても「5%=約10名。きめ細かに保護者に働きかけたい」と語っておられました。体験学習を大切にしていること、昨年度は教師が子どもたちと向き合う時間を増やし、家庭にも積極的に情報を発信してきたことなども熱っぽく語られ、信頼を厚くた次第です。
全てのことをマネジメントされていることが窺えるご説明でした。私たちにも配布された貴重な「シラバス」。よく読んで、私も「小学校教育」への理解をより深めたいと思います。
職員室前やランチルームの廊下側の壁が透明ボードになっています![]()
新調された放送室のデジタル機器と非構造部安全対策が済んだ体育館
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♥さて、幸手市内の小学校はすべて今週の土曜日が運動会です。さかえ小でも何年生かは分かりませんでしたが、運動場でストレッチ運動(たぶん)をしていましたが、なんと、かかっていた曲はソチオリンピック、羽生選手が金メダル演技で使った「パリの散歩道」。なんともセクシーなエレキギターの音が栄団地にこだましておりましたよ(微笑)。