2014.09.30
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富士見市議会 13年度決算を不認定
富士見市議会は9月定例会最終日、2013年度一般会計歳入歳出決算議案を賛成ゼロで不認定とした、という記事です。決算が不認定になるというのは本当に稀なことで、富士見市でも30年ぶりの採決結果となったようです。
市が市老人クラブ連合会に交付した補助金76万5千円の不透明な使い方が理由で、詳細を調査するため、地方自治法100条に基づき、法的拘束力のある百条委員会の設置を求める議員提出議案が歳出されるなど、採決は夜遅くまでもつれた。
市は補助金のうち21万3799円を対象外の「超過交付額」と判断し、同連合会に返還請求する考えを示したが、議員からは返還請求額以外にも不明朗な使途を指摘する声が続出。「グレーゾーンの返還も求めなければ、市議会があいまいな決算を認めることになる」などとして、市に全容の解明を求めた。
との記事の内容です。
どのような不透明な会計があったのかまでは確認していませんが、市議会として、迫力ある対応がなされている様子に、チェック機関としての気概を感じます。このような厳しい対応が、市政を引き締めるということか。疑問に思ったことはしっかり追及できるよう、私ももっと研鑽していかなければと改めて感じました。