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コロナワクチン接種 報告

2021.04.17

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から議会にコロナワクチン接種の現況が報告されました

昨日は市長召集の議員全員協議会があり、5つの議題で報告がありました。そのうち、コロナ関連の2議題についてご報告いたします。

【コロナ関連】
?新型コロナウィルスワクチン接種について
4月2日に第一弾の予約受付が始まったコロナワクチン接種。私たち議員にも複数の市民の皆さまからご意見やご要望が届いています。昨日は市からの現況報告の後、議員からの質疑が受け付けられました。私は、多くの方が電話で繋がるだけでも困難となった予約受付の反省と次期対策、希少なワクチンを一人分も無駄にしないシュミレーション、ドタキャン対策などを問いました。この他7人の議員が質問。それらへの答弁も含めて概要をお知らせいたします。

■はじめに
75歳以上の皆さまに接種券9,123通を郵送した中で始まった4月2日からの接種予約。当初より電話5回線とウェブ予約で全ての申し込みに対応できるのか、との危惧はありましたが、案の定の結果に、説明の冒頭、市からも多くの皆さまにご心配とご不便をおかけしたことについて反省とお詫びの言葉がありました。

■報告 受付結果
・電話での予約413件、ウェブでの予約462件。
・接種日4日間(各日220人定員)の予約は即完。
議員に説明されていた当初1箱のワクチン配分予定がその後、急遽増配され、私も予約受付人数を485人とお知らせしていましたが実際の受付は880人に倍増されました。質疑では、複数の議員から情報の遅滞なき伝達への要望と、ウェブ予約のシステム的課題、予約受付完了の市民に対するタイムリーな周知などの課題が指摘されました。

■今後の対応、対策について
市は、電話の架かりにくさ対策として、次回受付以降は、予約を受け付けるコールセンター回線を2回線増設し7回線で対応するとのこと。それでも電話の繋がりにくさが予見されることから議員からは、もっと増設できないのかとの指摘もありました。市からは現況の施設(ウエルス)の架線敷設能力、予約管理システムとの連携上の課題を含め、現状では2回線増設がMAX対応であるとの説明がされました。私も現況やむなしと受け止めるものですが、さりとて、市民の混乱はみえています。改善に限界があるとしたら他に何が可能か。複数の議員からも申し込める対象者をもう少し年齢を刻むなどして行えないかなどの提案があり。市は今後の検討としました。

また、スムーズな接種に欠かせない接種当日のシュミレーションについては、近日、医師会の先生方や市職員など関係者による集団接種シュミレーションが実施予定とされています。繊細な管理が必要な希少なワクチンに対して、時間と場所、人数を制約して行う今回の接種。対象者の予診と導線のスムーズさはもちろんのこと、集団行動に対する感染対策が必須です。今のところ、接種会場では接種者10?12人ほどをグループとし、30分程度で予診環境を整え、準備ができたら医師がグループに出向いて問診と注射を行うことが想定されています。ワクチンの無駄を出さない対策も含め、まず、幸手市の接種初日となる5月6日、75歳以上220人の方が混乱なく接種ができるように準備をしなければなりせん。すでに接種が始まっている他自治体の事例や知見もあり、十分な検討を行うよう私を含め複数の議員から指摘がなされました。皆さまにおかれましては当日のキャンセルはできる限り避けるようご調整くださいますようお願いいたします。

♥この度の予約申し込みの混乱に関して、議員からは「危機管理として行政能力が問われる局面だ」との厳しい指摘もありました。また、タイムリーな情報提供を求める声も複数ありました。国のワクチン配分自体、国民の早期に接種したいとの気持ちに添い切れない中にあり、市の担当者も出来るだけ混乱のないようにと準備対応していますが、1億人が2回接種するという前代未聞の事業です。国の今後のワクチン配送予定にはまだまだ不確定要素もありますが、希望者全ての方が接種できることは間違いなく、市はこれについては今後、様々な媒体を使って市民の皆さまのご不安の解消と安心、ご理解をいただけるよう広報して行くとしています。

♥♥予約申し込みの困難さを複数の方からお聞きしている私も、今後も予約受付から接種までの一連のスムーズな対応、対策は引き続き求めてまいります。皆さまには、ワクチン供給体制のもどかしさの中でご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

?所得が少ない(低所得)子育て世帯への給付金について
コロナ関連のもう1つの議題です。
新型コロナウィルス感染症による影響が長期化する中で、所得の少ない子育て世帯に対し、その実情を踏まえた生活の支援を行う観点から、子育て世帯生活支援特別給付金を支給する事業が実施さるます。
今回はひとり親世帯が対象です。支給対象者のうち、令和3年4月分の児童扶養手当の支給を受けている方は申請不要です。その他、新型コロナウィルス感染症の影響受けて家計が急変し収入が児童扶養手当を受給している方と同じ水準となっている方なども対象となりますので条件等お確かめ下さい。なお、支給額は児童一人当たり一律50,000円。全額国庫負担で賄われます。今回はひとり親世帯が対象ですが、ひとり親世帯以外の所得が少ない世帯への給付については現在国において制度設計がなされている段階ですので、正式な通知を受けた後に別途対応することとなっています。

♥対象と思われる方は担当課(こども支援課)にご確認下さい。