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9月議会が中盤を過ぎました
8月28日のブログから随分更新が途絶えてしまい申し訳ありません。この間、長雨が続き、各地で豪雨災害が観測される中、幸手市でも雨による稲刈りへの影響が気になるところです。米価も気になる。国際情勢も気になる…。気になることが山積みの中、議会は、一般質問、文教厚生常任委員会、総務常任委員会が終わり、今日は建設経済常任委員会が行われます。
建設経済常任委員会が終わると今議会の議案審議が終了。文教厚生部門、総務部門は、令和7年度決算議案ほか、議案は全て原案可決です。29日の閉会日を待たずして気が早いかも知れませんが、決算についての雑感を少しまとめてみたいと思います。
財政については、久喜市が8月4日に出した「財政緊急対策・再建宣言」が衝撃的でしたね。新市長から矢継ぎ早に出された事業縮小案件も久喜市どうした?との印象を与えるものでしたが、しかし、いろいろな情報を見ていくと、久喜市の言う「財政再建」は、現在すでに財政破綻しているから再建するということではなく、むしろ、大型事業が集中して、このまま行くと5年後に相当厳しくなるから、今のうちに行政サービスや事業を組み替えるという意味ではないかと推測します。
久喜市を一例として、自治体はどこも、将来に向けて厳しい財政運営を迫られています。大型事業をやれば、当然、その後しばらく財政負担は増える。これは幸手市も過去に経験しましたし、ある意味、家計も同じで、例えば、住宅ローンを組むと返済という負担が生じる。これまでの支出を組み替える。この流れは家計も自治体でも同じです。
問題は「大型事業をやるな」ではなく、
「何をやるのか」
「なぜ今やるのか」
「いくらかかるのか」
「その後の維持費はいくらか」
「他の行政課題をどう維持するのか」を説明して、優先順位をつけること。
そのような観点から、幸手市の決算を見ると、財政健全化指標は、いずれも早期健全化基準を下回っています。また、市民サービスとして、老朽化した公共施設の空調整備や道路などの草刈りなど十分とは言い難い部分も一部見られますが、小中学校体育館への空調設置や学校統廃合への対応なども進められ、ふるさと納税や市民税、固定資産税なども増えています。また、人口減少傾向にはありますが、社会動態としては流入人口が流出人口を上回る状況がここ数年続いています。農業に関する民間事業や新規就農などが進められていることも、既にご案内の通りです。年度の事業は予算に沿って執行され決算されています。
しかし、中期的には今後、庁舎整備という大きな事業が控えている幸手市。今、庁舎整備は基本計画を策定中で、今後、規模や機能などが決まれば財源を議論することになります。庁舎の建て替えは幸手市にとってマスト事業です。私は超コンパクトでかつ機能的、機動的な庁舎派ですが、それでも大きな財政負担が生じることは覚悟しなければなりません。余力を少しでも積み増しておきたい。それは切実です。
♥幸手市は過去に財政健全化を経験した自治体だからこそ、「財政が厳しいとき、行政はどう振る舞うべきか」を経験しています。
削るものは削る。
負担をお願いするものはお願いする。
でも、市としてやるべきことはやる。
そして市民に不安を与えるのではなく、次のまちの姿を示す。
お隣り久喜市さんの動向も研究しながら、これからも市政の安定運営を見ていきたいと思います。以上、決算雑感でした。