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市の報告事項より

2017.11.23

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昨日の全員協議会での市からの報告

 前回9月議会では議会での配布資料等の中から国民の権利である「陳情等」についてお知らせしましたが、今回も市の報告、資料の中から、いくつか大事な報告について、私の備忘録を兼ね一部詳細を掲載いたします。

【請願】市立吉田幼稚園の存続に関する請願
≪件名≫市立吉田幼稚園の存続を求める件
≪趣旨(要約)≫市立吉田幼稚園は昭和54年開園。多くの卒業生を送り出してきたが、近年の少子化と社会構造の変化に伴う園児減少と施設管理の財政的理由等により、存続が危ぶまれている。吉田幼稚園は幼児教育の環境としてはこれ以上の幼稚園はない。まだまだやり方によって持続的発展は可能と思われる。議会においても十分審議をし、同幼稚園の必要性を理解し、存続ができるよう、特段のご配慮をいただきたい。

 私も今回、一般質問で同幼稚園について取り上げますが、この請願は今議会において文教厚生常任委員会に付託されることになりますので、委員会審議に先立つ一般質問では、私も慎重な質疑を心がけたいと思います。

【中島用悪水路土地改良区に対する補助金に関する調査等の進捗について】
≪調査の対象≫
 中島用悪水路土地改良区に対する平成19年度から平成28年度におけるかんがい排水事業補助金(過去10年分・計70事業)
≪調査の内容≫
 土地改良事業関係補助金交付要綱に基づき交付された補助金に係る事業又は経理の状況
≪調査等の結果(現時点)≫
 補助金の対象事業について、平成26年度及び平成22年度を除き、国・県の補助事業とみなされるものが混在しており、それらの事業も他の土地改良区が単独で実施した事業と同様の補助率で取扱いされていた。このため、同土地改良区に対する市の補助金は過多となっていることが、、調査によっても確認された。
 なお、国・県の補助事業とみなされるものについては、いずれも埼玉県土地改良区事業団体連合会から交付金又は補助金として交付されていた。

≪今後の予定等≫
(1)引き続き、同土地改良区理事を始め、理事及び事務職員から事情の聴取を行う。
(2)一連の調査等が終了した後、補助金が方となっているものについては、返還額を決定し、同土地改良区と協議を行う。

 補助金の「二重申請」について調査が進められています。9月議会の「会派先進」報告書で記載の顛末通り、現在調査の真っ最中であり、この報告は中間報告。調査終了の目途はまだ立っていないができるだけ早急に進めるとの部長説明でありました。私たち会派も、この調査をきっかけに、庁内全体でこれら問題の再発防止に取り組むよう、9月決算認定の討論で求めています。最終調査結果を見守りたいと思います。