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3月議会が終わって

2024.03.24

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ブログの更新が遅れて申し訳ございません

3月4日に幸手市議会の現状をお知らせし、11日に総務常任委員会の審議概要をお伝えしてからまたまた10日以上経ってしまいました。その間もブログを書いたり消したりしていたのですが、建設経済常任委員会の審議概要をお知らせする前に3月議会は最終日を迎えてしまいました。最終日の採決結果は、最終日追加議案となった条例改正案が継続審議となった以外、市長提出議案は賛成多数及び全員賛成で全て可決されました。この条例改正案は公務員の退職年齢引き上げに伴う役職定年者の職名に関する案件でしたが、過半数以上の議員が最終日提案・採決という性急な審議ではなく委員会で慎重審議とすべきと判断し継続審議となりました。これにつきましては、新年度に総務常任委員会で改めて審議することに。その結果もみてお知らせいたします。

さて、ブログ更新が滞っているうちに、15日には市立中学校の、21日には市立小学校の卒業式があり、20日からは桜まつりが開催されています。いよいよ桜の開花🌸が期待されるところですが、この頃は寒さが戻り、昨日は霙(みぞれ)まで降る状況。開花はもう少し後になりそうですね。皆さまにはご体調を崩されることなくお過ごしください。

♥3月議会の間も、関係者が誰一人問題としていない事柄をただ一人問題視し、私に対する個人攻撃を続けておられる議長に抗議の意を伝えました。3月議会も議会運営を巡って視界不良が続いていますが、いずれ真実は明らかになると思っています。

3月議会議案審議

2024.03.11

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総務常任委員会の主な事業、審議

総務常任委員会は2日間の予定日でしたが1日で終了。総務常任委員会は歳入全般と歳出のうち、財政や政策、庶務、契約、広報公聴、などの各部署の事業を審議します。一般会計予算についての主な審議内容をお知らせします。

【歳入】
市税については、市民の皆さまから収めていただく大切な財源です。新年度予算では、個人市民税は前年度比2.4%、法人市民税は前年度比1.8%の増額見込みです。国民の可処分所得が増加していることを見込んでいます。また、固定資産税、都市計画税は前年度比減額計上に。3年に一度の評価替えや都市計画税の納税義務者の減額が主な要因です。

【歳出】
○広報公聴費 ふるさと納税
毎年、予算、決算で多くの質疑がなされる事業です。ふるさと納税の仕組みは既にご承知かと思いますが、幸手市の場合、
ふるさと納税額ー(ふるさと納税事業業務委託料➕ふるさと納税サイト使用料)=幸手市の収入となっています。幸手市では、ふるさと納税ポータルサイトを10件使用。業務委託料には返礼品代、配送料を含みます。収入として残るのは約45%となる計算です。2016年から全国で返礼品競争が始まり、幸手市でも返礼品開拓をしたり、市民まつりでブースを設けたりと努力をしていますが、なかなか納税額が増えない現実は否めません。
市外の皆さまには是非とも幸手市のふるさと納税をよろしくお願いします。特に、幸手市に親御さんがいて今は市外に住んでいるという皆さまにはふるさとを思い出しながら、是非とも納税にご協力くださいますよう。そして、返礼品の美味しいお米やふるさとの味をお楽しみいただき、幸手市の活性化にもご協力いただけると本当に有難いです💖✨

○市庁舎整備基本構想策定支援業務委託
本年度と2か年で基本構想を策定します。プロポーザルによる公募で選定された建築家の遠藤克彦事務所さんが茨城大学さんとJVにて業務を支援くださいます。通常のコンサルタントさんと何が違うのか。幸手市としても初めての試みで、私は期待しています。
2月、3月の市民ワークショップ、今後は各種アンケートなどを実施しながら秋ごろの素案作成を目指します。基本構想は、庁舎整備の基本的な条件の整理や財政規模などを位置づけます。具体的な計画はその後となりますが、基本構想に多くの市民の方に関心を持っていただくことが一番大事です。私も何度もこのブログで取り上げて来ましたし、私は、今議会の一般質問で積極的な情報発信を要望しました。
いよいよ山が動くところまで来ましたね。今後、いろいろな媒体を通して情報が発信されるようですので、皆さまには是非とも、自分ごととしてウォッチ願います。

○窓口でのキャッシュレス決済 拡大
市民課と税務課の窓口にセミセルフレジが導入されます。いろいろなカードやQRコードでの決済が拡大します。8月以降の利用を予定しています。

今回の予算審議で、特に私からは
◉しあわせ家族ウェルカム補助金 について提言をしました。
新年度は昨年度比100万円が減額されています。今、国の異次元の子育て対策で子育て世代への各種サポートは手厚くなっており、幸手市でも他の事業も含め、世代間の公平やバランスを考えると、新年度は事業を見直し、昨年度比減額からのスタートとなったとの説明でした。
私も、行政がいろいろなバランスを見ながら事業をスクラップ&ビルドしたりブラッシュアップすることは奨励します。しかし、この補助金は人気があり、申請が募集を上回り、抽選になるという。金額的には1世帯20万円と引っ越し費用程度の額面ですが、皆さまには注目いただく定住に有効な補助金と見受けます。
もし、バランスを考えるなら、今後は移住者を子育て世代と限定せず、対象をもう少し幅広く見直してみてはどうか。これが私の提言です。これからの人口減少を鑑みた時、IターンやUターンなど、いろいろな理由やパターンでの移住を後押しして行かなければならない。そんな局面だと私は思うのですが、皆さまはいかがでしょうか。

♥市民の信頼に応える行財政運営の推進は行政の永遠の課題です。国のシステムやDXかさも進んで来ました。ブラッシュアップとスクラップ&ビルドを通して市民生活を豊かにする。そんな事業の推進にこれからも注目して行きたいと思います。

令和6年度の主な事業

2024.03.05

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文教厚生常任委員会の審議完了 付託された議案は全て可決

昨日審議が終わった文教厚生常任委員会。令和6年度一般会計予算には数多くの新規・拡充事業がラインナップされています。金額の大小ではなく、福祉や民生、子育てなど、市民生活のQOLを向上させる事業がきめ細かに編成されている点を私も評価したいと思います。

以下は主な事業です。総論として、市民生活のQOL向上には民生費や衛生費、教育費の充実は必要な経費です。評価はしていますが、杉戸町ごみ焼却施設の大規模改修は6年間で40億円が見込まれています。費用負担は杉戸町と調整中ですが、この他にも計上されているたくさんの設計業務は、今後、工事費を見積もらなければなりません。他の部門にも庁舎整備、治水対策など、これから多額の支出が想定される中、171億5500万円の予算規模でどうやりくりするか。明日からの総務常任委員会、明後日からの建設経済常任委員会の審議では財政の持続可能性をしっかり確認したいと思います。

♥以下は関心のあるところをお読みいただき市政理解の一助としていただけましたら幸いです。

【子育て関連】
○「こども家庭センター」開設
・専門の相談員によるワンストップ相談窓口設置
○子ども医療費の支給対象拡大
・10月診療分より 
・現行15歳になる年度末まで
 ➡︎18歳になる年度末まで
○公立保育園において保育サービス拡充
・6月より 3歳児以上の主食提供開始
・ICT化=欠席報告や連絡帳などに専用アプリ導入
○上高野小学校内に新たな放課後児童クラブを設置
・現学童クラブの定員超過により新設
○5歳児健診の実施
・3歳児健診から就学前のお子さま対象
・発育・発達状況の確認と心配事相談

【学校教育関連】
○令和9年4月の学校再編に向け学校施設を整備
・上高野小学校の校舎と給食室改修のための設計
※工事は令和7年度予定
・上高野小学校・東中学校の体育館
 大規模改修と空調設備設置のための設計
○一部小学校水泳指導を民間に委託
・上高野・吉田・八代・長倉低学年

【健康・福祉関連】
○高齢者向けeスポーツの普及
・ウエルス幸手2階広間にゲーム機器設置。
・ぷよぷよ、太鼓の達人などを予約制にて使用
○高齢者の買い物支援
・移動販売車に対する燃料費の補助
○働き盛りの運動習慣プログラム提供
○がん患者の方への生活支援
・若年者在宅ターミナルケアの経費補助
・がん患者ウィッグ等購入費補助

【民生・衛生関連】
○空き家対策
・「空家等対策計画」策定のための実態調査
○杉戸町ごみ焼却施設大規模改修工事の経費負担

など。

久しぶりの更新です

2024.03.04

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3月議会 今日から委員会審議が始まります

2月20日以降更新が遠退き申し訳ございません。昨年5月からの議会内役職人事の混乱が治らないまま6月議会、9月議会、12月議会、3月議会と、もうかれこれ1年、視界不良な曇天状態が続いています。そのような中で、さらに3月議会は、議長からの私に対する一方的な「ハラスメント発言容疑」という雲も加わり、正に"閉口"しているうちに時が経ってしまいました。まだまだこの混乱は過渡期にあり、今はまだ全てを説明できる状況ではありませんが、いずれ、検証ができる段階となりましたら一連の出来事を精査したいと思っています。

さて、そのような中で始まった3月議会は今日から委員会審議が始まります。今日は文教厚生常任委員会です。私の所属していない委員会ですが、議会は情報の宝庫。議員活動をするに情報は欠かせません。傍聴に行く予定です。皆さまにお知らせすべき情報は後ほどこのブログで取り上げたいと思います。

♥ブログの更新が遠退いた間もご訪問くださる皆さまに、いつもながら心より感謝申し上げます。本当にお力をいただいております。問題は山積みですが、雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズの精神で今後も取り組んでまいります。皆さまには今後ともよろしくお願いいたします。

3月1日より戸籍の広域交付可能に 他

2024.02.20

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今日から3月議会が始まりました

今日は議案説明があり、3件の議案が初日採決となりました。概要をお知らせします。

❶条例では、来たる3月1日から戸籍証明書等の広域交付が可能となります。そのため、手数料条例が一部改正となり可決されました。戸籍の広域交付とは 戸籍法の一部改正に伴い、従来、本籍地でのみ交付をおこなっていた戸籍謄本等に加えて、他の市区町村の戸籍証明書も請求できることに。これからはどこでも本籍地が遠くにある方でも、お住まいや勤務先の最寄りの市区町村の窓口で請求できるようになります。

嬉しいですね😃。待ってました、の条例改正です。わが家も本籍が幸手市以外にあり。これまで本籍地の証明が必要な時に親戚に頼んだり小為替を送ったり返信用封筒を用意したりと手続きがとても面倒でした。チョー便利。有難いです。施行は3月1日からです。

❷山西教育長 再任
任期が今年度末で満了となる幸手市教育長。現山西 実教育長の再任が決まりました。
任期は4月1日から3年。幸手市はこれから令和9年度の市内小中学校統廃合という大仕事を控えており、これを着実に進める必要があります。学校の統廃合となると地元の皆さまには心配やご不安はあると思いますが、市内小中学校の適正規模化は避けては通れない課題です。平成の時代には香日向小学校、東小学校、栄第一小学校、栄中学校と4つの学校を統廃合してきた幸手市。私たちの地域も地元小学校を失う悲しい経験をしました。教育長には大変なお役かと思いますが、この事業を円滑かつ地域の皆さまの納得を得ながら進めていただくよう期待しています。また、社会の変容が加速している昨今、幸手市の子どもたちの健やかな成長のためにも更なるご尽力を期待いたします。

❸国の補正予算成立に伴い、物価高騰等への支援金給付のための補正予算が可決されました。給付は来年度。

♥初日採決は以上の3件でしたが、新年度予算には盛り沢山な市長公約に係る事業が計上されています。私もこれから予算書を調査研究。しっかり準備して臨みたいと思います。

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