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6月議会一般質問

2016.05.24

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3月議会のご報告が終ったと思ったら…

 22日に市議会報告会が終って、昨日は6月議会の一般質問通告の締切日でした。私も提出してまいりました。明日、25日は議会前例会の「議員全員協議会」が開催されます。議案とともに、いろいろな資料が提示されるものと思われます。時々刻々進んでいく毎日。立ち止まってはいられませんね。

 さて、6月議会一般質問で私が取り上げるのは、以下の3点です。

 1.「さってアフタースクール」の運用について
 2.災害対策の新たな課題について
 3.デマンド交通の利便性向上と幸手市公共交通の今後について

 1.では、「さってアフタースクール」導入の経緯、事業の目的や内容と効果検証の方法、事業運用に対する教育長の考えなどを質します。
 この事業は純粋に文科省の補助金ではなく、地方創生の交付金を使って事業が推進されています。幸手市の義務教育の課題と地方創生がどのように事業の中で整合性が持たれているのか。私は3月議会の審議や幸手市版総合戦略策定において議論をしてきましたが、その時みえなかったことが、その後、いろいろ出てきており、運用面なども含め、それを明らかにできればと思っています。
 私は、アフタースクールは子どもたちの放課後の過ごし方に大きなインパクトを与える事業で、効果に対して余程計算し尽くして実施すべき事業であると捉えています。子どもたちにとっても、幸手市の義務教育にとっても最大限の効果があがるような体制での運用を期待しての質問です。

 2.では熊本大地震で浮き彫りになった新たな災害対策課題が各自治体に突き付けられています。幸手市は課題の抽出がどのような状況にあるのか。いざという時に「使える=動く」しくみの構築に向け、質問をしたいと思っています。また、幸手市で常習化している水害対策は「想定内」に取り込むべき範囲が広がっています。私はこれまでも、対策には原因究明が先決としてきましたが、浸水被害の調査状況がどうなっているのか。対策は進んでいくのか、質問したいと思っています。

 3.では、地域公共交通を取り上げます。先日の市議会報告会でも利用者の方から利便性向上を求めるナマの声をお聞きしました。幸手市はデマンド交通を取り入れた以上、さらに利便性を向上させることは当然でありますが、闇雲に台数を増やすというのは民業との関係から限界があります。その中でどうしていくのか。また、私は以前、運転免許の返納者が増えることへの対応について質問をしたことがあり、高齢化が進む近未来の公共交通がデマンド一本で大丈夫か心配をしています。今後の公共交通の充実、交通弱者対策の今後について質問しようと思っています。

 私の質問の受付番号は10番でした。今回は、財政問題や駅舎事業を取り上げる議員も少なくないようです。私もとても気になることですが、それらの質問は他の議員に任せ、私は事業費の試算などを絡ませながら、教育など3点に集中します。おそらく、一般質問2日目の最後の登壇となるものと思われます。これから準備をして臨みたいと思っています。