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幸せベンチ Google-Newsより

2014.02.22

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「幸せベンチ」寄付してメッセージを書こう 幸手市が募集

 2月21日の埼玉新聞に以下の記事が掲載されたようです。

 市のHPを見ると2月3日に都市計画課にアップされており、2月の広報紙にも載っていました。いろいろ発信される情報がしっかりと市民に「届く」ということが課題ですね。私も今頃知りました。よほど市政に注目していてもこのような情報に気づくのは難しいです。事業の内容ではどこの業者が設置するのかなど、詳しいことはわかりませんが、このような定型定額の寄付を直接業者に払い込む方式で呼びかけるというのは私は初めて見る手法(今までも使われてきた方法なのでしょうか)で研究材料です。いずれにせよ、HPを見ると駅の東側の広場から続く県道幸手停車場線が設置対象地区となるようです。
 期間限定の画期的な提案です。それにしても1台20万円のベンチって、すごいモノですよね。以下は、グーグルニュースを転記しました。詳しくは市のHPをご確認ください。

 幸手市は、市民などから「幸せベンチ」の寄贈を28日まで呼び掛けている。寄付者がベンチにメッセージを書くことができることが特徴だ。

 ベンチは規格が決まっており、幅約180センチ、高さ約70センチの3人掛けの木製。背もたれにプレートを付けて、40字以内で心に残る幸せな思い出などのメッセージと寄付者名を記入する。

 価格は1基あたり約20万円(税込み)。費用は設置業者に直接振り込む。所得税法の寄付控除の対象になる。

 ベンチは東武日光線幸手駅前通りに3月末までに設置。使用期間は10年間で、市が維持管理する。市内の公園などに愛着があり、趣旨に賛同するものであれば、市外や団体からも受け付ける。

 希望者は市都市計画課窓口に置いてある申込書に必要事項を記入し、同課まで。申込書は市ホームページからもダウンロードできる。

 問い合わせは市都市計画課(電話0480・43・1111内線562)へ。

パグリック・コメントを出そう

2014.01.13

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幸手市協働のまちづくり指針(素案)をチェック

 市のHP、新着情報に上記指針がアップされています。

 昨年末、市議会と市執行部との懇親会の席で市長が「来年は”協”の時代だ」とはしゃいでおりました。なんで”協”なのか。突然の発言に私だけでなく、職員もいぶかっておりましたが、きっとこの指針作成を決済したことが市長にとってインパクトがあったのですね。それにしても、香日向小学校問題ではあれだけ住民をないがしろにした市長が臆面もなく”協”とは…。市長は”協”の意味を分かっておいでか。

 しかし、この指針には幾つか問題の記述があるように思います。皆さまにも是非内容をご精査いただきたいのですが、1つは指針の5ページ。”協働の担い手となる主体には、大きく分けて「市民」と「行政」があります。「行政」には公益法人が含まれます”とする点です。公益法人は地方自治体と並び立つ行政組織なのでしょうか。公益法人を行政とするのはどのような根拠があるのか。お隣の久喜市では自治基本条例において公益法人は「市民」に分類しています。「組織論」について知見をお持ちの方、是非、ご検証いただきたいと存じます。

 そして2つ目が、同じく5ページの市民と行政の相関関係を示す図です。この図式で地方自治体と協働関係にあるのは公益法人のみ(あるいは地方自治体と公益法人が同等の関係とも見えますが)、市民との間に協働関係を示すベクトルが表されていない。肝心の相関関係が描かれていないこの図式では協働は不可能です。図式の表現の見直しが必要です。

 そして、何より「協働」は政策の遂行手段であって目的ではありません。本来は久喜市のように「自治基本条例」で先に市民や行政の役割(目的)を定めた後で「協働の指針」(手段)を策定するのが筋ではないでしょうか。
 このブログを見てくださっている皆さまには是非、市のHPでこれらの問題点をご確認いただき、そして、問題だとお感じになったなら、パブリック・コメントをご提出いただきたいと思います。

 市民の皆さまの声が市政をつくります。「協働」はこれからのまちづくりに欠かせない概念だからこそ、中途半端な内容は是正し、しっかりと精査してよりよい指針としなければなりません。

 

 

 

市政情報 市のHPより

2014.01.08

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市の新着情報よりお知らせします

 幸手市HPのトップページに掲載された1月の新着情報より2点、お知らせします。

 小型家電のリサイクルは幸手市で取り組む新しい事業です。ケータイ端末やゲーム機などを効率的に回収することによって、レアメタルなど希少な資源のリサイクルを促進します。駅の利便性に関する調査は、社会資本整備総合交付金の交付を得るための調査かと思われます。対象地域の皆さまには是非、ご協力を。
 最近は何でもHPで情報発信されますから、チェックを習慣化しないといけませんね。詳しくは市のHP各課案内でお確かめください。

●情報1 1/7 使用済小型家電のリサイクルにご協力ください

■小型家電の出し方
① 資源性の高いものを効率よく回収するため、市内公共施設に設置してある「小型家電回収ボックス」に投入します。
※ 従来どおり、月2回収集の「燃やせないごみ」として出すこともできます。
■回収ボックスへ投入できる品目
 ボックスに投入できる使用済小型家電製品は、電気・電池で動き、大きさが縦横15cm×30cm以下のものです。
※投入する際、電池(充電式を含む)は外してください。

問合せ 環境課℡0480-48-0331

●情報2 1/7 幸手駅周辺における駅の利便性に関する調査にご協力を

 幸手駅西口区画整理や橋上駅舎整備等に係る社会資本総合整備計画の策定にあたり、駅周辺における駅の利便性に関する調査を実施します。
 対象世帯には、1月下旬に調査票を配布しますので、ご協力をお願いします。
▼対象
 中1~5丁目、西1・2丁目、南1~3丁目に在住の人

問合せ まちづくり事業課 ℡0480-43-1111内線583

 



総合振興計画後期計画パブコメ始まってました

2013.11.28

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幸手市総合振興計画 後期基本計画のパブリックコメントが始まっています

 自治体には施策の骨格となる最上位の計画として「総合振興計画」があります。3段組みになっていて、10年間の施策の方向を決める「基本構想」と、前期・後期と5年ずつの目標を管理する「前期(後期)基本計画」、そして、3年間の施策設定を、毎年ローリング方式で見直す「実施計画」となっています。
 現在、幸手市は、第5次総合振興計画の期間中です。今年度、その前期計画が期間終了となることから、次に続く平成26年度から30年度に向けた後期計画を策定する作業が今、大詰めとなっています。

 議員には先日の全員協議会で資料(素案)が配られました。議会には、12月中旬に意見を述べる機会が与えられていて、私もその質問内容を詰めている最中ですが、素案と格闘すること1週間以上。より良い計画になってほしいとの思いで読み込んでいます。

 この計画は、これまで2年間かけて、市民アンケート、市民検討会議、庁内の審議委員の検討を経て素案となったものです。 素案はすでに幸手市のHPに掲載されており、パブリック・コメントの募集もなんともうすでに始まっています。HPのウォッチャーでもない限り、そういう情報に気づくチャンスがないのがインターネット情報の課題ですね。
 募集時期は11月18日から12月18日まで。意見を提出できる方は①市民②市内に通学・通勤している方③その他、総合振興計画に利害関係のある方ーとなっています。

 幸手市のこれから5年間を規定する計画です。議会の議決を必要としない計画で、今回、私たち議員の意見も市民の皆さまからいただく「パブリック・コメント」と同等の扱いになるものと思われますが、議員は議員の立場から、市民の皆さまや対象の皆さまにはそのお立場から、是非、計画をご覧いただき、ご意見をお寄せいただきたいと思います。市民参加の機会を大いにご活用くださいますように。よろしくお願いいたします。

 

香日向小学校跡地問題

2013.10.08

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幸手市コミュニティセンターにて 市長タウンミーティング開催 

 昨夕は、コミセンにて「市長のタウンミーティング」が開催されました。参加者は香日向住民を中心に約80名~90名。私も勿論参加しました。

 市長に同行したのは副市長、総務部長、政策調整課長、財政課長、秘書課職員。冒頭、市長から、市長マニフェストに基づく幸手市の主要施策(今年度の新規事業を含む)が説明され、総務部長から香日向小学校の今後について説明があり、その後、参加者と市長との意見交換が行われました。幸手駅西口整備や圏央道などへの質問もなされましたが、多くの皆さまの一番の関心事はやはり「香日向小学校跡地利用問題」でした。

 財政的に厳しい幸手市が9割減額という廉価な金額で貸付けをしたことに関して市長の考えを問う質問や、学校開放に関すること、避難所機能について、また、駐車場に関する質問などが相次ぎました。

 住民の質問に対して日本保険医療大学の例を挙げ「同校には5億円を補助した。今回、幸手市にとって20万円でもお金をいただけるのはありがたい」とする市長に対して、一瞬会場がどよめく場面も。住民からは「香日向住民の思いを分かっているのか」「日本保険医療大学誘致と比べるのは間違いだ」という厳しい発言も。
 
 挙句は「住民監査請求が出たから説明会ができなかった」との市長弁明も飛び出し、それに対して「住民監査請求は5月20日に提出された。市長のやる気さえあれば時間は充分あったではないか」とする住民と諍う始末。

 予定の1時間はあっという間に過ぎ、住民からは「今日の話し合いだけでは納得できない。香日向問題だけの説明会を求める」との要望が出されました。しばらく抵抗を示していた市長でしたが最後は了承。「香日向問題」に特化した説明会が後日、日を改めて設定されることとなりました。
 
 説明会の必要性は私もずっと訴えてきたことです。今回は住民の皆さまが頑張っておられたので敢えて私は発言しませんでしたが、住民が納得できる説明をするのは市長として当然のことだと思います。会の終了後「もっと早くやるべきだったですよね」と声をかけてくれた職員もいました。

 住民の声を聞く、住民に説明するという当たり前なことを、こんなに要望しなければ実現しないとは嘆かわしいことです。あまりに遅すぎた「説明会」ですが、皆さまには回覧等でのお知らせが回りましたら是非ご参集ください。

 それにしても、監査請求人本人を前にして、住民への説明会ができなかった理由を「住民監査請求が出た」せいにするとは…、市長も随分ヒドイものだと思いませんか。

 

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