記事一覧

教育界の事件

2020.09.19

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埼玉県教育委員会 教諭の懲戒免職

県教育委員会は9月10日、覚醒剤取締法違反容疑の公立中学校教諭(40)の懲戒免職、8月19日に有罪が確定して失職(低学年児童を服の上から触る)した元教諭(32)に退職手当を支給しないことを決定した、との報道より。

覚醒剤で懲戒になった教諭は「立場をわきまえ、もっと考えて行動しなければならなかった」と反省していると新聞は書いていますが、覚醒剤や児童へのわいせつ行為は立場をわきまえる以前に、個人の趣味や嗜好の問題ではなく、犯罪です。資質が問われる行為だと考えますがいかがでしょうか。
覚醒剤の誘惑に負けるような心情で子どもたちを導けるか。わいせつ行為は受けた人が大人になっても一生心の傷を持ち続けることも報告されています。私も学校相談員時代にそのような事例に遭遇しました。学校不審は連鎖します。

県教委は今のところ、処分者としての立場ですが、コトが起きてからの処罰ではなく、採用者でもあるのですから。採用時にできることはないのか、是非検証していただきたい。採用時に全てを見極めるのは簡単なことではないことも十分理解しますし、あまりに画一的な基準では多様性が失われます。しかし、被害が出てからでは遅いし、最近はこのような処分を伴う事件が多いと感じます。

再犯も増えています。これについては今後は40年間、犯罪歴がトレースできるような法整備も進んでいるようですが、多くの誠意ある先生たちのためにも、県教委にはこのような処分が起こらない環境づくりに取り組んでいただきたい。私も孫を持つ身。また、地域の"いちばあば"として、子どもたちの健全育成を求めて止みません。改善を強く求めます。

子育て応援まつり@ウェルス

2019.12.08

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ハイハイレース 幸手の赤ちゃん大集合‼️

今日は、朝からウェルスで「子育て応援まつり」が開催され、私もボランティアの一員として参加してきました。今日は1日、とても穏やかなお天気で、多くの親子連れ、じいじばあば連れで賑わいました。

開会時には木村市長がご挨拶。その後、少しブースを回って次の公務に向かわれましたが、今日はなんと、朝から夜まで7つの公務が重なっているとか。木村市長におかれてはまだ副市長の選任前で一人で公務に臨んでおられるわけですが、本当にお疲れさまです。
さて、まつりの様子を少しお知らせします。

子育て応援まつりは今年14回目を迎える長寿事業です。社協や子ども支援課、登録するボランティア団体などによって組織する子育てネットワークが中心となって運営している、毎年クリスマス前の恒例行事です。人形劇や折り紙などの手作りコーナー、おもちゃ病院などのほか、フロアでは子どもたちによるダンスや太鼓などの実演。ジャグリングなどの演技もありました。私のグループはトレーニング室で赤ちゃんのハイハイレースを担当。

ハイハイレースとは、3メートルのマットレスをコースとし、赤ちゃんがハイハイで進みます。順位ではなく、完走が目的です。選手は15人の赤ちゃん。3組に別れて"競い"ました。親は必死。こっちこっちと手を叩くもそう簡単にはいきません。本番では、無情にもゴールできずタイムアップとなる赤ちゃんも。本番以外ではスイスイ這うのに、なかなか大人の思惑通りにはいきません。いや〜、盛り上がりました。

赤ちゃんの他にも兄弟姉妹、パパ、ママ、じいじ、ばあばなどなど、私たちスタッフも含め総勢80人ほどの人が、ウレタンマットのコースを行く"選手"に大声援。最後はそれぞれ「完走賞」のメダルとおみやげをもらって、みんな笑顔のひと時でした。

ハイハイという月齢が同じくらいの赤ちゃんが集合するわけですが、産院が同じだったり、母親教室が一緒だったりとママ達の様子も垣間見え、頑張っているパパの姿も微笑ましく感じた次第です。

また、今日は学生ボランティアとして市内中学生も参加。赤ちゃんレースのお手伝いをしてくれました。子どもが大好きな中学3年生。保育士希望ということでしたが、義務教育残りの3ヶ月を有意義に過ごし、受験を制して希望を叶えて欲しいと思います。赤ちゃんの健やかな成長を心から願っています。中学生の将来に幸あれ❣️

こんな楽しいまつりが開催されています。もし、お孫さんや小さなお子さまがいらっしゃったら来年は是非、ご来場を。関係の皆さま、お疲れ様でした。

児童虐待 最多15万9千件

2019.08.04

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県内1万5334件 近隣からの通報増加

全国の児童相談所が2018年度に児童虐待の相談通告を受けて対応した件数が159,850件(速報値)に上ったことが1日、厚労省のまとめで分かった。という埼玉新聞(8/2)の記事より。

1990年度の統計開始から28年連続の増加。児相との連携を進める警察からの通報が増えており、子供の前で家族に暴力を振るう「面前DV( ドメスティックバイオレンス)」などの心理的虐待が55.3%を占めた。埼玉は政令市のさいたま市を含めた全体で15,334件。

17年度中に虐待を受けて亡くなった子どもは16年度比12人減の65人(心中の13人含む)。しかし、 18年度の虐待対応件数は17年度から26,072件増加。そのうち13,095件は警察等から、4467件が近隣知人からの情報だったということ。

悲惨な虐待事件が相次いだことを受け、来年4月には親による子供への体罰を禁止する改正児童虐待防止法と改正児童福祉法が施行されることになっているということ。政府は虐待対応にあたる児童福祉司の増員を決定しているそうですが、体罰に頼らない子育て方法を伝えるなど親を対象とした対策も求められていると記事。

悲しい現実であり、罪のない子どもたちへの虐待は何としても防いでいかなければならない社会問題ですが、なかなかこれという解決策がないのも現状です。埼玉県子ども安全課でも「市町村で保護者の子育て相談などを行う担当者向けのプログラムを引き続き行うなど、児相以外の公的機関やNPO、学校などとも連携を強化する」としていますが。
残虐さばかりに気を取られることなく、問題を個人に矮小化するのではなく、まずは親の気持ちに寄り添い、児童虐待は社会問題として捉えなければ問題を根絶することはできませんね。
家庭や家族のあり方が近年は大きく変わりすぎて、個人も家族も家庭も地域社会も対応し切れていない。そんな時代性をきちんと把握し、適切な支援に結びつけていくことが求められます。

さらに、この記事で私が一つ気になるのが、"近隣や知人からの通報"の増加です。埼玉県児童安全課は、「虐待防止を訴えるオレンジリボン運動などで関心が高まっているからではないか」と指摘しているようですが、実はこれには複雑な問題があることに注意です。

通報により突然警察や児相から「訪問」を受けた人の実話です。夜に突然、呼び鈴が鳴り、警察関係者が「虐待通報があったから」と訪問。詮索されたという若い子育て世代。保護には至りませんでしたがとてもショックを受けたと。「通報してくれてありがとう」とはいきません。「なんで?」「誰が?」と近所や世間に対する疑心暗鬼、不信の思いしかなかったと。それはそうですよね。普段仲良く付き合ってる知人もしくは普通に付き合っている近所の人の中に虐待を疑った通報者がいるわけですから。「普段から何か思っていたになら言って欲しかった」。しかし、その方にはその思いを吐き出せる場所があった。それで救われたと。通報が増えている陰で同じような経験をしている人が増えていないか心配です。

そして、もっと難しいのは、子どもの心のケアです。虐待はいけないことです。一番に確保されるべきは「子どもの心身の安全」ですが、虐待されている子どもにとって、それでも親は親なんです。幼ければ幼いだけ、引き離されて嬉しいとか良かったとはいかないんです。保護とは家庭や家族を一時的にでも分断することです。より慎重な対応が求められます。

繰り返しますが、児童虐待は絶対やってはいけないことです。かく言う私も100点満点の子育てをしてきたかというと反省だらけですが、地域のいろいろな学びの機会があってずいぶん自分を見つめ直しをさせていただきました。

児相の対応は対処でしかありません。相談も大事ですが、真相、深層に迫れるのはほんの一握り。どんな時代も、問題は一番弱いところに現れるのです。それよりも、もっと風通しが良く、本当に心から人が信じられる。そんな社会を再構築する。本当はこれが求められているのではないでしょうか。これは一人一人の心がけか教育でしかできないことです。大人の社会だってイジメはあるし同調圧力もある。
世の中は多様でありながら、解決策が多様に用意されていないことが問題。「こうしたらこうなる」という回答があるわけではありませんが、とにかく、子どもたちが健やかに成長できる社会となるよう、一人一人が、持ち場持ち場で考えていくしかありません。

子どもは産まれながらに、より良く育つ権利を有しているのですから。

すべては子どもたちのために

2019.06.26

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学力底上げ データ駆使 文科省が工程表 個別指導へ道

なんのこっちゃという言葉のオンパレード。今、教育会に何が起きているのか。私のブログを見てくださっている皆さまには、「はっはぁ〜ん」という感じかも知れませんが、少し説明を。

文科省は25日、小中高校や特別支援学校の教育にビックデータや先端的な情報通信技術(ICT)を活用する計画を公表した。2025年度までに児童生徒1人につき1台の教育用パソコンやタブレットが利用できる環境を整備するなどとした工程表を示した。多様化する子供の個性に合わせた指導ができるようにし、情報化社会で求められる創造性のある人材の育成につなげる。

ということです。新指導要領に基づき全国学力テストの出題傾向が変わったことをお知らせしていますが、いよいよ文科省は本腰を入れて教育改革を進めるということです。ここで問題は、児童生徒1人につき1台の教育用パソコンやタブレットが利用できる環境の整備です。

データの活用はさておき、デジタル教科書や仮想実現(VR)、拡張現実(AR)など先端的なICTを使った指導も進めることになっていますが、教育用のパソコンなどは、同省が18年3月に全国の公立小中学校、高校を対象に実施した調査では、十分に整備が進んでいない状況であったとされています。まだまだ課題の多いデータ活用ですが、環境整備なく、この方向に向かっていくことは不可能です。

幸手市でも児童生徒用のパソコンは整備してはいるものの1人1台タブレットとなると大きな経費が必要となります。私はこれまでも、ICT導入計画を立てて時宜を逸せず環境整備をするよう訴えてきましたが、今後、財政が豊かか豊かでないかという自治体の財政力の差が子どもたちの教育環境の差とさせないために、財政運営はさらに重要になっていくでしょう。ちまちまと不急のことに支出をしたり(浪費)、将来の財政計画なくお金を使うわけにはいかない。堅実かつ、合理的かつ、効果的な財政運営なく未来はありません。どんな問題を議論するにも、財政を切り離すわけにはいきません。

教育問題は9月議会でも取り上げるつもりです。「基礎基本は定着した」と文科省。基礎基本が課題の幸手市。このギャップにキチンと対応しなければ幸手の教育の未来なし。私は点数至上主義ではありませんが、9月まで、研究、調査、勉強してこの問題に臨みたいと思います。すべては子どもたちの将来のために。

学力テスト 初の英語導入&出題形式変更

2019.04.26

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2019.4.19日の埼玉新聞より

選挙期間中、新聞を読む時間もなく、今頃まとめ読みをしています。気になる記事から。埼玉新聞一面より。

今日は全国学力テストについてです。
学力テストとは、正式には「全国学力・学習状況調査」と言い、小学6年と中学3年の全員を対象とした文科省の調査です。この学力テストが今月18日に行われ、埼玉県では公立私立を含め1256校の約12万6千人が受験をしたということです。

今回のテストでは、中3で英語が初導入。自分の考えを書いたり発信力を重視した出題に。国語と算数・数学は、学習指導要領改定を踏まえ、基礎知識と活用力を一体に問う新形式に変更され、活用力を意識し日常生活に関わる場面設定に基づく出題が中心となったということ。
学力テストは開始から10年が経ち、関係者からは「学力の底上げが進み従来型は役割を果たした」として、今年から出題形式が変わったということのようです。

私はこれまで学力テスト及び学力について、議会の一般質問等で取り上げて来ました。幸手市の子どもたちの学力の課題は、中学2年生から学力が伸び悩むことです。
なぜ、この年齢で伸びないのか。これを検証することこそ、学力テストの目的だと考えてきました。

15面に、ある小学校の教諭の疑問の声が載っています。この男性教諭は自身の指導経験から、学力の底上げが本当に進んでいるかどうかについては「大いに疑問がある」と話しています。結果を気にする教育委員会からのプレッシャーもあり、勤務先の小学校では過去の学力テストや教委が独自に作成した問題を繰り返し解かせるなどの対策をとっていると。そうした経緯を踏まえると、いくら出来が良くても「形式に慣れただけ」と見てしまうと言うのです。

実は、私の懸念もここにあります。繰り返し学習は大事ではありますが、ただ、結果を出すための形式に慣れるだけの学習では本当の意味での自学自習に繋がりません。この年齢で身に着けてほしい自学自習の態度とは。ずばり、自分の好きな教科に打ち込む、苦手な教科を克服する。そのような学習に粘り強く取り組めること。それが身につけば、どんな困難にも向かって行ける人生の宝となるはずです。

今年から文科省では「学力の底上げは進んだ」として、基礎と活用を一本化した出題に舵を切りました。英語も出題されます。いろいろな意味で、毎日の教育の真価が問われる。そんな学力テストとなりそうです。毎年、夏休みから秋にかけて結果が公表されますので、その時に幸手市の結果を見ていきたいと思います。

私の願いはただ一つ。子どもたちが自分の人生を切り拓く学習態度を身につけた結果、学力テストの点数が上がることです。

さて、私も学力を云々するからには毎年同様に、時間を見つけて学力テストを解いてみたいと思います。なかなか難しいんですよ、これが。

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