2025.10.18

令和8年度予算要望書を市長に提出
来年度予算編成に向けた要望をまとめ、16日、市長に提出して来ました。

毎年、9月議会が終わり、来年度の予算編成に着手されるタイミングで複数の会派や議員において、予算要望書が市長に提出されます。どんな要望をどのような様式で出されているのか、他の議員の要望内容は分かりませんが、私は以下の4つのテーマで15項目を要望。項目別に私が考える方策について市長、総合政策部長に直々に説明させていただきました。
【要望】
テーマ
1.人口減少歯止め対策
2.インフラ整備の遅滞なき整備
3.未来投資
4.行財政改革
人口減少対策は幸手市の未来に係る重要テーマです。中心市街地、農村地域、住宅団地などそれぞれの地域で課題は様々ですが、人口増加に必要な要素はやはり、雇用と住宅政策です。特に、農業や商業という幸手市の基幹産業の持続性と雇用、住宅対策は不可分です。また、今後はどのエリアにおいても空き家対策は不可避であり、産業団地や今後のJAトレーニングセンター、民間事業者の誘致では中古住宅のローテーションや社宅・寮の斡旋などを積極的に進めるよう要望しました。
合わせて、教育や保育の充実、公共交通の利便性向上、住宅地への冠水対策、今は40代までとする市外からの転入支援補助金をI・Uターンを含め対象年齢の引き上げ拡大の検討を要望しました。また、そのための地域の安定的な雇用創出は必須と訴えました。
インフラ整備では、下水道本管の香日向接続、幸手駅西口土地区画整理事業の遅滞なき整備とともに、市の循環道路として都市計画決定され30年以上が経過する都市計画道路「杉戸・幸手・栗橋線」の整備促進を訴えました。循環道路はまちの動脈です。久喜新道からの北伸ではなく、久喜新道に向けて南伸する方策をお願いしました。
未来投資は公共施設の有効活用、民間活力活用をベースに。特に老朽化した施設は取捨選択のあり方を間違えないよう吟味いただきたいと思います。
行財政改革は今後の新庁舎建設に向けたDX推進や漫然と現状維持としない行政事務の見直しを希望します。
♥最後に、以下のことを申し述べました。
物事は、やるか、やらないか、できるか、できないかの判断しかありません。何をやるのか、やらないのか。何ができるかできないか、これをしっかり選別し、市民と共有し、情報を公開し、幸手市を愛する、幸手市のために行動する市民との新しい協議、新しい関係性、コミュニティの仕組みの構築に全力で取り組んでいただくことを期待しています。職員諸氏の頑張りに大いに期待し、来年予算編成に本要望が多数反映されますようご高配をお願いいたします。
項目詳細は次号で。