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国・県・市の連携の必要性
昨日は、北公民館で枝久保喜八郎県会議員の県政報告会にご招待いただき、参加させていただきました。幸手市の桜の名所「権現堂桜堤」が曼珠沙華で真っ赤に彩られるなか、隣接する北公民館で、会場いっぱいの支援者の皆さまとともに、枝久保県議のご活躍を改めて実感した次第です。
さて、地方行政には、市が行う事業の他に、国の直轄事業や県の事業が複数実施され、私たちの生活の安心安全が保たれています。
幸手市においては、農業パイプラインや圏央道、東埼玉道路、国道4号線バイパスの整備など、国の関与する事業が東部地区で多く実施されています。また、中央部では産業団地整備、南部では幸手駅西口区画整理事業や県道整備などで、県の関わりの強い事業が進められています。枝久保県議の実績として、県道の歩道整備や権現堂公園の整備、倉松側の治水対策などでお力を発揮してくださっていることが紹介されました。
また、昨日の県政報告会には三ツ林ひろみ衆議院議員、佐藤正久参議院議員(ヒゲの隊長)も来られていました。国の大きな事業では国会議員の先生方のご尽力が地域の活性化に結びついていることを改めて感じます。
さて、ご来賓の激励の後、佐藤正久氏による「集団的自衛権について」という時局講演が行われました。
「安倍信三は首相として国民の生命と財産を守る責任がある。40数年前と時局は変化している。第2次安倍政権発足直後のアルジェリア事件(日本人を含む51人の人質すべて救出できなかった)の際に、日本には情報が入ってこなかった。情報は”ギブ&テイク”。特定秘密保護法も大事な情報のやり取りに関わる国家公務員などへの法規制である。一部政党がいう言論の自由を封じ込めるような内容ではない。
42年前の憲法9条の解釈で個別的自衛権を大事にしていこうとしていた頃と今は環境が違う。抑止力上の問題で今、日本は弱点を呈している。何より、民主党政権がいうような個別的自衛権の拡大解釈は一番やってはいけないこと。集団的自衛権は国際的なルールがある。国際的にも最大の効果をもって国民の命を守るのが政治である」
とし、大陸から見た極東の地図を示して、現在日本の置かれている軍事的状況が説明されました。
また、三ツ林ひろみ氏からは「社会保障の在り方について」と題して講演がありました。
「消費税増税で子ども・子育て支援に今年は3000億円を予算化。来年度は7000万円を投入して保育士の処遇改善や学童保育室の充実を実現させる。医療・介護では世界でも例を見ない日本の「国民皆保険制度」の堅持と、地域包括ケアシステムの構築、医師の地域偏在の是正などに取り組んでいかなければならない。平均寿命と健康寿命の差を縮小させ、健康の推進と医療の充実を図って行く必要がある。そのためには無駄を削って社会保障に充てていくことが必要」
とのお話しでありました。
最後に、枝久保氏からは県議の活動はなかなか市民の目に見えにくいが、とし「見えないところで汗をかく基本の姿勢で幸手市の発展のために頑張って行く」との決意が述べられました。
枝久保県議にはお体に気を付けてますますのご活躍をご期待するとともに、枝久保氏の市議時代所属されていた「会派先進」を中村孝子市議とともに受け継ぐ私としても、市議会議員として市政の活性化に向けて頑張って行かなければと心した会でありました。お世話くださった皆さま方、有難うございました。