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水害対策 改善に向けて

2017.12.14

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朗報!! 市の最大の課題「水害対策」一気に加速化

 朗報です。今12月議会補正予算に水害対策費が計上。各地の水害対策が一気に加速しそうです。

 すでに皆さまご承知のとおり、幸手市には豪雨時の水害常習地域があります。中でも幸手市の雨水排水の多くが集まる大中落悪水路と中落悪水路の2水系周辺は長年懸案の場所です。そのうち、前のブログでお伝えした中川崎・中5丁目境界周辺は中落悪水路を終点とする水系で、ここについては今後の調査がほぼ約束されたとお伝えしましたが、それとは別に、もう1本の排水路である大中落悪水路(牛村橋左岸側)と、上高野1丁目地区の対策費が今年度の補正予算で予算化されます。

 牛村橋左岸周辺は、北側用水路を起点とする3本の排水路が集まる地域で、豪雨時の水量の多さだけでなく、3本の水路が合流して2本になる構造も相まって住宅の床下浸水を繰り返している地域です。
 これまでも様々な対応はなされてきましたが、改善には及ばず。私は詳細な現地調査を求め、現場写真を提示しながら粘り強く抜本対策着手を訴えてきました。そして、山は動いた…。これまでの地域の方、多くの議員の訴えも奏功し、ついに浸水・冠水対策は今回の予算化で改善に向け大きく前進することに。 
 実は今年7月の台風21,22号で、ここでも長年我慢をしてくださっていた地域の皆さまに、あきらめと疲労の色がピークを極める状況を感じていただけに、朗報をお伝え出来ることがほんとうにうれしく、私もほっとしています。

 さて、今後の工事についてですが、本日の建設経済常任委員会の説明では、大中落左岸側はこの調査結果をみて新たな排水路若しくは排水管を埋設するなど手法を検討し、来年度以降予算で排水強化工事を行う構想と。さらに上高野1丁目周辺は12月議会で補正予算が議決されたら今年度中に水路の補修工事を実施。この辺りで残る常習地の大中落右岸側も今後調査を行う予定ということで、ここにきて西側地区の水害対策が大きく進展しそうです。
 今後も進捗を見守ってまいります。