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最後に木村治夫氏の一般質問です
木村氏からは、市道の歩行の安全対策と渋滞について、また、幸手高校統廃合について質問がなされました。
1つ目の質問では市道「2-16号線」といって、幸手駅から秋谷病院ー幸手中ー幸手商業の横を抜ける道路です。木村氏は、この道を利用する幸手中の生徒の登下校交通安全対策について取り上げたのですが、その指摘を聞いて改めて驚きました。まず、平成25年、来年4月に幸手高校と幸手商業高校が統合され、「幸手さくら高校」となることは皆さまもご案内の通りです。
そこで、木村氏は、来年の開学時には、通学する生徒の数が、高校生が645人、中学生が現在で544人、合わせると約1200人もの学生がこの道を通学することになる。通学時間帯の重なりを考えると、安全対策が必要ではないかと質問。
市民生活部長からは「現在、片側グリーンベルトを設置するなど対策を講じているが、更なる対策として現在一方通行をなっている5.4mについても幸手警察署と協議を行っていく」との答弁がありました。
木村氏はさらに、この道路の過去の事故件数などを挙げ、グリーンベルトを広げる時期について再質問。部長からは「これからの協議。出来るだけ早く対策を講じる」と答弁がなされました。
確かにあの狭い道路を登校時、1200人近くの生徒が徒歩、自転車で通学するとなるとやはり安全対策は検討されなければなりません。今回の木村氏の指摘で対策が早まったものと確信いたします。
さて、同じく市道について、2つ目の質問では「1-25号線」、すなわち国道4号線から石塚病院さん前を抜け、五霞町に通じる道路ですが、この渋滞がひどく、地元からは排ガスや大型車両の騒音、事故の不安などが聞かれる。また、その渋滞を避けるため、権現堂から続く土手を通り、1ー12号線(土手方面から渡辺家さんに出る道)で市内に流入する車両も多く、たいへん危険な状態である、とし、対策について質問。
市民生活部長からは、「北3丁目の交差点から1-25号線の渋滞については、1-25号線の幅員が狭く、右折レーンができない。右折レーンがないと信号機の改良(時差式など)も困難と幸手警察者からは言われている。解決策を検討中」との答弁がありました。
以前にも書きましたが、幸手市を走る道路は全長約500kmあり、くるくるしているうちに東京から大阪まで行ける距離があります。この全ての道路が快適に整備されるというのは難しい面はあるのでしょうが、やはり、地道に対策をしていくしかありません。
今議会では他の議員からも道路行政について質問があり、市民生活の安心安全により一層の取り組みが求められます。
以上、会派先進3人の一般質問の要旨をお知らせしました。