2015.03.28
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もう一言、付け加えさせてください
橋上駅舎と自由通路の整備については、私の考え方をご報告いたしました。しかし、私が、この議案審議と共に、どうしてもやらねばならないと考え、同時に要望し続けていたのが、「駅舎の意匠への市民参加」です。
「駅舎の意匠への市民参加」とは。簡単にいうと、「駅舎のデザインを決めるのに市民のアイディアを募集してほしい」ということです。
これまで市は「駅舎や駅前整備は”まちの顔”の整備」と言って来ました。ところがこれまでの事業の進め方の中で、一度たりと市民に市から問いかけられたものはなし。確かに、駅舎整備自体が市民に説明されない状況で、デザインを募集するという発想があったのか、なかったのか分かりませんが、とにかく「○○駅を模して一番安く仕上げる」という発想の中で、市民は”かやの外”に置かれていたことは間違いありません。
駅舎整備は時期尚早との判断をしながらも、いずれ整備される駅舎なら、「駅舎の意匠への市民参加」はいずれ必ず必要になる、時期は今、と判断し、強力に働きかけを繰り返していました。
その成果として、自由通路に関して、すでに「債務負担行為」で工事費の上限が定められたなかではありますが、せめて自由通路の「色彩」などいくらかのデザインに関して市民から公募することを事業課で取り上げてくれる運びとなりました。
『広報さって』4月号に募集案内(どのような内容となるかは聞いていません。ちょっとお楽しみにしたい気持ちもあるので)が掲載されるようです。広報紙が配られましたらチェックしてみてください。
50年、100年使う駅舎として、本当に市民に愛される、伝統と歴史を感じさせる風格ある駅舎となるよう、多くの皆さまにご応募いただきたくお願いいたします。