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「在宅医療を考える市民の集い」のお知らせ

2015.02.07

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2月1日付けの幸手市ホームページより

 来る3月14日(土)、15日(日)。幸手市と北葛北部医師会の平成26年度在宅医療推進事業の一環として、「在宅医療を考える市民の集い」を開催予定との新着情報が掲載されていましたのでお知らせいたします。

 私の先日の議会報告会の勉強会でご講演いただきました先生方を中心に、今、幸手市でも在宅医療や「地域医療連携・地域包括ケア」はこれからの介護や健康長寿のカギを握る仕組みとして推進しているところです。以下に詳細を掲載いたしますので、お時間のある方は是非、ご参加くださいませ。

         ~在宅医療を考える市民の集い~

  テーマ:「超高齢化社会と病気を持ちながらも
           安心して暮らしていける社会の実現へ」

   日時:  3月14日(土)午後1時~4時
        3月15日(日)午前10時~午後3時
   場所:  ウェルス幸手
   実施主体:幸手市・北葛北部医師会
         (平成26年度在宅医療推進事業)
   参加費: 無料
   問合せ: 幸手市健康増進課 42・8421

介護保険や医療の向かう方向としての「在宅医療」。私たちにはどんな選択肢があるのでしょうか。”ワークショップ”という形式で参加者がグループに分かれて話し合う場面もありそうです。2日間と言う長丁場ではありますが、お時間の許す限りご参加を。3月の広報紙でご案内チラシなどが配布されるかも知れませんが、まずはご予定いただきたくご案内申し上げました。詳しくは市にお問い合わせください。

介護保険サービス 国の介護報酬決まる

2015.02.07

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特養の利用料下げ 在宅介護は引き上げ 厚労省が報酬改定

 昨日の日経新聞夕刊より引用・抜粋します。

 「厚労省が6日、4月から適用する介護保険サービスの新たな料金体系(介護報酬)を公表した。特別養護老人ホームなど施設サービスの料金を安く、訪問介護(ホームヘルプ)など在宅支援サービスを高くしたのが特色だ。全体をならせば2.27%の値下げとなる。人手不足を踏まえ、介護職員の賃金も平均で月1万2千円上げて人材を確保する」

 「値下げが目立つのはこれまで業者のもうけが大きかった施設サービス。通所介護(デイサービス)も値下げとなる一方、厚労省が拡充を目指す在宅サービスは負担の重い介護職員の待遇を改善するため値上げとなる。ただし、実際の負担額は受けるサービスや介護を必要とする度合いの重さによって異なるため、一概には言えない。

 2015年度は原則3年に1回の会定年にあたる。1月の15年度予算案の閣僚折衝で、介護サービスの単価を平均で2.27%引き下げると決めた。介護サービスにかかる費用は年間で総額10兆円に膨らみ、今後も制度を持続させるには介護費の抑制が欠かせない。一方で2025年度には介護職員が30万人足りなくなる見込みで、人手不足の解消には賃上げも必要となる。
 サービスの平均単価を下げても、人口の高齢化で利用者数は年に5%前後伸びている。15年度の介護費用は前年度より1%強増える見込みだ」

 さて、幸手市でも来年度から改正される「第6期介護保険制度」の改正作業が進められていることを以前お知らせいたしました。現在は公表された素案に対するパブリック・コメントの受付けが終了したところです。素案で空白となっていた保険料は、今回の厚労省の介護報酬公表を受け、これから定められることになります。

 私たちの人生・生活・暮らしを支える社会保障制度が、必要とする方に届くことは当然のこととして、まず、私たちは第一段階として「健康寿命」を維持・延長していける仕組みを早急に構築していくことが必要だと痛感します。

 国の制度設計の全体像を理解するのは至難でありますが、まずは皆さまに一番近い自治組織である「市」に何ができるのか。地域の実状に合った制度が運営されるよう、私も鋭意、情報収集し、皆さまの立場に立って議会でも実りある提言をしていきたいと思っています。

 今後、地域の医療や介護に関する情報がありましたら、このブログでもお知らせして参りますので、講演会や説明会など参加の機会がありましたら是非、ご参加ください。