記事一覧

安倍元総理 祈り届かず

2022.07.08

アイコン

今日午後5時3分、安倍元首相が亡くなられました 本当に残念な結果です

2018年7月、私は自民党埼玉支部主催のタウンミーティングで間近に安倍首相の話しをお聞きする機会がありました。一国の首相が上着を脱ぎ、フランクに会場に集まった方たちの中に分け入って、日本が置かれている国際情勢や政治を、ユーモアを散りばめて語られる。"安倍節“に楽しいひと時を過ごしたことを思い出します。

その時を偲び、ご冥福をお祈りいたします。
ファイル 1708-1.jpeg ファイル 1708-2.jpeg ファイル 1708-3.jpeg
(また縦に撮った写真が横を向いてしまっています。見にくくて申し訳ございません)。

安倍元首相 銃撃

2022.07.08

アイコン

言論封殺 あってはならない蛮行

今日11時半ごろ、安倍元首相が銃撃を受けるという衝撃的なニュースが。奈良市大和西大寺駅での演説中での出来事。犯人は現行犯逮捕されたとのことですが、奈良市を地元とする者としてあまりに不名誉な蛮行であり、断固許されざる行為です。なぜ、犯人が安倍さんの背後、陣営の背後に回り込めたのか。私の経験では、大和西大寺駅と同じような駅前ロータリーでの布陣では演者の背後は関係者以外近寄りにくくなっているものなのですが…。

安倍元首相の回復を心からお祈り申し上げます。

選挙戦予想

2022.06.24

アイコン

私が一票を投じるポイント…は

7月10日投開票の参院選。今朝の毎日新聞は共同通信社の電話情勢調査(全国の有権者3万8千人)から、自公、維新が優勢、立憲劣勢との結果となったと報じています。電話を架設する世帯が減っている中、電話調査には一定の偏りがあることは避けられないのかなとは思いますが、皆さまはどんな政策に一票を投じられるのでしょうか。

今日は私が考えるポイントを少し記させていただきます。もちろん、いろいろなお考えはあるかと思います。ご関心をお持ちくださるなら…。お読みいただければ幸いです。

さて、今、国際社会で起きていることを鑑みた場合、まず、政権与党には、
❶国際社会の“一員"としての地位を堅持し、
❷国際社会に主張できる発言力、政治力  
を求めたいと思います。

今の世の中、国際社会から孤立しての国家運営はあり得ません。ロシアのウクライナ侵攻、さらにアフガンの地震を例として。ロシア、ウクライナ問題がどのように収束するかは未だ分かりませんが、ウクライナが、ロシアがいくら自国の主張をしてもその主張が国際社会に受け入れられないと存続すら危ぶまれる。また、アフガン地震では2000戸に及ぶ被害が発生していますが、昨年8月に実権を掌握したイスラム主義勢力タリバンの暫定政権を正式に承認している国はなく、国際援助がままならない状況。日本に目を向ければ、昨日は太平洋戦争沖縄戦から77年の慰霊の日でした。太平洋戦争は大空襲や地上戦、原爆投下に及ぶ4年間の戦争となりましたが、これは当時の日本が国際社会から孤立したことで生まれた悲劇でした。

かと言って、何でも国際社会の言いなりになるわけにはいかない。故に、国際社会から認められ、さらに主張ができることは政権を担う大前提だと私は思うのです。戦争をしたい為政者などいません。できれば平和理にコトを進めたい。それは当たり前なことです。それには、まず国際社会と渡り合える政策を責任の持って決められる政権であることは必至。
私はそんな視点を大局として、一票を投じたいと思っています。

国内的にも少子高齢化など問題は山積していますが、まず、国際的に渡り合える安定政権の上に成り立つ私たちの主権であり生活です。いろいろな改革は必要ですが、急変を訴える政策に私は疑問視です。1億7千万人の多様な生活を一気に変えることなどできないしやってはいけない。なぜならそれは社会不安をもたらすからです。安定の上に改善、改善の上に改革…。そして、改革を国民生活の中に安定させる。そして、その安定を基盤に改善、改革。そして安定、改善…。こんな地道な努力を続けることのできる政権を私たちは選ばなければならないと思いますが皆さまはいかがでしょうか。

♥18歳選挙権を持つ若者には人を選ぶ、政策を選ぶのは難しいかも知れませんが、いろいろな情報のバイヤスを排し、自分なりに吟味して投票に臨んでほしいと思います。併せて、老若男女、どの年代においても投票率が上がることに期待したいです。

一票の格差

2022.06.21

アイコン

区割り審 衆院小選挙区改定案 勧告

またまた後読み情報で恐縮です。17日の日経新聞、埼玉新聞より。この件については、15日には読売新聞が先んじて報じていましたが、17日は日経新聞、埼玉新聞がより詳しく報じていました。

埼玉県は1増で16議席となる区割り案が示されています。この改正が法制化された場合、私たち選挙民にどのような変化があるのかないのかは分かりませんが、幸手市も渦中にあることから、改めてこの改定案をみておきたいと思います。

さて、衆議院選挙でなぜ、区割りが変更となるのか。現在、全国には289の小選挙区があり、今回の改正案ではその区割りの半分近くが変更になるそうです。理由として挙げられているのは「一票の格差」です。「一票の格差」をめぐって最高裁は09年、12年、14年の衆院選を3回連続で「違憲状態」と判断。いずれの選挙も1票の格差が2倍以上だったという。区割り審は、今回の改定案作成にあたって2倍以上にならないことを基本とし、行政区画や交通といった事情も考慮。その結果、現在の区割りで格差2倍以上の選挙区が23区あったが、今回の改正で解消されることになるようです。

ただ、自民党内には10増10減をめぐり、都市部への議席偏在を疑問視する声も強く、改定案の法制化には曲折も予想されると両新聞。さらに、日経新聞は、今回の勧告と同じ方式で配分を続けると、人口流入する都市部で増え地方で減る傾向が強まると試算しています。国立社会保障人口問題研究所の将来人口推計に基づくと、2040年は現行の区割りから16増16減となり、増加幅は東京が8、神奈川3、愛知は2、埼玉、千葉、福岡が各1増になるそうです。首都圏の定数が増え都市部への集中が加速する。人口比に沿った区割り変更で民主主義の根幹である投票価値の平等を支える意義がある、と新聞はまとめていますが、皆様はどうお感じでしょうか。

もし、人口比に沿った区割りで合憲を目指すなら、私は、人口の偏在の是正は両輪ではと考えます。区割り審は区割りを合憲とすることが使命ですから、このような改定案が出されるのは仕方ないかも知れませんが、都市部への人口集中の是非を議論するのは政治の役割だと思うのです。

今般のコロナ禍により、大都市は集中する人口に対して安全や安心を提供できているかが炙り出されました。また、大地震も同じです。東京はじめ大都市が被災したら日本は停滞です。さらに、電力にしろ、食料にしろ、木材にしろ、都市部はその多くを地方の生産者に支えられています。その地方の支え手を減少させたまま、一票の格差のみを論じることに私は疑問を感じます。埼玉県は1増だからいいじゃないか、とは行かない。万遍に人が住める国づくり。これは少子化も含め、国の最大の課題です。

同じ埼玉県でも人口の流入が続いている市町と人口流出が止まらない市町村はあり。二地域居住なども奨励されていますが、これはいわゆる「別荘」と同じで、地方の土地利用や経済などには影響すれど、住民票の移動がなければ投票権は居住地に残ります。選挙権と地域経済の活性化とは別の話しで、人口のみを基準にした平等で本当に事は足るのか。国会議員の先生方には国民生活のありよう、エネルギーや食料安全保障の観点も加味して、この改正案を議論していただきたいと思います。

さて、1増が示されている埼玉県。改正案では幸手市も区割りが変更になります。埼玉新聞をみると、これまで「14区」とされていた幸手市を含む選挙区は13区と14区と16区に分断されるようです。
新しい区割りは、
13区=久喜市、蓮田市、幸手市、白岡市、北足立郡、南埼玉郡、北葛飾郡(杉戸町)
14区=草加市、八潮市、三郷市
16区=さいたま市岩槻区、春日部市、吉川市、北葛飾郡(松伏町)

♥どんなことも“変わる“というのは大変なことです。しかし、これを“化学変化“の起爆剤として、新しい日本をカタチ作る。国会議員の先生方には、今回の改正案を契機に、改めて、都市間の人口偏在問題も含めて、区割りについて議論をしていただきたいですし、私も今後の議論を注目していきたいと思う次第です。

飯塚繁雄さん死去

2021.12.19

アイコン

拉致被害の妹 再会果たせぬままに

北朝鮮に拉致された田口八重子さんの兄、飯塚繁雄さんが18日亡くなられました。御年83歳でした。八重子さんが1978年に2人のお子さんを残して失踪した後、そのご長男を引き取り、ご自分の子として育てながら拉致被害者家族連絡会の代表を務めるなど、半世紀にわたり帰還を求めて活動されて来られた方です。

1978年と言えば私は20歳。2歳違いです。このような思いも寄らないことが私の身に起きることもあり得た。そう思うと1978年は決して昔ではありません。なぜ、北朝鮮は拉致という蛮行を繰り返したのか。先日、横田滋さんが亡くなられ、拉致解決にもう時間の猶予はありません。
ご冥福をお祈り申し上げると共に、現政権には早期解決に向けてこれまで以上に力を尽くしていただきたいと心から願います。

ページ移動