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道造りは百年の計

2023.05.28

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㊗️首都圏中央連絡自動車道(久喜白岡JCT〜幸手IC)四車線化工事完成式典@栗橋イリス会館

今日は午前中、上記記念式典に参加してきました。

ファイル 1877-1.jpeg皆さまも既にご承知の通り、圏央道久喜白岡JCT〜幸手IC〜茨城県境間は、暫定対面二車線を残しながら平成27年3月に共用が開始され、今年3月に久喜白岡JCT〜幸手ICまでの四車線化工事が完成。対面四車線が共用されています。この開通を祝い、挙行されたのが今日の祝賀式典です。

NEXCO東日本関係者、国交省関係者は式典の中で、暫定二車線でのこの区間は交通量が絞られる圏央道のボトルネックとなり、渋滞がしばしば発生していた。今年3月の四車線共用からは渋滞発生ゼロ、通行車両が2000台増えたと、その効果を語っておられました。
また、式典にはたくさんの国会議員、県会議員、市議会議員、地元関係者などが参列。国会議員諸先生の祝辞では、圏央道事業化の歴史にまつわるお話が。先人により連綿と受け継がれて来た道路整備の歴史。興味深かったです。

大型プロジェクトは百年の計というくらい構想から実現まで時間がかかるものです。圏央道も然り。国家レベルでは敗戦後の昭和30年頃から構想されていたそうです。シルクロードの昔から、道は人を運び、物を運び。道づくりは為政者が一番に力を注ぐ事業です。日本でも奥州街道、中山道、東海道など街道の整備が進められ、人や物が運ばれ、各地に宿ができ、市が立ち。こうして経済や商工業などを発展させ、人々の生活を豊かにして来たのです。国造りは道づくりと言われる所以ですね。

現在、幸手市では国家的構想において、市の東部地域では圏央道、国道4号線バイパス、東埼玉道路、そして、埼玉県による都市計画道路惣新田幸手線バイパスの延伸整備など、北関東圏の物流を担う基盤となる道づくりが進められています。方や、市域西部地区では、住宅開発が道づくりに先んじたこともあり、市の循環道路となるはずの都市計画道路の整備が30年以上も塩漬けに。平成23年3月に県の認可を受けた幸手駅西口都市区画整理事業により、現在、少しずつ、杉戸・幸手・栗橋線の久喜新道から御成街道までの南伸が進められていますが、久喜新道から西公民館までの北伸はまだ先の想定です。市の環状線の形成はまだまだ先となりそうです。
後70年…?これは長過ぎる道のりです。

♥圏央道は北関東圏、東京から60キロ圏内の物流や生産拠点を横に結ぶ循環道路であり、経済だけでなく、災害時の救援物資の輸送路としても大きな貢献が期待されています。この道路は何を担うのか。百年ブレない構想があっての百年の計です。道路整備の重要性を再認識する祝典参加となりました。

【埼玉県内の圏央道事業化の歴史】
   (国交省資料より抜粋)
昭和60年度 都県境〜関越道間事業化
平成元年度 関越道〜国道254号間事業化
平成3〜4年度 常磐道〜茨城・千葉県境間事業化
平成6年度 国道254号〜埼玉・茨城県境間事業化
その後、
平成 8年3月 青梅IC〜鶴ヶ島JCT間開通
平成20年3月 鶴ヶ島JCT〜川島IC間開通
平成22年3月 川島IC〜桶川IC間開通
平成23年5月 白岡菖蒲IC〜久喜白岡JCT間開通
平成27年3月 久喜白岡JCT〜埼玉・茨城県境間(境古河IC)暫定二車線で開通
平成27年10月 桶川北本IC〜白岡菖蒲IC間開通
四車線化は、
平成30年3月 久喜白岡JCT〜茨城県大栄JCT92.2km四車線化事業化
令和 5年3月 久喜白岡JCT〜幸手IC四車線化工事完成

朗報!幸手市の新しいプロジェクト

2023.05.24

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3つの大きなプロジェクトが始動

先日来、産業団地の、ニトリさんの関東でも最大級の物流倉庫や大成建設さんのカーボンゼロ研究所、また、神明内地区でのJA全農さんの大規模プロジェクトについてこのブログでも期待を込めてお知らせしてきましたが、昨日、改めて、副市長から「幸手市内 大規模プロジェクト」について説明を受けました。

ファイル 1876-1.jpeg左の写真は頂いた資料です。産業団地の誘致企業さまの動きとは別件の、上高野地区の土地改良事業と神扇地区の産業団地拡張、そして、予てよりご案内の神明内地区のゆめファーム全農。この3つのプロジェクトが地元との交渉のテーブルに着いたというのです。上高野地区については長年地域の方が組合方式でいろいろな土地活用を模索されて来た結果であり、また、神扇地区の第二産業団地の誘致は私も会派要望で求めて来たことでもあり。
是非、多くの皆さんにも誇りを持って歓迎していただきたいです。

なお、これらについては今、市域を行脚して開いている市長主催の市政報告会で詳しい報告をしているとのこと。足元の課題、将来の課題をどう解決して行くか。今回のプロジェクトはまず、市の財政や雇用に大きな貢献をする事業であり、活性化を担うものと期待します。

♥市政報告会は、今日は19時から西公民館で開催されます。
また、27日(土)は市役所で10時半から。
どちらも地域限定ではありませんので関心をお持ちな方は是非とも会場に足をお運びください。

一般質問通告締切日

2023.05.24

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今回は13番目の登壇に

昨日は6月議会の一般質問通告の提出締切日でした。一般質問通告書は本人が議会事務局に持参して提出しなければなりません。今回はいろいろ勉強することがたくさんあり、やっと持って行ったのが10時半でした。すでに12名の人が提出され、私は13番目の受付となりました。13番目という受付は初めてです。恐らく、一般質問3日目の午後の登壇となるかと。

さて今回、私がテーマとしたのは以下の3点です。
1.利便性の高い公共交通の推進について
2.連携協定等の対外連携の確実な更新について
3.クールスポットの設置について

1.について
行政の事業は様々な計画に則って行われています。逆に計画が事業の限界を規定することもある。行政の仕事はキャンパスに絵を描くごとくで、キャンパス(計画)の大きさと絵の具(対策)の種類が多ければ多いほど複雑で微にいる絵(事業)が描ける。これはどんなことにも共通です。
幸手市の公共交通政策も然り。市民の皆さんの生活の足の確保が大きな課題となっていますが、この課題が解消しないのは若しかしたらこれまでの公共交通政策を描くキャンパスと絵の具に限界があるのではないか。選挙戦の最中、あちらでもこちらでも叱咤も含め、公共交通の不便さをお聞きし、何が問題なのかを調べて続けてきた私の、これが今のところの結論です。
折りしも、今年度は幸手市の公共交通の将来のビジョンを決め絵図を描くキャンパスとなる計画が策定される予定です。キャンパスと絵の具を拡張できるチャンスかも知れません。逆にここでキャンパスと絵の具を広げておかないと新しい絵を描くこともできない。そんな逆説も成り立ちます。
今回は新人を含む複数の議員が循環バスや公共交通を質問項目に取り上げています。私の住む地域でも東鷲宮駅とコミセンをつなぐ民間バス路線が廃止されて以降、新路線の設置を望む声が高まっています。また、幸手駅と上高野駅を結ぶ民間バスの廃路も確実となり、交通対策の見直しが切実さを増して問われています。
これらを一体的に解決する方法はあるのか。各論の前に、今回、私は、幸手市の公共交通対策の一番基本的な考え方を定めるこの計画の幸手市のまちづくりにおける位置付けを切り口に質問をするつもりです。今の限界を突き破るには、それぞれの政策が帯にも短い、タスキにも短いならそれを縫い合わせるしかかい。もし、キャンパスや絵の具が不足ならたくさんの絵の具を用意するしかない。
専門性の高まりなどで国から求められることも細分化され、昔と比べ、計画づくりのサイクルも項目も増えている中で行政職員も大変な思いで日々の事業を運営しています。職員の努力が市民の満足という実りを得るために。一般質問の前夜まで、もっともっと焦点をフォーカスして、市民の生活を支える公共交通のあり方の研究を続け、この考え方を理解してもらえるよう臨みたいと思っています。

2.について
皆さんは、「姉妹都市」や「連携協定」「災害時応援協定」という言葉をご存じかと思います。幸手市でも、対外的にいろいろな団体の方と様々な協定が結ばれています。例えば、昨年度は入間市さんとの交流協定や市内の宿泊施設との災害時協定が結ばれたのが記憶に新しいところです。このほか、西部ライオンズさんや日本保健医療大学さん、桜高校さんなどを連携先とした協定などが結ばれています。
これらの協定を最大限有効に活用するには年度ごとにきちんと確実に更新し、深化させて行くことが大事です。これは入間市さんとの連携協定が結ばれた機会にも、台風19号で避難場所となる施設との連携不備が発覚した反省の時にも訴えてきたことです。民間にせよ、行政にせよ、人事異動や組織改変はあります。協定の有効性を担保するのはきめ細かな年度初めの確認です。行政の引継ぎ事項となっているか。それを確認すると共に、さらに今後の連携先については一つ提案も考えているところです。

3.について
先日、国が大手電力会社が求める電気料金値上げを承認したと報道がありました。いよいよ夏本番が近づく中、いろいろなモノの値段が上がり給料が上がらない。そんな閉塞感の中で、特にご高齢者や乳幼児のいるご家庭が在宅中のエアコン使用を控え、熱中症が頻発しないか。危惧されます。また、年々、夏の暑さが厳しさを増す昨今、東部消防組合管内でも救急搬送数が増えています。行政に出来ることは限られますし、多くの場合、私たち一人ひとりの自衛も大事ですが、出来ることは最大限に実行する。そん気構えが感じられる答弁に期待しての質問です。

♥何だか暑かったり涼しかったり気候が定まりませんが皆さまにはご体調管理にご留意してお過ごしください。

議会人事

2023.05.17

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新しい役職が決まりました

昨日の臨時会で新しい役職が決まり、新たなスタートとなります。

昨日、議員のロッカーに「市民からの要望」として、4月24日(選挙投票日翌日)、市役所総合窓口でお預かりした女性の手紙のコピー(市議会議員にもコピー配布が依頼されています)が配られていました。手紙の冒頭、「市長・議員の方が協力し合い、一致団結して幸手市民が少しでも誇れる市になるよう努力してください。そのために、幸手市の今の現状を自分の目で耳で足でしっかり把握し、市民が安心・安全に住めるように精一杯活躍してください」と。
さらに、最後にも「幸手市が発展していくために自分の(各議員の方)考えを持つ事はとても大切なことです。みんなで話し合い、今、幸手市のために一番必要な事はどれか吟味し、みんなで一致団結して実行に移していくことが大事です。前進していくために協力しあってください。よろしくお願いします」と結ばれていました。

おっしゃる通りです。

さて、昨日の人事もいろいろありました。役職は、本来は会議体の運営を円滑に進めるために存在するのですが、人事が、その役職になることが目的であったり、ややもすると「やりたい」合戦となることもしばしば。勢力争いの具となり、シコリや因縁怨念を残す事例は政治に限らず枚挙にいとまなしです。私は議会内人事は議会内の調整とバランスと納得が大事だと考えますが、今回も私の理想とは行かず、いろいろなことがあった結果の産物となりました。投票は無記名投票です。誰がどう判断したかは分かりません。以下に結果をお知らせいたします。(敬称略)

正副議長 枝久保喜八郎 本田謡子
議会運営委員会正副 小河原浩和 木村治夫
総務常任委員会正副 四本奈緒美 高野悠一
文教厚生常任委員会正副 坂本達夫 芦葉弘志
建設経済常任委員会正副 小林英雄 宮澤大地
また、広域組合議会議員の選出も行われ、私は埼玉東部消防組合の議会議員となる予定です。
※正式な選任は消防組合議会で決定されます。

♥上記お手紙は女性の方です。私も同じ思いです。議員がそれぞれに考えを持つことは大事です。多数決の前に合意に全力を尽くす。この努力しかないのです。これまでの幸手市議会に何が足りないのか。先に進むためにはもっともっと根源の課題を洗い尽くさなければなりません。若い議員も加わった新しい幸手市議会。お手紙の主さまに納得のいただける議会活動に努力する決心です。

ご用心ください

2023.05.16

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住居侵入犯 逃走

昨日、幸手市防災行政無線が以下を伝えていました。皆さまには異変はありませんか?
朝、出かける時にパトカーを見かけました。ご用心ください。

こちらは、防災幸手です。
幸手警察署からお知らせします。

本日午前10時50分ころ、幸手市北1丁目地内の一戸建て住宅で、男2名が住宅敷地内に侵入し、窓ガラスを割って逃走する事案が発生しています。
男2名の特徴は、身長175センチ位、目出し帽、キャップ帽着用、白色のワンボックスの車利用です。
安全のため玄関や窓等を施錠するなどし、不審者を見かけた際は、直ちに110番通報をお願いします。こちらは、防災幸手です。

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