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年末も押し迫り

2017.12.26

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人のつながりの大切さ

 いよいよ暮れも押し迫ってまいりました。毎日寒い日が続いていますが皆さまには年末の大掃除等お忙しいことと存じます。

 私は未だお掃除に着手できないまま、昨日は私が議員となっている「利根斎場組合」の議会に出かけました。利根斎場というより皆さまには「メモリアル利根」という方が分かりやすいでしょうか。メモリアル利根は加須市、久喜市、幸手市、宮代町の3市1町が組合方式で運営しています。私はその組合議員として開催される議会に出席をしています。昨日はその議会の最終日で、議案はすべて可決。滞りなく閉会となりました。

 いつもならその後は三々五々と帰路に就くのですが、昨日は宮代町の議員さんと少し情報交換をする機会を得まして、有意義な一時を過ごすことができました。

 宮代町は今、「農のある町」を標榜し、農業政策に力を入れる中で、人口がわずかながらも増加している町です。また、最近町長選があり3期目を目指した首長が落選。新しい町長さんに代わったという状況にあります。
 お話によると、これまで2期、ずいぶん頑張って来られた前町長さんが新人に敗れたということ。随分実績がおありなようなのに…、人心にアピールするのはなかなか難しいものですね。そして新町長は町の職員だった方ということで、内部事情を知った町長さんがどのような町政運営をされていくのか。その町議さんはこれまでの町長の路線を継承してほしいとの立場から今後の展開を注視しているということでありました。

 また、宮代町は小さな町だからこそ、目指すのは「コンパクトシティ」だと明快におっしゃっていました。宮代町は皆さまご承知のように、幸手市よりも小さな町ながら、町内には3つの駅(東武動物公園・姫宮・和戸)があり、ニュータウン開発等で新住民が多いということです。そして、幸手市同様、その新住民が高齢化を迎えている。そのような中で「小さくてもキラリと光るまちを作る」という熱意が実は今、若い人を惹きつけています。
 皆さまは宮代町立笠原小学校をご存知ですか?竜宮城のようなユニークな建物は昔の名物町長が発案者で、宮代の50年先を見越して作られた遺産だとおっしゃっていました。今、その笠原小学校の教育に共感する若い世帯の移住が増えているというのです。そして、農業だけではなく、今、東武動物公園駅では東武鉄道に伍して開発を進めているという。ちなみに、いろいろな条件はあるでしょうが、宮代町にある東武鉄道駅には東武鉄道の投資が結構あったということ。幸手市の駅舎整備28億4500万円に対する6000万円の比ではない金額です。このような交渉はすべて「首長の熱意次第だ」と町議さん。 
 この町議さんは4期を務めるベテランで、柔らかなお話しぶりから懐の深さを感じました。前回のブログで他のまちとの広域的な連携が必要であると書いた私でしたが、昨日は改めてわがまちを客観視でき、新たな視点をいただけてよかったです。次の一歩を考えるよい機会となりました。

 さて、あと数日で新しい年が始まります。私も心機一転。お正月にはこれまでのいろいろなことを反芻しながら、新年の計を立てたいと思います。

と言っても、実は実は、まだ大掃除が全く手についていませ~ん(汗)。雑然と書類に埋もれて、今はまだパソコンに向かって残務整理をしている訳ですが、本当に暮れも押し迫り、いよいよお掃除をしない言い訳ができないギリギリにまで追い込まれてきましたよ(笑)。こればっかりは自分がやらなければ始まらないし終わりませんね。
 このブログを書いたら、少しは片づけをやりましょう。頑張らなくちゃ。