続きです
④議会関連では、
建設経済常任委員長、議会広報編集委員として各種会議に出席。
14日、建設経済常任委員長として「埼玉幸手・茨城五霞両県を繋ぐ道路整備促進期成同盟会」総会、「幸手市土地開発公社」理事会に出席しました。
期成同盟会とは、幸手市と五霞町を繋ぐ「一般県道幸手・境線バイパスの建設促進」に関する要望活動のため結成された会で、その活動は今年14年目を迎えたということ。現在の県道の老朽化に伴い、新しくバイパス道路を建設するもので、幸手市側は「渡辺家」さんから権現堂堤の東端を上り、中川に新橋りょうを架け、五霞に繋ぎます。1本の道路が完成するまでには長い歳月と関係する多くの皆さまの努力が必要なのですね。
この事業では約10億円の事業費に対し、国の補助5億円、両市町で各2.5億円ずつを折半することとなるようです。工事は進んでいますが、中川への橋りょう架設(埼玉県が施工)など、完成までにはもう少し期間がかかるようです。来る8月24日には要望活動のため、期成同盟メンバーにて茨城県庁(水戸)に出かける予定となっています。
土地開発公社理事会は昨日開催されました。理事として、執行部のほか、議会から正副議長、議会運営委員長、3常任委員長が出席。平成26年度の事業報告・決算報告、土地開発公社所有地に係る起工承認について可決しました。
幸手市土地開発公社の公有用地は6カ所で、面積は30,788.67㎡。財産目録では、資産合計2,309,910,188円に対し、負債合計は1,516,919,084円となっています。
「起工承諾」とは、市が進めている西口区画整理事業において今後整備される「仮設道路」が土地開発公社が地区内に所有する土地の一部をかすめます。その土地を幸手市が買い戻すのではなく、本道路として実際に供用されるまでは使用承諾を以って公社から市が無償借受けすることを承諾するものです。供用時には市が用地を買い戻すことになるようですが、工事の進捗などとの兼ね合いから、買い戻しの期日は未定です。
この買戻し費用が、今年2月の財政シュミレーション、重点プロジェクト資金計画で西口整備費として未算入というのはいささか気になるところです。3筆1,073㎡。買戻し額としては2~3億円が想定されますが、土地区画整理事業費に加算されるであろうこの費用を幸手市が買い戻す原資はどこから手当てするのか。今後も注目していかなければなりません。