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八潮市道路陥没 続報

2025.02.01

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消防隊混成チームにより救助が急がれています

昨日、東部消防組合議会の定例会が開催され、本会議が始まる前の議員全員協議会で八潮市の件について、救助に出動した隊員から報告がありました。

テレビ報道に映る消防車や救急車、救助にあたる消防隊は、地元草加八潮消防局だけでなく、近隣のさいたま市消防局、東京消防局、埼玉DMAT(さいたま赤十字病院)、そして、埼玉東部消防組合消防局などが混成チームで対応にあたっています。

ファイル 2069-1.jpeg議会では、事故の発生経過や現場の様子が、出動した隊員の写真記録と共に報告されました(写真の掲載は控えますがご了解を)。
これまでに派遣された消防隊は、28日は計11隊、29日は計23隊、30日は計14隊に及び、現在も続いています。その他、事故に巻き込まれたトラック運転手さんの救出のため、民間大手建設会社やクレーン会社なども参加して、作業が慎重に進められているとのこと。

現場は軟弱地盤で二次災害の危険があり、現に隊員2名が負傷する事態も起きています。そのような中でまずは人命救助をと進められている救出作業も難航しています。軟弱地盤の上にさらに、陥没した穴の中には陥没した道路の端に整備されていたコンクリート製のU字溝(ボックスカルバート)の塊りや破片が崩れ落ちてガレキ化。そこに今も続く大量の水の流れ込み(恐らく普段はU字溝を流れる雨水や排水とみられる)が土砂の掘削を阻んでいるのです。そのような中で、新たな救出手法としてスロープづくりが、消石灰で土砂を固めながら慎重に進められているとの報告でした。

♥心配されるガス漏れは、ガス会社により管は遮断されています。生活排水の抑制に多くの方のご協力をいただきながら、現場は危険を伴う中で必死の対応にあたっています。時間との戦いの中でも作業は慎重にならざるを得ない環境であることにご理解を賜るしかありません。