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議員研修会のようす
最近またまた慌ただしく、書きかけては置き、書きかけては置きで、ブログの更新が途絶えています。訪問くださる方には本当に申し訳ございません。今夜はいろいろ溜まったいろいろなことを発信してみたいと思います。
始めに、1月15日に開催された市議会議員研修会について。市議会では昨秋の豪雨時の水害被害の甚大さと県の管理施設の倉松川や大島新田調節池の整備促進を要望する意見書を12月議会で取りまとめ、1月13日に正副議長と私、建設経済常任委員長が杉戸県土事務所に直参してお願いをしてまいりました。
そして、「幸手市を巡る総合的な治水対策の現状」の理解を深めることを目的に、年明け早々1月15日に勉強会をセッティング。午前中は県の出前講座を受講し、午後は国の管理施設『首都圏外郭放水路』と県の管理施設の大島新田調節池の視察を実施いたしました。その報告をいたしたいと思います。
県政出前講座 『総合的な治水対策~水害に備えて~』
講師:埼玉県総合都水事務所
内容:①中川・綾瀬川宙域の特徴と課題
②総合的な治水対策
③水害について
【説明より】
幸手市を含む「中川・綾瀬川流域」の特徴は、利根川・江戸川・荒川に囲まれた低平地で、流域面積は熊谷から東京湾に広がる987?。勾配が緩く水が流れにくく、お皿のような地形で水が溜まりやすく、そして、人が住みよいため、急速な都市化が進んだ地域というのが特徴です。
中川・綾瀬川の県管理河川の改修率は約40%。近年の整備進捗率は年1%程度(県全体)となっているとのこと。幸手市を起点とする倉松川の河川整備は、牛村病院前の牛村橋から国道4号線までの未改修部分を残し、下流はすべて改修が完成しているとのことでありました。
さて、今、県と幸手市は協議会を立ち上げて『総合的な治水対策』を進めています。総合治水対策では、これまで国交省、埼玉県、東京都、茨城県および流域関係28市区町をメンバーとして、それぞれ役割を分担し協力して治水安全度が高められてきましたが、平成26年から、河川管理者である埼玉県と内水排除施設の整備を担う幸手市とは、更なる水害被害の軽減のため、『河川・下水道事業調整協議会』を設置し、連携して浸水対策の調整・検討が進めることとなったのです。
その総合治水対策が流域整備計画策定で目標としているのは、48時間雨量217㎜に対応できること。そして整備の方針は、市街地で浸水被害を30㎝、それ以上は1時間で排水できる河川改修や、遊水池・放水路・排水機場の整備など。農地の遊水機能は稲に被害が出ない程度とされているとのことでした。
そのようなことを午前中に学習し、午後はいざ、『首都圏外郭放水路』見学へ。これについては次回のブログで。