2014.06.08
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今朝の雨、巡回記
昨日からそぼそぼと降っていた雨足が強まった今朝6時。道路冠水・住宅浸水が心配な場所(主に東武線から西の地区)を巡回しておりました。
農繁期のこの時期、幸手市内の用・悪水路は普段から流量が多いうえに、構造的に、集中的に雨が降ると必ず冠水する道路・場所があります。今朝は6時過ぎから雨足が強くなり、小一時間の本降りで、やはり、いつも見回る場所はすべて冠水状態となっていました。
役所では昨日、昨夜、そして、今日も水害対策本部を立ち上げ、職員が電話やパトロールに対応しています。職員数が減少する中、休日を返上して役所に詰めている職員にはたいへんなことと察します。水害の要因は複雑です。しかし、雨の度に必ず封鎖される大道路、毎度、冠水や住宅地への浸水が起きる道路の近隣の皆さまのご心労、そして、職員の出動を極力無くすためにも、緻密な調査に基づいた効果的な対策が期待されます。
調査と言えば、昨年度、補正予算でデジタルカメラ1台が購入されました。災害時の現況調査に活用するとの説明がなされていました。冠水等の現況調査は現場に対応する職員とは別に、調査隊を編成し、より詳細な市内現況(どこから、どのくらいの雨量で、どのように水が集まってくるのか)を把握して早急に効果的な対策を講じていくべきかと。財源配分も含め、幸手市では治水対策はやはり、優先順位が高いものと考えます。