2015.12.21
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短時間勤務職員(保育士など)の給与改善を図る条例案 可決
今議会では9件の条例案が策定・改正されました。その中からいくつか主なものをお知らせいたします。まず1つめです。
■幸手市一般職の任期付職員の採用等に関する条例
【提案理由】
地方公共団体の一般職の採用に関する法律及び地方公務員法第24条第6項に基づいて、職員の任期を定めた採用及び任期を定めて採用された職員の給与の特例に関し、必要な事項を定める。
【解説】
いくつかのポイントがありますが、まとめますと、高度な専門的知識経験や優れた識見を有する人で任期を定めて採用された職員=特定任期付職員(臨床心理士やカウンセラーなど)や、短時間勤務職員(非常勤の保育士・栄養士など)で正規の職員と同じ仕事をしている人を正規職員と同等の給与体系で処遇していこうという主旨です。また、3年以上の任期を定める場合、5年以内なら更新が可能となる特例も定められました。
任用期間の長期化や給与処遇改善は、市にも任期付の保育士さんにも安定的な雇用という面でメリットが期待されるものです。