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予算概要NO.1

2023.03.02

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今日から常任委員会が始まります

今日は私が委員長の文教厚生常任委員会です。その前に、まだお知らせできていなかった来年度予算の概要をお知らせいたします。

【令和5年度予算規模】
一般会計予算額 165億7千万円
※前年度比6億3千万円 4.0%増
※自主財源率 47.3%
特別会計、上下水道会計を合わせた総計 314億3973億円

【一般会計予算の概要】
主な歳入 
・市税 64億7619千円
・地方交付税 29億円
・国庫支出金 24億2337万3千円
・県支出金 11億6614万8千円
款別支出金
ファイル 1828-1.jpeg
※総務費、民生費、土木費、教育費は前年度比増。
※総務費は、新規として住民基本台帳や児童手当などの基幹事務システムを令和7年度までに国基準システムに標準化する経費(国の補助10/10)や新庁舎建設基本構想の策定に向けた経費などを計上。その他、庁舎建設基金積立、若年層の市内への移住・定住促進経費として就学前のお子さまのいる家庭に幸手産米を配布するハッピースマイ(米)ル事業費、市内循環バス運行経費、LED防犯灯・道路照明灯整備工事助成などのほか、第6次総合振興計画や地域公共交通計画など幸手市のまちづくりの骨格となる重要な計画の策定費用が計上されています。また、ご利用者から議会にもご要望をいただいていた幸手駅西口の仮設自転車駐車場の整備について、雨天時に雨合羽の着脱ができるようサイクルポートの設置費用が計上されています。仮説故に大工事には至りませんがご理解を。
※民生費は、各種検診や予防接種費用、敬老会開催経費やシルバー人材センターへの補助、人間ドック・脳ドック検査費用補助、障がいのある方の自立と社会参加を支援する費用、生活保護に関する費用、子育て世帯の経済的負担を軽減する費用(子ども医療費や児童手当などの支給、保育所運営経費、放課後児童クラブ運営経費、幼児教育保育の無償化にかかる経費)などが計上されるほか、新規事業として、こども家庭庁発足に伴うこども家庭センターの設置費用、現在利用人数の多い放課後児童クラブ室(幸手小・上高野小)を拡張する費用が計上されています。
※衛生費は、新規事業として、子育て家庭の経済的支援と妊娠・出産・子育てに関して伴走型で相談支援を行う出産子育て応援事業を開始するほか、妊婦訪問支援事業、パーソナル知育絵本の作成事業、環境基本計画の見直し策定経費などを計上。また、がん検診では個別検診を拡充。そのほか、健康づくりや地域医療体制の充実、ごみ処理経費、太陽光発電システム設置費の補助などが計上されています。
※消防費は、東部消防組合規約により発足11年目となる令和5年度から負担金の算定基準が見直され、それにより幸手市の負担金が減額に。
※農林水産業費、商工費は、各種団体への補助のほか、農業基盤整備や観光振興、操業が開始された幸手中央地区産業団地進出企業への奨励金交付費用を計上。
※土木費は水害対策を進めるほか、一般道路の整備や県事業の上船渡橋架け替え負担金、都市計画道路杉戸・幸手・栗橋線の御成街道に向けた南伸設計なども。また、都市計画部門では、人口減少と少子高齢化が見込まれる中、全市民が安心できる健康で快適な生活環境を実現することを目的に立地適正化計画策定に取り組みます。
※教育費は、GIGAスクールにかかる費用や新規事業として、部活動の地域移行に向けた指導者配置にかかる経費、発達検査にかかる費用、さわやか相談室Wi-Fi環境整備にかかる経費、学校給食費値上げ相当分の補助、公民館のWi-Fi施設を活用した高齢者等を対象とするスマートフォン講座の開催、中央公民館電気施設更新工事、南公民館施設整備工事費用、アスカル幸手の駐車場用地取得準備やシャワー設備改修工事の設計経費を計上。

♥まだまだ、いろいろな角度から事業をご紹介したいですし、私の注目事業についてもお話ししたいのですが、今日はこれで。なお、予算はまだ予算案であり、今日から議会の審議が始まります。昨日の「議案に対する質疑」では、天神の湯の廃止にかかる条例改正案に対して多くの議員の質疑が集中。議会最終日まで、予算案も条例案も事業確定とはなりません。さて、私も準備して…。