2015.04.04
![]()
「統一地方選挙」県議選告示で前半戦スタート
昨日の告示により9日間の県議選がスタート。昨日はわが陣営の枝久保喜八郎候補の幸手、杉戸での出陣式に参加してきました。今回の選挙、県内では立候補者は前回2011年より3人増の164人。定数93を狙います。
わが幸手市は今回から杉戸・幸手が「東11区」となり1議席に3人が立候補しているのは皆さまご存知の通りです。今、政治がおかしくなっていると政治への不信が高まるなか、厳しい目で状況を見守っておられる皆さまも多いのではないでしょうか。
特に埼玉県は県議選への知事の介入で、県議会選がまるで「知事選」や「市長選」の代理戦争のごとき状況に。私は前回の知事選では上田知事を応援しました。しかし、ここにきて、ご自分が提案した「多選自粛条例」に自ら抗い、苦し紛れの抵抗を試みられている姿に落胆を禁じ得ません。
「政治は力学だ」と言う方はいらっしゃるかもしれません。確かに政治とは「力学」であり、一定の磁力がなければ物事は進みません。しかし、「多選自粛条例」をネットで調べてみてください。この条例は知事がご自身に課したもの。選挙の公約の中でも、正に政治信条という政治家にとって大きな意味を持つものです。
首長の執行権は絶大です。埼玉県の予算総額は2兆円を超えます。議会は首長のチェック機関です。このような「代理戦争」に終わらせるのではなく、真に私たちの生活を守る議員を選択しなければ、負担を背負うのは私たち有権者です。政治というと「胡散臭いもの」の代名詞として敬遠されることもありますがそうではないのです。
政治は「政(まつりごと)」ではありますが、「祭り」ではありません。冷静に、皆さまの「目」で今回の県議会選挙、市議会選挙をウォッチングし、皆さまの大切な一票を投じていただければ幸いと存じます。