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政府補正予算審議入り

2024.12.11

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13.9兆円規模 半分は国債

国の2024年度補正予算案が9日、衆参両院の本会議で審議入り。家計支援として住民税非課税の低所得世帯向け給付金を含め、歳出の経済対策経費は13.9兆円に。

大きな金額です。支出は、来年1月以降も継続するガソリン料金への補助金1.3兆円、電気・ガス代補助に3千億円。能登半島の復興費に2700億円など。歳入は、税収の上振れ分や税外収入や剰余金を充当。不足する分6.7兆円は国債を発行して対応するとのこと。

衆議院本会議では、野党から「過大な財政支出ではないか」との指摘もあったとか。国民民主党は年収の壁の引き上げを手球に補正予算で駆け引き。財務相は「国民が安心と安全を感じられる未来を創る予算だ。一刻も早い成立を」と強調していると埼玉新聞。

♥世界のあちこちで新たな不安や不穏な争いが次々勃発する中、何が正しいのか判断がつかないことが増えています。国民としては日本の安心や安定は政府の舵取りに委ねるしかありませんが、国会の審議を見守りたいと思います。私たちも自らの生活防衛と、基礎自治体としてできること、やるべききとをしっかり判断して行かなければなりません。

総選挙 結果

2024.10.28

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怒涛の12日間が終わりました

この度の国政選挙は、若しかしたら、安倍元首相の暗殺事件に端緒を感じながら、夏以降は岸田首相の辞任、立憲民主党党首選、自民党総裁選、解散、総選挙などの中で、まさに、政治というコップの中で様々な嵐が吹き荒れました。

昨夜は12時過ぎまで結果が出ず。当落が確定後には三ッ林さんから幸手事務所で反省と感謝と再起覚悟の挨拶がありました。昨日は市民まつりが重なっていましたが、スタッフや来場者には期日前投票を済ませた方も多く、幸手市の投票率は全国平均とほぼ同じでした。中でも香日向地区はいつもながは今回も高い投票率となりました。本当に誇らしいです。皆さまには本当にありがとうございます。

また、今回は特に、メディアも含め、一体何が正しいのか正しくないのか、バイヤスの掛かった情報が氾濫し、国民としては悲しい実態をお感じになる方もあったのではないでしょうか。しかし、そのような嵐を制することでしかリーダーはなしです。これからは過半数のない与党と、足元がバラバラな野党のせめぎ合いがさらに顕著になるでしょう。

私は今回の選挙での自民党活動の中で、敗戦から七十余年、日本が平和でいられたことを忘れないで欲しいと訴えました。日本はその安定の中で1億4千万の国民が平和裡に過ごしてきた。その歴史の中では、複数の首相が銃弾に倒れ、座を追われました。平和を衛るのは途轍もないエネルギーと知恵が必要なのだと思います。首相とは命がけです。

これから様々なせめぎ合いがあるかと思いますが、私なりに感じたことをたまにこのブログで呟いてみたいと思います。ご支援くださった皆さまには本当にお世話になりました。ありがとうございました。

出陣式

2024.10.15

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いよいよ衆議院総選挙始まる

今日から12日間の衆院選がスタート。私も地元候補の出陣式に参加して来ました。

先日もお話しいたしましたが、政治資金規正法においては、政治資金収支報書不記載ということで、これは決して良いことではありませんが、しかし、決して“不正"があったわけではなく、検察も「嫌疑無し」と判断していることは事実です。是非ともご理解くださいますようお願いいたします。

ファイル 2036-1.jpeg今日の出陣式では、各種団体の代表の皆さま、各市町の首長の皆さまなど、多くの支援者の皆さまがお集まりになり、沢山の激励がありました。また、候補者からもこの度の反省とともに、これまでの実績、これからの決意がしっかりと述べられました。公明党さんからは推薦状もお渡しくださいました。ダルマの目入れもありました。その後、他の地区での出陣の式に向け街宣車で出発されました。長いようで短い12日です。

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♥今回は選挙区が14区から13区に変わりました。公党非公認のため、動かせる街宣車は1台です。幸手市、杉戸町、久喜市、蓮田市、白岡市、伊奈町という広範な地域を1台の街宣車で訴えて回られることになります。「なかなか声が聞こえない」「私のところには来なかった」ということもあるかも知れません。皆さまにはもし、町中で声が聞こえましたら、是非ともお耳をお貸しください。また、街頭立会い演説に遭遇されましたらこちらも足を止めて訴えをお聞き下さいますよう。衆議院選挙は政権選択選挙です。国内にも様々課題はありますが、国際情勢が混乱を増す中、どの政党に政権を委ねるのか。
埼玉13区はたくさんの野党の皆さんが立候補され激戦区です。皆さまには地元での実績も積み上げて来られた候補者をご信頼くださいますようよろしくお願いいたします。

衆議院が解散しました

2024.10.10

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衆議院が解散 15日から総選挙 に想う

首相就任を待たずして解散の日程に言及した石破総理。昨日は党首討論の後、予定通り解散を宣言。15日からどの政党にとっても厳しい選挙戦が始まります。昨日、私は夕方、党員の末席として、地元候補の事務所で開かれた会合に参加していましたが、非公認で戦う厳しい選挙。しっかりと有権者の皆さまに意を尽くして訴えて行くとの候補者の熱い決意を聞くことができました。
いつも申し上げますが、私は国政のひだの奥までを知る立場ではなく、ただ、地元代議士のお人柄や郷土への思いを含めご信任している立場から取り上げるものです。ご判断は皆さまの投票行動で。よろしくお願いいたします。

さて、嵐の総裁選を制して総裁となり、首相となった石破首相ですが、総裁選後は、野党やメディアから「独自色が薄らいだ」とか、「言動が貫徹されていない」「期待が裏切られた」などなど、低評価な論調が主流となっていました。

昨日の党首討論、私はリアルタイムで見ることが出来なかったので、改めてネットで全て視聴しました。党首討論の冒頭、自民派閥の政治資金の不記載を巡る問題について説明を尽くした上で、衆院選での勝利に向け、政権与党として経済や安全保障政策などを訴えていくとの方針を語った石破首相。総裁就任後は、野党の追及にジリジリと後ずさるようなところも感じられ心配していましたが、石破首相の発言に論理矛盾はなく、明快に理路整然と言葉を大切に丁寧な応答をされていたと感じました。
逆に、政治とカネ問題で国会論議が進まない現状打破として、解散総選挙は、野党にも与党にも国民にも、また、国会の正常化にも、今考えられる必要な"装置"ではと感じた次第です。

しかしながら、公党非公認で戦う地元候補については本当に厳しい環境です。
皆さまには門前払いではなく、その訴えに耳を傾けていただけることを願うしかありませんが、因みに、今、問題になっている「政治資金不記載」について、関係国会議員の方々それぞれに事情は違うと思いますが、私たちの地元代議士につきましては、政治団体の収支報告において派閥からの寄付を記載していなかった。これはこれまでの慣例に従って処理がなされたもので、もちろん、不記載という事実は、収支を明らかにするという政治資金規正法の主旨からは逸脱するものですが、それによる不正は行われていないということ、皆さまにはご理解いただきたいと思います。
昨日はその経過について、代議士本人から説明がありました。

①政策研究会開催で参加者の皆さまからお預かりしたご寄付は購入者の全てを派閥に報告し、全額を入金していた。
②そのうち、戻された還付金の使途は、過去5年以上遡って相当額の領収書が区分されて管理・保管されており、政治活動費として、適正なかたちで活用。使途不明金や私的流用は一切なし。
③全て明瞭な証拠に基づいて、本年1月31日、収支報告書も訂正を済ませた。
④政治資金としての管理が適正にされていた。つまり個人の所得ではない(所得税の対象ではなし)ことをしっかりと捜査当局にもすべての領収書を提出して、真摯に誠実に説明。

結果として、告発に対しても、嫌疑なし、不起訴処分が決定している。

いくつかの報道においては、金額の大きさ等から悪意ある取り上げ方をされることがありますが、収支の内容としては不正などの問題は全くない。このことを是非ともお含み下さり、今後の訴えをお聞き下さいますようお願いいたします。また、これまでも広い選挙区を訴えて回るには時間も余裕もなかったのですが、公党非公認となるとさらに活動に制限があり、津々浦々の皆さまのお耳に候補者の声が届くかどうか心配なところです。
事務所では、何らかのカタチでネットも活用した訴えを考えているとのこと。是非とも皆さまの判断材料として、ご関心をお寄せください。

♥先にも述べましたが、解散総選挙は国民にも選択の機会を与えるものです。国政を託すのはどの政党か。一票を大切に履行して参りましょう。

THE"政治劇"

2024.09.29

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自民党総裁選、立憲民主党党首選から見る

党内選挙であっても日本の今後の歩み、私たちの生活に大きな影響が考えられる今回の自民党総裁選、立憲民主党党首選は、候補者がメディアに露出し、評論家、識者等の様々な論調が新聞やテレビ、ネット上に溢れる一大政治イベントに。皆さんはどんな情報から今回のイベントを見ておられたでしょうか。

実は、総裁選に一票を持つ私としましては今回の結果は残念な結果でありましたが、然りとて、内幕を知る由もない私が国政を語るのもおこがましく。一般論として、国家的イベントでもあった党首選、総裁選についてほんの少し感想を呟いておきたいと思います。

さて、今回のイベントは、それぞれの立場で思惑のぶつかり合いが凄まじまかったですね。もちろん、政治的権力闘争はこれまでも行われていたわけですが、今回は特に、インターネットでの発信が広く広がり、テレビの録画などもネットでいつでも何回でも再生できたことなど、情報の多様さが国民(党員・党友)の判断に大きく影響したのではと考察します。

そもそも、権力闘争とは、会社や組織、団体など、人が群れる環境では避けて通れないことは歴史が証明している事実です。政治を忌み嫌う方も多いですが、いろいろな色彩やグラデーションの人心を一つにまとめるというのは簡単なことではなく、ドロドロと裏切りを織り込んで制することでしか"群れ"を率いることはできません。これこそ、"THE 政治劇"です。私もテレビ、新聞、ネットなど様々な媒体を視聴しましたが、政治はキレイゴトではないということを改めて痛感した結果でした。

その上で、立憲民主党は群れの代表として野田佳彦氏を、自民党は石破茂氏を総裁に選びました。決選投票については、私の実感や周りの人の意識と乖離があったのは残念なところですが、選ばれた総裁として、闘争の中で傷んだ群れの傷口をどのように修復するのか。注目は、人事でのリセット。しかし、立憲民主党は党内人事が完了するも、既に一部に論功行賞だとの批判もあるような。石破内閣も30日の組閣に向けて人選が始まっているようですが、こちらも打診に応じる議員も応じない議員もありで。論功行賞については、群れのNo.2やNo.3ポストに仲間(腹心)を据えるのはリーダーの安定運営には必要なことでしょうし、政党という群れの隅々まで満足な人事は恐らくあり得ないのでしょう。しかし、小泉氏の選対起用にはちょっと驚きも。簡単にノーサイド、というのも…。

♥ただ、国民としては、どの政党であれ、どの党首であれ、日本の国民1億人の生活を任せられた以上、国民第一での政策に期待をしたいところです。世界でいろいろなことが起きていますが、13億人を抱える中国、3億人を抱えるアメリカ。その両大国に挟まれて1億人の生命と財産をどう守っていくのか。石破総裁誕生の直後、すでに株式市場や為替相場に影響が出ているという報道もあり。私たちも、いろいろな媒体が発信する過多情報を、できる限りバイヤスを排しながら検証し、自らの判断の参考にして行かねばなりません。

人事はリーダーが送るメッセージです。明日の組閣、党内人事、注目です。

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