記事一覧

市の報告より

2024.02.15

アイコン

乗合型デマンドタクシー実証運行(案)について

市では、廃止・休止となった幸手駅〜杉戸高野台駅間、コミセン〜東鷲宮駅間の路線バスの代替として、主に高齢者の日常生活の一助として、来年度7月1日から乗合型デマンドタクシーの実証運行を予定しています。乗合型デマンドタクシーとは、利用登録をした市内在住者が利用したい時間の便を電話予約し、一人以上でタクシーを相乗りする定路線運行タクシーです。予約がなければ運行はありません。駅〜駅間には指定乗り場があり、その場所での乗降が可能です。公共交通の確保については、地元の皆さまからの要望も出されており、私も一般質問等で生活の足の確保を訴えてきましたが、この方式を定着させるのか。あるいは他の方法もあり得るのか。兎にも角にも、1年間の実証運行の結果を見て検証されます。
実証運行の路線、便数、その他概要は以下の通りです。まだ(案)の段階ですが、皆さまにはご関心をお持ちいただき、運行が確定しましたら是非とも登録、ご利用をよろしくお願いいたします。

路線
ファイル 1983-1.jpeg ファイル 1983-2.jpeg

便数
ファイル 1983-3.jpeg

利用料金
・1乗車300円

実証期間
・令和6年7月1日から令和7年6月30日まで

利用者
・市内在住の利用者登録をした者(登録した者に対して登録者証を交付)
・電話で予約

事業者
・市内のタクシー事業者(2事業者)

♥なお、新年度予算において、公共交通にかかる経費として
・市内循環バス 42,071千円
・乗合型デマンドタクシー 6,615千円
が計上されています。デマンドタクシーの経費の内訳詳細については今回は説明されませんでした。今後の予算審査の中で確認することになります。

♥♥先日、東鷲宮駅西口から自宅までタクシーを利用しましたが、運賃が1,600円でした。タクシー運賃が昨年11月に改定されたようで、随分高くなった印象です。例えば、タクシーGOはさらに配車に300円が必要ですから、実証が始まりましたら是非、ご登録を。目的は高齢者を中心とした生活の足の確保ですが、年齢制限はないようです。

3月議会日程(案)

2024.02.15

アイコン

令和6年第1回定例会会期日程(案)

昨日の議員全員協議会で、3月議会の書類、資料の配布と、幾つかの市の事業の報告がありました。

【会期日程(案)】
2月20日(火) 開会
2月21(水)22日(木)26日(月) 一般質問
3月1日(金) 議案に対する質疑
3月4日(月)5日(火) 文教厚生常任委員会
3月6日(水)7日(木) 総務常任委員会
3月8日(金)11日(月) 建設経済常任委員会
3月19日(火) 採決 閉会

※一般質問は13名
私は受付番号6番。恐らく22日の登壇予定です。

♥一般質問は情報の宝庫です。お時間がありましたら傍聴、インターネット中継等ご視聴を。よろしくお願いいたします。

(事業報告は次号にて)

3月議会一般質問

2024.02.12

アイコン

今回の一般質問は3項目です

3月議会が始まります。14日には議案を受け取ります。3月議会は予算の審議が中心です。幸手市の大事な予算がしっかり確保され、来年度だけでなく、中・長期に市民の生活の安心安全が守られるよう審議に臨みたいと思います。

さて、質問の3項目は以下の通りです。
1.市営釣場神扇池の観光資源としての価値、観光振興における役割、今後の活用について
2.市庁舎整備基本構想策定に向けた市民ワークショップ、説明会の開催について
3.特別支援教育の充実について

それぞれの項目について少し内容を説明します。
1.については、
実は、市営釣場神扇池は長年ヘラブナ釣り愛好家に愛されてきた施設🎣です。神扇池は底地を市が借り受け、平成21年からは民間の指定管理者が運営するスタイルで、多い時には年間ご利用者が3万4千人を上回り、指定管理者からの納入金が年間2千万円という、幸手市観光のドル箱的施設でした。それが、平成26年度から納入金が1300万円、令和元年からは1千万円、そしてついに、令和4年度決算では89万7千円に激減。この納入金では釣場の施設借り上げ料も駐車場借り上げ料も賄えない事態に。さらに、来年度からの指定管理更新では入札が不調となり、納入金の代わりに指定管理料1千万円を支払って、指定期間を3年間に短縮して、シルバー人材センターに運営をお願いすることになりました。
本施設は幸手市民に余暇の楽しみを提供するほか、交流人口の呼び込みや歳入を稼ぐ貴重な収入源であったわけです。以前のように納入金を徴することのできる観光資源に復活させるには何が必要か。3年後に民間に振り向かれる施設とする。その意欲を市長に。さらに老朽化が進む施設の良好な環境維持の考え、投資・修繕など今後の具体的な取り組み計画を伺うつもりです。
投資のないところに利益はなし。民間なら当たり前のことながら、単年度予算の自治体では資金投入が難しい。しかし、ここは正念場です。目的は、3年後に運営を民間に引き継ぎ収入を得ることのできる"お宝"に生まれ変わらせる。that's all、です🎣

2.について
いよいよ市庁舎整備基本構想の策定が動き出しました。庁舎整備は100年の計。市民に愛される庁舎整備を進めるには市民の庁舎整備に関する関心を高めることが肝要と考えます。その観点から、まずは市民参加を前提として、今後開催される市民ワークショップの様子を、基本構想(素案)のパブリックコメント募集前に市民に報告し情報発信する事は可能か。タウンミーティングのように各地域を行脚して説明をする機会は持てないか、確認したいと思っています。

3.について
先日、1月23日までウエルス幸手のロビーで「手を繋ぐ子らの作品展」が開催されていましたが、皆さまはご覧になりましたか?この作品展は毎年、市内小中学校の特別支援学級の児童生徒さんの書道や工作、手芸などの作品が展示されます。私も作品展最終日に鑑賞しましたが、今年も立派な作品群に感動しました。先生方のご指導による根気の必要な大型作品もあり。幸手市の特別支援学級は支援が手厚いと聞いていますが、このような多様な個性を輝かせるには先生方の熱意と、人手と、地域の多様な連携と協力が必要です。中学を卒業後は市外の学校などに進学されるケースが多いかと思いますが、彼らが人生を豊かに生きて行ける力をどう見出すか。幸手市での15年間を充実させることはそのお子さんの生涯を豊かにすると確信します。
学校間の連携、各機関との連携を強化し、さらにインクルーシブ教育を充実させるに何が必要か。そんなことを確かめたいと思います。

以上の3点です。充実した質疑応答ができるよう準備したいと思います。

暫くぶりの更新

2024.02.12

アイコン

最近、プログの更新が滞り申し訳ございません

先週の木曜日、3月議会の一般質問を提出して来ましたが、それをお伝えする前に、実は先週の同日木曜日に、議長から"内容も知らされない呼び出し"がありました。議長室で、本田副議長と事務局長が同席。

議場外でも議場内でも、自身が責任をもって判断した結論を批判されたからと居直ったり議員活動を萎縮させていけないと心得ていますが、何の話しかも知らせないままの議長の呼び出しに、お話しは何かと思いきや、議員活動を萎縮させるような一方的な事実確認。心底、恐怖すら感じる事態でした。

また、市民の方からの情報紙も発行されています。もちろん、議員の行動や発言への批判はあっても当然ですし受け止めます。が、私がどんな決意で議会活動をしているか。私の考え方は今年1月に発行した議会活動報告書でも明らかにしております。また、2月に発行された「市議会だよりさって」には12月議会での判断が掲載されております。改めて、以下に私の活動報告書を掲載いたします。皆さまにはご理解を賜りますようお願いいたします。

ファイル 1980-1.jpeg ファイル 1980-2.jpeg

12月議会閉会

2023.12.22

アイコン

採決結果 市議会2つの決議案 ➡️可決

昨日は12月議会最終日でした。市長提出議案では公園の指定管理者の指定で1件が否決に。それ以外の議案は可決。2つの市議会決議は可決となりました。主な結果をご報告いたします。

私は2つの議案に反対。一つは都市公園の指定管理者の指定。もう一つは藤沼貢議員の辞職勧告決議です。どんな事案も先入観を排して、正しい道を選択するよういつも心がけています。少々長くなりますが、皆さまには最後までよろしくお願いいたします。

❶市長提出議案
○可決 
・議員報酬、市長等給与、職員・会計年度任用職員給与の支給割合の引き上げ
・その他改正条例 
・第6次幸手市総合進行計画基本構想及び後期基本計画➡︎議会は特別委員会を設置して審査
・指定管理者の指定(総合公園他6公園)
・指定管理者の指定(神扇池市営釣場)
・指定管理者の指定(アスカル・コミセン・武道館)
・追加議案 令和5年度幸手市一般会計補正予算
×否決 
・指定管理者の指定(都市公園5公園)

【説明】指定管理
総合公園他6公園は、現在の管理者(シンコースポーツ株式会社)が引き継ぎ指定されました。
釣場は指定管理者が代わります。指定管理者募集に現行の民間事業者の手が上がらず。指定期間を3年に短縮して公益社団法人シルバー人材センターにお願いすることになりました。
アスカル等はこれまでのJVが解消され、うち1社単独(日本環境マネジメント株式会社)での指定に変更となりました。
都市公園5公園については、プロポーザル方式での公募に2団体が応募。市が選定した候補者が否決となりました。議案の賛成者は大平泰二、小林英雄、坂本達夫、小泉圭司の各議員。反対は青木章、小河原浩和、本田謡子、木村治夫、四本奈緒美、芦場弘志、高野優一、宮澤大地の各議員と私でした。

【説明】追加議案
国から「物価高騰対応重点地方創生臨時交付金」の交付がありました。また、「保育所等物価高騰対策給付事業補助金」に加え、「幸手市財政調整基金」を5,000千円取崩して、以下の事業が補正計上されました。推奨メニュー事業は来年度、執行されます。来年度もハッピーエール券発行予定✨ご期待ください。
・低所得世帯支援枠 398,142千円➡️近日支給予定
(臨時特別給付金 5,500世帯×7万円)
・推奨メニュー分 98,811千円
(ハッピーエール応援券発行事業 市民1人1,000円)
(福祉・医療機関等支援事業 12,686千円)
(住宅リフォーム資金補助金 7,400千円)
(学校給食物価高騰負担軽減事業 17,349千円)

❷議員提出決議案
○可決 
・全ての暴力とハラスメントを防止する決議案
・藤沼貢議員の議員辞職勧告決議案
※藤沼議員の辞職勧告決議について、賛成は坂本達夫、大平泰二、小林英雄、小泉圭司、四木奈緒美、芦場弘志、高野優一、宮澤大地の各議員。反対は木村治夫、本田謡子の各議員と松田。退席は青木章、小河原浩和の各議員でした。

【私が反対した2件の議案】
反対討論の要約を掲載いたします。
◆指定管理者の指定(都市公園)
「議案審議の過程で、合理的な判断に必要な情報が十分に提供されず、質疑で説明を求めてもほとんどが非公開という中、私が調べ得る情報から心配するのは、候補団体が令和4年度総会資料やHPで自ら公表している慢性的な人員不足です。「令和4年度は前年度比50名の会員減少。特に植木剪定等の作業員の減少で、植木の剪定・伐採の受付を一時中断し、受注調整を行った」や、今年も5月と9月にも同様の作業で受付が長期に中断され、受注した作業の実施に3ヶ月を要することがHPに掲載されていることは客観的事実として、5年間という指定管理期間の業務の継続性に懸念が残ります。市はどのように判断されたのか。高齢者が生き甲斐をもって働いて下さることは大事なことですし、これまでのシルバー人材センターさんの丁寧な除草や剪定作業は私も素晴らしいことは承知しています。ただ、仮に、人員不足の中、指定管理業務にリソースを配分した場合、今以上に市民などからの受注調整が深刻化する可能性もあり。この指定管理の継続性だけでなく、業務委託の発注者でもある市の業務への影響への懸念を払拭できる説明や情報がない中で、議員として責任ある判断はできません。
また、2社が応募したプロポーザル方式の入札では、評価点も開示されず。やっと開示された資料は候補者と次点候補者の評価点の差は4.2ポイント。評価項目9項目のうち、5項目は次点候補者の評価が高い状況です。候補者の評価が特出して高いポイントは恐らく、コスト面かと推測しますが、業務の継続性という課題を直視するなら、本指定管理の指定には慎重にならざるを得ません」
※なお、プロポーザル方式の場合、候補者が否決の場合は次点候補者との協議が開始されます。次点候補者は現在の指定管理者です。

◆藤沼貢議員の辞職勧告決議案
「絶対に暴力は許してはいけないというスタンスに揺るぎはありません。この事案が、捜査が進むことにより、まさに『暴力事件』として確定した場合は、例え、示談や不起訴となった場合でも、即刻辞職勧告はすべきだと思っていますが、現時点てはまだ捜査途上であり、このタイミングでの辞職勧告決議は時期尚早です」
※暴力そのものは決して許されるものではありませんが、解さなけばならない絡んだ糸の処置もまた、残された課題です。

(※指定管理者の指定 辞職勧告決議の賛否議員名を追記しました。2023.12.25)

ページ移動