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松田まさよ一般質問で問うこと
前回のブログを書き込んでから、あっと言う間に一週間近く経ってしまいました。12月議会の一般質問通告の提出期限が17日だったこと、また、昨日から、公園等指定管理に関する調査特別委員会が始まったこともあり、この間は情報収集や質問項目の選定等に没頭しておりました。毎日、ブログに訪れてくださる皆さまには申し訳ございませんでした。
以下、12月議会の質問事項です。これからこれらを質問として組み立てていく作業があるので、また、しばらく更新ができないことがあるかもしれませんが、できる限り”旬”な情報をお届けできるように頑張ります。皆さまにはどうか、このブログを時々覗いてみてくださいませ。
『松田まさよ一般質問』
議会が11月30日から始まります。登壇は12月3日(木)の午後となる予定です。
1.市長公約と財政問題について
2.治水対策について
3.免許証返納者に対するサポート体制について
1.では、渡辺市長が選挙期間中に市民に対して説明したとされる「5年前に50億円だった地方債は38億円になり、13億円だった基金(市の貯金)も今は32億円ある」の真意と、財政に対する認識などについて問うつもりです。そのほか、市長公約で幾つか、気になる項目に対して事業の構想、財源的裏付け等を聞くつもりです。
2.では、浸水被害の検討状況を問います。今年9月の台風被害で、幸手市の課題の中でも最重要課題が「水害対策」であることが、多くの市民の皆さまの共通認識となったのではないでしょうか。今般の市長選挙でも、現職、挑戦者の両陣営が「治水対策」への取り組みを謳いました。
私は、何事にも原因があり、その原因をしっかりと究明することは、政策の”いの一番”だと思っています。この項目では、本気で水害対策を行っていく前段となる原因究明の現状、倉松川や大中落の遊水施設の設置や排水設備強化への取り組みへの考え方、強化策を問いたいと思います。
3.では、高齢化の進展で移動の足である「自家用車」の免許を返納する市民の増大が予想されるなか、幸手市としてこの問題にどう取り組んでいくのか問いたいと思っています。
現在も警察などでも事故防止の観点から様々なサポート制度に取り組まれていますし、民間交通機関には対応を始める動きも出ています。幸手市では今年10月から「デマンド型交通システム」を施行してますが、高齢者の免許返納で、市民生活にどのような変化が出てくるのか。今後、生活の足の確保としてどんな準備をしていくのか、問いたいと思っています。
最近の新聞をお読みの方はお感じになっているかと思いますが、今、日本は加速度的に様々な制度が変わり、世の中が変容しています。どんな変化を受け入れていくのか。個人、地域、民間、行政、それぞれが前向きで建設的な議論をし、「わが町はかく在る」というまちの方向性を見つけていかなければなりません。それが「地方創生」の本旨であり、この本旨を忘れて「あれもこれも」では、日本全国「金太郎あめ」となってしまいます。「あれかこれか」を交通整理していかなければならないのです。
治水対策でも書きましたが、まずは現状をしっかりと把握・分析し、そして、課題を交通整理して対策を立てる。これに尽きるのです。
これからの4年は幸手市の正念場です。これからの幸手市が、「住んで良かった」「住みたい」自治体ナンバーワンとなることを目指して、まずは市の現状を共有認識し、前向きな議論となるよう、質問内容を組み立てていきたいと思います。
♥質問したい項目は山積みです。その中から悩んで悩んで、今回は上記の3つに絞りました。質問通告は正午が締め切りなのですが、なんと、持って行けたのは11時50分。こんなに余裕なく提出したのは初めてです。農業、経済などなど、取り上げたい項目に後ろ髪は惹かれますが、1つずつしっかりと取り組んでいけたらと思っています。