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地方創生「地方版総合戦略」

2015.10.31

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埼玉県まち・ひと・しごと創生総合戦略」(素案)パブコメ募集

 埼玉県では、人口減少や少子高齢化に対応するため、今後5年間で推進すべき取り組みを上記素案としてまとめ、その策定に当たり、県民の意見を反映するため県民コメントを募集しています。

 募集期間 平成27年10月16日~平成27年11月13日
 意見の提出方法 郵便、ファクシミリ、電子メール
 問合せ  埼玉県企画財政部計画調整課 計画・政策調整担当
 ※ 素案の検索は 
     埼玉県HP総合トップ⇒牽制情報・統計⇒計画・施策 で

 30ページほどの素案です。10月24日付けの埼玉新聞では、「17の主な施策が示されたが、新規はなく既に取り組んでいる施策を発展・深掘りさせる内容となっている」「総合戦略を審査する県議会・特別委員会からは『総花的だ』という意見もでている」とし、今後、パブリックコメントを踏まえた上で、それぞれの施策に具体的に踏み込み、内実が伴うものにするための工夫や仕掛けが求められる、としています。

 今、国も県も市町村も、少子・高齢化という日本の根本課題に取り組んでいかなければならず、3者が一致することで財源の確保ができる一方、国や県の補助金頼りでは、どんぐりの背比べ。政策が重なり、日本全体が「金太郎あめ化」することもあり得ます。

 東京から50キロ圏内にあるという最大の特徴を、わが町、幸手市がどのように生かしていけるのか。この時代に市政を預かる首長には大きな責任が伴います。まずは、県の創生戦略を読み、そして、わが町の特性を活かす戦略を考える。
 私は県政にはあまり市町村の施策に深入りするのではなく、例えば、子ども医療費のような、すでにナショナルミニマム化し、これ以上市町村で競い合うと「無料化」に行き着くような施策は県で引き取るなど、市町村が本当の意味で、戦略で競い合える環境を作っていただきたいと思うわけです。

 先日の市長選挙は、私たちが押した候補の落選、投票率の低迷と、私としては二重に残念な結果でありましたが、一日、一日、営まれる市民の皆さまの生活の安心や安全、まちの発展のために、今後3年半を、今まで以上に地に足の着いた活動でまい進したいと、決心を新たにしています。意見を言うべきときには意見を言い、ご意見を聞くときにはしっかりとご意見を聞く。この積み重ねしかありません。

 皆さまには、これからも身近なこと、市政、県政、国政、国際情勢に関心をお持ちいただき、ご意見など頂戴できれば幸いです。地方創生は日本全国の自治体で進める「大仕事」です。幸手市がこれからの5年間を無為に過ごすことはあってはなりません。12月議会では「幸手市版総合戦略」が素案として公表されるのではないでしょうか。その前段として、まずは「県版総合戦略」を読んでみましょう。

しばらくぶりのブログ更新です。選挙期間中には一日のご観覧者が500人を超える日もありました。本当に有難うございました。これからも皆さまの御期待を裏切らないよう心して参ります。皆さまにはこれからも更なるご指導、ご鞭撻、ブログご観覧のほどお願い申し上げます。