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お酒に弱い女性は年を取ると骨が折れやすい by 慶応大研究チーム
今日も新聞の後読みをしていますが、28日の朝日新聞に上記のような記事が。何となく気になる記事でしたので取り上げてみました。先のブログが長かったので、独り言程度、軽めにお伝えいたします。
さて、この研究は27日付けの英科学雑誌「サイエンティフィック・リポーツ」で発表されたものということですが、女性は閉経後に骨粗しょう症になりやすいが、アルコールの分解にかかわる遺伝子が弱いとさらにもろくなる可能性があるというのです。
同大医学部の特任教授(整形外科)らは、アルコールを分解するときに働く酵素をつくる遺伝子「ALDH2」に着目。この遺伝子の働きが生まれつき弱い人は悪酔いの原因となるアセトアルデヒトをうまく分解できず、酒に弱くなるというのです。
中高年の女性で大腿骨骨折をした人と骨折をしていない人の遺伝子を調べて比較すると、骨折をした人の中でこの遺伝子の働きが弱い人が半数以上だったということ。さらに調べると、遺伝子の働きが弱い人の骨折リスクは、ない人の2.3倍高かった。ただし、マウスによる実験では、ビタミンEを補うと機能が回復したということです。
教授は「お酒に強いか弱いかは生まれつきで変えられない。だが、骨折のリスクをあらかじめ自覚し、ビタミンEの適度な摂取で予防できる可能性がある」と話しているということですが。
さて、私は幸いにも??お酒はたしなみ程度にいただける体質です。自分が、女性にとって高齢化でとても心配となる骨粗しょう症に「強い」遺伝子を持っていると知って有難いですよ(笑)。
ただ、お酒をたしなむ方には別の骨折リスクが伴うことも。それは、お酒に酔って転倒することです。さ~て、どっちのリスクが高いか。お酒たしなみ派としては気を付けなければ(笑)
それにしても、この研究結果は男性にも当てはまるのでしょうか。女性より男性の方が酔っての転倒リスクは高いものと思われます。お互い用心いたしましょう(笑笑)