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会派先進の同士、中村たか子氏と木村治夫氏の一般質問より
私の一般質問に引き続き、今日は中村氏、木村氏の質問のやりとりを要約してお知らせいたします。
まず、中村たか子氏ですが、2つの質問をされました。1つには「自転車の安全対策について」、2つ目に「タウンミーティングについて」。
「自転車の安全対策」については、子どもたちへの安全指導とともに、高齢者への安全対策の強化が重要。特に高齢者の場合は事故から寝たきりになるケースを危惧しているとし、対策を問いました。
市民生活部長の答弁では「子どもたちへの指導として毎年各学校で「自転車安全教室」を実施。今年、東中学校が交通事故「ゼロ」で県の褒賞を受けるなど効果は上がっている。合わせて、高齢者への指導についても今まで以上に対策を講じていく。また、昨今の道路交通法の改正で自転車は車道走行を徹底することとされ、車道を走る危険性は増している。今年度中に区長会や各種団体に安全意識を高めてもらうよう周知していきたい」とのことでした。
2つ目の「タウンミーティング」については、開催の意義と、交換した意見を市長としてどう活用していくのか、そして、市政報告会との違いについて質問がなされました。
市長の答弁では、「市民の意見を直接聞けた。地域の問題に関して意見交換して市政に活かしたい。市政報告は一方通行、意見交換でできるだけ多くの声を聞く」とし、中村氏の「どう活かすのか。活かすためには何か目標設定をしてミーティングに臨むのか」との問いに具体的な答弁はありませんでした。
さらに、中村氏から、市政報告会で市政の動きや将来展望をお知らせした後、市政運営への意見を広く細かく聞いた方が良いのではないかと再質問がなされ、市長は「今後開催するタウンミーティングでそのような声が上がれば考えていく」としました。
最後に中村氏は、市のホームページの『市長の部屋』も他の自治体の長の同様のものと見比べて動きが感じられない。もっと市政や市長の姿勢、行動について広報されるべし、との意見を静かな中にも凛とした口調で述べられました。