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埼玉県の新予算より 河川堤防強化策

2016.02.20

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県の豪雨対策 6河川堤防集中強化

 本日の埼玉新聞より

 上記表題にて、県が2016年度から取り組む、河川の堤防強化策が取材されていました。昨秋の関東・東北豪雨が茨城県から埼玉県の東部地区に甚大な被害をもたらしたこともあり、県では、慢性的に内水害が発生する地域の堤防強化に着手。16年度一般会計当初予算案には事業費21億4000万円が計上されたようです。

 さて、幸手市でも昨秋の豪雨では多くの被害が発生し、市議会でも対策を求める意見書を埼玉県に提出したことはすでにお知らせした通りです。すぐにでも整備をしてほしいという思いはありますが、しかし残念ながら16年度の県予算では強化策の対象とならず、来年度の対象堤防は、新方川(越谷市)、新芝川(川口市)、九十川(川越市)、入間川(狭山市)、元荒川(越谷市)、倉松川(春日部市)の6河川となるようです。
 私たちとして気になる倉松川ですが、来年度は下流の春日部市で両岸200mが強化されるようです。これによって幸手市にどのような改善が期待できるのか。これについては、私もできるだけ追跡をしていきたいと思います。

 また、私たちが意見書として提出した倉松川の護岸と大島新田調節池の改修については、大きな予算はつかずとも、できることから少しずつでも改善されるよう注視していきたいと考えます。倉松川の改修部分は現在設計が進められているとの情報であります。たいへん工事の難しい区域であるとも聞いておりますが、進展がみられたときにはこのブログでもお知らせいたします。