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会派チラシ

2023.03.31

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一部、分かりづらいが表記ありました

昨日、新聞折込にて発行いたしました会派市政クラブの活動報告書、新聞をご購読の皆さまにはお目にとまりましたでしょうか。

昨夕、チラシを見た方から「分かりづらい表記がある」とご連絡をいただきました。改めて、その部分を確認しましたら確かに、分かりづらい表記でした。私のブログで恐縮ですが、改めてその部分について補足の説明をさせていただきたく。よろしくお願いします。

今回、会派が発行した報告書は以下のものです。

ファイル 1846-1.jpeg ファイル 1846-2.jpeg

今回ご指摘をいただいたのは表面の歳出についての記述です。
表記には、
歳出 民生費 69億円
   義務的経費 86億8千万円
   消費的経費 137億6千万円
   投資的経費 7億1千万円
と、数字が併記されています。

この金額を足すと、300億5千万円に。歳入が165億7千万円。歳入と歳出のバランスが合いません。確かに、この数字の表記はそのようにしか見えないですね。これは会派として確認不足を反省です。改めて数字の意図をご説明すると、

まず、自治体財政は、いろいろな事業費を、目的別=款別に分けるほか、支出を性質別に分けるなどいろいろな角度から整理されています。款別は、第1款議会費、第2款総務費、第3款民生費、…、第8款土木費、…、第10款教育費など。一方、歳出を性質別に整理した場合、費目は義務的経費、投資的経費、その他経費に区分されます。

それらを前提として、表記の
民生費69億円は、表記の下に小さく注釈があるように、款別に整理した場合の介護や子育てなどに係る経費で、その費用は69億円と全体の41.6%であることを示しています。

次の義務的経費とは、カッコ書きの注釈にあるように、歳出のうち人件費・扶助費・公債費を合わせた数字で、これは支払うことが自治体の義務とされる経費を示しており、その経費が86億8千万円であることが示されています。因みに、人件費、扶助費(生活保護費や医療費など)、公債費の内訳は
・人件費 32.9億円 
・扶助費 40.5億円
・公債費 13.6億円
です。ただし、扶助費については歳入として国や県から交付される予算もありますので全て市費を充当するものではありません。予算総額の一部経費としてご確認いただければと思います。

その下の2つの数字はセットで見比べる数字です。消費的経費という言葉は幸手市の財政では現在使わない言葉ですが、これは歳出予算から積立金と他の特別会計等に繰り出した経費を差し引いたもので、対となる投資的経費がインフラなど未来に資産を残す事業に使われるのに対して、サービスというカタチで資産としては残らない経費を区分する表し方です。委託料や修繕費、特別会計への繰出金などが含まれます。
消費的経費と投資的経費を対比した場合、当初予算では投資的経費が少ない=インフラ整備などにかけられる予算が少ないことを示しています。市が義務的に支払わなければならない経費や市民の皆さまの生命や健康を守る事業を最優先した場合、未来投資的に使える費用は潤沢ではないという会派の考え方に基づき取り上げた数字です。

♥以上、今更の追加説明です。たくさんの情報から皆さまにはご理解いただけるよう、一枚の紙面にコンパクトに分かりやすくまとめるていうのは広報の鉄則ですね。改めて胸に刻みました。分かりづらい表記をお詫びいたしますとともにご指摘下さったことを感謝いたします。

♥&heartsさて、今回ご指摘下さった方が私たち会派の報告書から何を読み取ろうとされたかというと、民間企業なら当たり前の"労働分配率"です。労働分配率は労働生産性という"付加価値"を生み出す指標があるようですが、公務員の労働生産性をどう見るかは私もこれまで認識していなかった分野です。ネットを検索すると参議院が公表している記事を見つけました。後でリンクを貼っておきます。

♥♥♥新しいキーワードをいただきました。改めて勉強していきたいと思います。皆さまには今後ともご指導賜りますようよろしくお願いいたします。

明日の朝刊を探索願います

2023.03.29

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明日、会派のチラシが新聞折込みされる予定です

いつも3月と9月の予算決算議会定例会に発行している会派市政クラブの活動報告。今任期最後のチラシを明日、新聞折込いたします。3大紙への折り込みとなる予定です。新聞を購読されている皆さまには是非ともご探索願います。

よろしくお願いします。

変化の時代に

2023.03.26

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変革を楽しむ 旧態然に甘んじるなかれ

圏央道幸手ICが最大限生かされる幸手市の施策の一つが幸手中央地区産業団地整備です。地権者の皆さまに優良かつ広大な圃場をご提供いただき、埼玉県企業局が開発事業者となり幸手市と協働して進められた開発計画。立ち並ぶ多くの工場群が当たり前の風景として市民の目に映るようになって久しくなりました。産業団地は幸手市の市税収入に大きく貢献しています。

今日、改めて、産業団地切っての大規模進出となるニトリHDさんの建設工事の進捗をネット検索していましたら、面白いニュースを見つけました。ニトリHDさんの工事の進捗ではなく、ニトリさんの工場建設を請け負っている奥村組さんの取り組みです。建設現場を覗き穴として、今の社会の変革の一端を覗き見するようなニュース。私は面白いと感じましたし、皆さまと共有したいと思いました。内容は以下のリンクで。

♥業界は違えど、社会変革の波に洗われているのは行政も同じです。今まで通りの仕事、前例踏襲という仕事スタイルでは社会の変化に対応できません。今、私は行政のDXを進めるために、先鞭として、部長級職員のオンライン会議開催を提案しています。小さなことかも知れませんが大きなことだと思うからです。幸手市は本庁舎以外のいくつかの場所に部長が点在しており、会議の際の移動時間の短縮は課題です。部長級が新しいアイデアを試すことは若い職員にも刺激を与えます。屋台骨を揺るがすような改革は時間がかかりますが、組織を揺るがさない範囲なら出来ることはドンドンやる。変化を自ら創り出し変革を楽しむ。しかも軽やかに愉しむ。これからはそんなマインドの時代だと私は思っています。そして、組織の誰もが小さなアイデア、大きなアイデアを提案し、みんなで揉み上げる。そんな組織でなければ、若者を引き寄せることも変化もできない。怖れず変化する覚悟のある無しが企業の生死を分ける。私はこのニュースにそんな時代の到来を改めて感じ、これからもこれを追究していきたいと感じましたが、さて、皆さまはいかがお感じになるでしょうか。

https://nikkankensetsukogyo2.blogspot.com/2023/02/3_17.html?m=1

♥♥追伸 ところで、もうニトリさんの求人情報が出ています。必見ですね。
https://xn--pckua2a7gp15o89zb.com/%E3%83%8B%E3%83%88%E3%83%AA%E3%81%AE%E4%BB%95%E4%BA%8B-%E5%9F%BC%E7%8E%89%E7%9C%8C%E5%B9%B8%E6%89%8B%E5%B8%82

庭の花々

2023.03.21

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ちょっとひと休み…

いよいよ今日から桜まつりです。4年ぶりのおまつりで、道路渋滞はどうだったかな。

幸手市が一番輝く季節。毎年放ったらかしのわが家の庭でも毎年季節を間違えることなく咲いてくれる花たちが輝きを放っています。今日、私は議会の残務整理とあの長〜いブログで1日を過ごし気がつけば夕方に。暫し庭の花たちを眺めて。

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鳥との闘いに勝利して誇らしげに咲く木蓮。キレイです。オレンジ色の木瓜の花。私のお気に入りです。雪柳の足元で毎年頑張っています。プリムラもずーっと植えっぱなし。何の手入れもしないのに。ありがとう。

♥春のひととき。冬を越えて春。四季の移ろいが嬉しいですね。

市政の報告 その2

2023.03.21

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市政の連絡報告について 続きです

前号の続きです。前号はあまりにボリュームがあり過ぎましたので少し簡潔に概要をお知らせいたします。

7.「プラスチックごみ回収」実証実験の結果について
現在、幸手市が燃やせないごみとして月に2回収集し、市施設で破壊・選別後埋め立てをしている製品プラ(単一素材・金属等との複合製品)について、回収・リサイクル♻️を試みる実証実験が行われました。実証期間は昨年11月1日から今年1月31日で、市内の公共施設各所に回収場所を設置し、市民の皆さんに持ち込みの協力をいただき実施されました。私も庭の片隅で放置していた古いプランターを持ち込み、このブログでも取り上げたかと。
調査結果は、回収対象物の合計約580キログラム。回収量の多かったものとしては収納用品(衣装ケース)など38.4%。屋外用品(プランター等)17.4%。市では一定の効果ありと判断。今後、事業化を検討するとのことです。混ぜればごみ、分ければ資源。今後のリサイクル♻️化にご協力お願いいたします。

8.「とねっと(埼玉利根保健医療圏地域医療ネットワークシステム)」の退会について
平成22年に発足した「とねっと」から令和5年度末に退会します。幸手市では約4000人の方に登録をいただいてきましたが、新たな契約時期を迎え、協議会構成市町7市2町の中の複数団体が退会の意向となり、存続が難しい状況に。平成22年当時、このネットワークシステムはかなり先駆的な取り組みであったのですが…。

9.首都圏中央連絡自動車道の4車線化について
久喜白岡JCTから幸手IC間及び境古河ICから坂東IC間が、令和5年3月31日から4車線で運行開始となります。併せて、当該区間の最高速度が70km/hから80km/hに変更となります。
運行開始日時間は3月31日15時からです。対面の恐怖から解かれますね。良かったです🚗🚙🚛

10.神明内地区内農地のJA全農事業構想について🍅🍆🥒
これはスゴイ構想です。事業主体はJA全農です。既に全国展開している「ゆめファーム全農」というプロジェクトの新たな候補地に幸手市内の農地が選ばれたというイメージです。まだ、これから地権者の方々との協議が始まるとのことですが、昨日の報告を見る限り、幸手市の農業、観光、雇用などに大きく貢献することが想像されます。土地活用や都市計画、まちづくりは多くの方のご協力なしに動きません。今回の報告で配布された資料にも取り扱い注意の但し書きがありますのでこれ以上詳細のお話しは避け、期待が高まるプロジェクトであることのみ申し上げて。中途半端な情報ですが乞う、ご期待!後は静かに見守りです。

11.SATTE 食べある記 vol.5について
幸手市ではシティプロの一環として、市内の食べある記冊子をシリーズで発行して来ました。これまでは、甘味処やパン屋さん、テイクアウトなどを取り上げて。今回は蕎麦屋さんですよ。市内は食べ物屋さんが沢山あり、蕎麦屋さんも多いと思っていましたが、今回の冊子のラインナップは何と何と、11件!です。写真もステキでどのお店のお蕎麦も美味しそうですよ。皆さんのご贔屓のお店も載っているでしょうか。蕎麦好きの私としては魅力いっぱい。新規のお店開拓も含め、改めて行ってみたいと思います!
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♥いろいろな情報をお知らせいたしましたが、ここまでお付き合いありがとうございました。また、以前の号でもお伝えしたように、幸手市では来年度は様々なまちづくりに関する計画が策定に向け動き出します。横の連携をしっかり取りながら、100年先の未来をイメージしながら、骨太な計画が策定されるよう期待したいです。政策とは毎日の積み重ねです。皆さんと一緒に、ご意見を伺いながら、一歩一歩着実に歩んで行けたらと考えています。

♥♥実物大の幸手市を知ることは大事です。また、新しい情報がありましたらお知らせいたします。長文にお付き合いありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

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