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地方創生、どうせならウキウキやろう!

2015.02.08

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市政に対する一般質問 考案中

 3月議会は2月16日に上程議案をもらって、23日に開会します。一般質問は24日から26日まで。この前に、一般質問の通告日が12日に迫っており、私も今、いろいろな情報収集と共に、3月議会で何を質問するか、案を練っております。

 昨年5月から「地方創生」が叫ばれ、来年度からは「地方版総合戦略」や「人口ビジョン」の策定が努力目標とされますが、今回の一般質問を考えながら、地方創生は日々の事業や施策を1つ1つ吟味して戦略的に、ていねいに取り組むのが本筋であって、何か特別な計画に頼るものではないのではないかという思いがしています。
 もちろん、今、地域の危機感を共有化できた地方自治体から順に、いろいろな模索が始まっていますし、方向性の一致は必要です。しかし、地方創生は「国がやれというからやる」=「国の関与がなければやらない」ではなく、面白い戦略や企画なら誰でも動きたくなるという人間の”習性”を最大限に活かして、まずは職員が「うきうきワクワク」仕事をする仕組みが先決かなと思ってみたり。私が知る範囲で、あの職員と話したら楽しいとか、仕事からイキイキ感が伝わってくるというヒトをあまり見ないような気がしますよねぇ…。
 とにかく、質問したいことだらけです。いつも持ち時間が足りなくて皆さまを心配させてしまうのですが、新年度に向けた施策の確認など、頑張って仕上げていきたいと思います。

地方創生は地方の事情、地方にしかできないことを”いつ””誰が””どこで””どのように”実行していくのかしかないのです。ならば、地域のみんなで知恵を出し合って、本音で語り合って、楽しくウキウキやろうではありませんか。何事もアイディア次第。幸手市は決して「資源」のないまちではありませんよ~!!

幸手市の緊急経済対策案 

2015.01.30

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プレミアム商品券発行と子育て支援を重点に交付金活用

 国が昨年12月に決定した「地方への好循拡大に向けた緊急対策」。総額4200億円の「地域住民生活等緊急支援のための交付金」(仮称)を活用して、各自治体が地域の消費喚起や生活支援策を実行します。本年度の補正予算として予算計上され、実際の運用は来年度となりますが、幸手市に交付される1億4500万円の使い道について、昨日、市から説明がありましたので概要をお知らせいたします。

  ★「地域住民成果湯緊急支援のための交付金」(仮称)
           
【1.地域消費喚起・生活支援型】⇒幸手市限度額70,000千円
◎全市民向け
・プレミアム付商品券1冊10,000円
(プレミアム分20~30%で調整中)を20,000冊(2億円分)
 発行する。
◎子育て世帯向け
・多子世帯プレミアム付商品券支給事業
 市内の15歳未満の子が3人以上いる世帯に対してプレミアム商品券を
 支給する(支給金額等調整中)。
・子育て世帯幸手産コシヒカリ特別栽培米支給事業
 市内の15歳未満の子がいる世帯に対して幸手産コシヒカリ特別栽培米
 白米5kgを支給する。
◎若者世帯定住支援事業
・3世代ファミリー定住支援事業
 親・子・孫からなる3世代の同居・近居による定住を支援するため、
 初めて住宅を取得する子世帯に対し新たに住宅を取得した場合に支援金
 を支給する。

【2.地域創生先行型】⇒ 幸手市限度額45,000千円
 現在、主に子育て支援事業を中心に該当事業を検討中。

 「全市民向け」施策では、プレミアム商品券を発行(幸手市商工会に委託)しますが、これは埼玉県下のすべての市町村で共通の施策で、県の上乗せ分も加えると1万円で2千円か3千円のプレミアムが付く”お得な”商品券となる予定です。使えるお店は市内限定ですが、商工会の加盟店のほか、登録制にて加盟店以外のお店、大型店などにも利用できるお店が拡大されるようです。購入限度額の設定など詳細な制度設計は只今調整中。
 
 「若者世帯定住支援事業」では3世代ファミリー定住支援事業として、新築だけではなく、中古住宅でも新規取得に支援金を支給します。私が住む香日向地区でも3世代近居のご家族を見かけますが、これから数年はちょうど香日向小学校の全盛期に在籍していた子どもさんたちに親御さんの住む地域への近居での定住を促す好機であります。私も以前より、子世帯の定住化への税制優遇、若しくは引っ越し費用の支給などができないかと職員と話していたものですが、中古住宅の活用を促進するという点からも、このような支援金が支給されることはタイムリーな施策と考えます。これから近居をお考えの方はこの機会に是非ご検討を。ただし、「幸手市に親が住んでいる=幸手市で育った子の近居」などの条件が設定されるようなので詳しくは市にお問い合わせください。

 多くの市民の方が今回の経済対策の恩恵を受けるためには、市民の皆さまへの周知対策を徹底して行うことが重要であると考えます。説明会後の質疑で私は「知らなかった」という市民を作らないために周知の徹底を市に求めました。

昨日の説明ではまだ、事業の詳細が調整中のものもあり、今日は概要をお知らせするに留めますが、皆さまにおかれましては今後、市から広報紙やHPで広報される情報をどうぞお見逃しなきように。
 私も何か情報の続編をキャッチしましたならお知らせいたします。

15年度の予算案

2015.01.12

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国の15年度予算案、政策案などが次々発表に

 年が明けて、国の来年度に向けた予算や事業が新聞報道されるようになってきました。

 9日付け日経新聞では、来年度の国の一般会計が96兆円半ばとされ、過去最大となると報じられていました。高齢化に伴い、医療や介護といった社会保障費の傍聴に歯止めがかからないことが要因と。税収は企業業績の改善で14年度より3兆円増えるが、財政収支の大幅な改善は期待されにくいとも。

 社会保障費は14年度当初予算に計上した30.5兆円を上回り、31兆円台に達する。一方で、自治体向けの地方交付税は地方税収の回復を受け、14年度当初予算の16.1兆円から7年ぶりに15兆円台まで減るということ。建設現場の人手不足などをふまえ、公共事業費は6兆円以下とほど横ばいに抑えることになるようです。

 しかし、同じく9日の埼玉新聞では、厚労省の医療保険制度改革の骨子案がまとまったとの記事が載っていましたが、それによると、高齢者、現役世代共に負担増となるようです。特に大きな改革として、市町村が運営している国民健康保険(国保)が2018年度から都道府県に移管して財政基盤の強化を目指すことになります。

 識者の意見では、「一般的に、周辺に医療機関が多い地域ほど住民は受診しやすいため、医療費は高い。身近に医療機関が少ないために本来は必要な受信ができず、結果として医療費が安くなるケースもある。県単位に国保が統合されるなら、保険料も受信のしやすさも同じにするべきだ。このため、地域医療計画で医療機関へのアクセスの格差を改善することが課題だ」と。

 幸手市は近隣の市町に比べて医療費は高いです。まさに、識者の「高い理由」に合致している結果であろうと推測します。先日、今年の事始めとして、市役所の各課で職員と話をしてきたと書きましたが、国保の担当者とは「今年は医療費について考察を深めるつもりなので協力を願いたい」旨、話しました。

 「住みやすさ」「生活のしやすさ」とは、サービスと負担の関係性抜きに語ることはできません。今後の人口動態などの要因をプラスして、最適解を導き出せるよう、私も鋭意、研究・提言していきたいと思っています。
 かなりな難問です。いっしょに考えてくださる方がいらっしゃいましたらお声掛けください。よろしくお願いいたします。

衆議院選挙の結果

2014.12.15

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幸手市の結果

 昨日で衆議院選挙が終りました。皆さまには様々な場面でご協力を頂戴いたしましてありがとうございました。さて、私は昨日、人生で初めて「開票立会人」に推薦され、夜1時までアスカルにおりました。

 開票場では、午後8時の投票締め切り後、各投票場から投票箱が運び込まれ、開票は9時から始まりました。選挙速報ではけっこう早い段階で当選確実情報が流れていたようですが、いかがだったのでしょうか。
 私は比例代表の投票用紙の確認の担当だったのですが、確定したのは午前0時32分でした。これまで12日間の選挙戦の中で、皆さまにお声掛けをしてきた私としては、100枚ずつ束になった投票用紙を確認しながら、1枚1枚に書かれた政党名に(私の応援政党か否かではなく)有権者のお一人お一人の政治への期待を感じ、わがことのように気が引き締まる思いでした。

 今回の投票率は全国的に低かったようで、幸手市全体では53.35%でした。なお、コミセン会場は67.96%とダントツで、特に男性が70.72%という驚異的な状況でありました。来年度は県議選、市議選、知事選、市長選と「選挙イヤー」となります。これからも引き続き政治にご関心をお寄せくださいますよう今後ともよろしくお願い申し上げます。

 ―選挙結果(市HPより)―
 小選挙区 投票率53,35%
三ツ林ひろみ 自由民主党14,526票(確定得票96,511票)
鈴木よしひろ 維新の党  5,658票(  〃 73,320票)
 苗村みつお  日本共産党 2,843票(  〃 33,103票)

 比例代表
 自由民主党 7,888票
 公明党   4,545票
 維新の党  3,585票
 民主党   2,966票
 日本共産党 2,597票
 生活の党    519票
 次世代の党   466票
 社会民主党   402票
 幸福実現党    88票

 最高裁裁判官国民審査についてはHPをご確認ください。
   

 

いよいよ明日は投票日

2014.12.13

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国政選挙、明日は投票日です

 今月2日に公示された衆議院選挙がいよいよ明日投票日を迎えます。

 2日の告公示日がずっと前だったような錯覚も感じますが、あれからもう2週間が経ちました。昨日は選挙戦最終盤において、地元選出候補のミニ集会が午後4時のコミュニティセンターを皮切りに市内9か所で開催されました。この集会は、西公民館を除く8カ所を幸手市議会の保守系議員が取りまとめをさせていただきました。候補者本人が、できる限り直接地元の皆さまに最後の訴えをさせていただくため、各集会は30分刻みとなったわけです。

 私は、初っ端のコミセンを担当いたしました。候補者は15分で移動することを事前にご来場者にお伝えを致したところですが、候補者の熱の入ったお願いが20分を超え、全ての方と握手をして送り出すのに25分かかり、冷や汗がでました。激励にお越しくださった枝久保県議、公明党市議団小林議員にはたいへん有難うございました。慌ただしい会ではございましたが、候補者の、医療、介護、社会保障、子育て政策への熱い思いと誠実さが伝わったのではないかと感じています。

 多くの皆さまにご参集賜り誠にありがとうございました。いよいよ明日は投票日です。是非、投票にお出かけくださいますよう。

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