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日本には本当に希望はないのか

2017.10.16

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乞う小池さん、まずは都知事として東京一極集中是正に尽力を!!

 先日ご案内していましたJAみずほ埼玉支店駐車場での街頭演説会には多くの皆さまにお集まりいただき誠にありがとうございました。選挙戦も中盤となり、わが地域では相変わらず街宣車の往来も少なく、静かな選挙戦が続いていますが、皆さまに熱いご支援の輪が大きく広がっていることを痛感する演説会となりました。一部ご報告です。

 昨日より冷たい雨が降っておりますが、14日はなんとか曇天の中、斉藤健元農林水産大臣(千葉選出)、JAみずほ埼玉支店長さま、幸手市のお米大使ベナン共和国ゾマホン元全権大使の応援をいただき、三ツ林候補(埼玉14区小選挙区)、越水候補(公明党北関東ブロック比例区)からそれぞれ訴えがなされました。
 また、渡辺市長も応援にかけつけ、幸手市にとって地元選出国会代議士の存在は大きいと、支援を訴えていました。全国自治体が約1700。衆院議員定数は466議席。小選挙区では1人しか当選しないのですから、地元選出代議士は非常に貴重だということです。

 それにしても、市議会にいて、地方が希望を語るためにはまずは東京一極集中を上手に是正することが第一義と私は思っています。東京の通勤ラッシュの動画がネットにアップされていますが、過酷のひと言。なんで東京に一極集中しなければならないのかと思う光景ですね。わが家の夫も過酷な通勤地獄を勤め上げてくれましたが、家族のために本当にご苦労様でしたと言いたい。
 確かに、東京になくてはいけない機能や企業もあるでしょうが、もう少し地方に分散できるものはないのか。職住一致で豊かに暮らせる田舎創生は不可能なのか。通勤ラッシュ「ゼロ」という前に、地方への上手な分散も考えていただきたい。私は以前にも書きましたが、東京を代表とする大都市が人・カネ・エネルギーを失うような施策を望んでいるのではありませんが、東京都も一地方自治体であり、地方同士で知恵を出し合うべきです。東京都の財力での押し切りはNGです。今の東京の保育園・幼稚園事情も然り。今のようなあまりに人が集まる仕組みを変えないと、いくら地方が「地方創生」をしても追いつきません。地方でもいいことは地方に。
 もちろん、地方にも責任があります。いくら国・都が笛を吹いても地方が躍らなければ現実は変えられない。地方の魅力づくりは地方の責務です。

 先日の齊藤元農林水産大臣が地方の一次産業を大事にしていくことと、農産物の輸出という例をあげて、まだまだ地方にはやれること=希望はあると力を込めておっしゃっていました。また、三ツ林氏は埼玉東部地区の医療環境も充実について力強く述べられていました。これも地方の生活に欠かせない分野です。

 独り勝ちの東京都知事が「日本には希望がない」と言ってどうする。着実で堅実な政策があれば、都会も田舎も両方がキラキラ輝く、そんな日本は絶対できるはず。

 さて、選挙はこれから後半戦に。このところしつこくて申し訳ございませんが、来る19日(木)平日ではございますが、幸手市北公民館で午後3時より自民党三ツ林氏の個人演説会が開催されます。なかなか候補者のナマの訴えを耳にする機会のない国政選挙です。お時間のあられる皆さまには是非ご参集賜りますよう。