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いよいよ年の瀬も押し迫り

2016.12.28

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今年もお世話になりました

 今年も余すところ後4日。皆さまにとって今年はどんな年であられましたか。

 今年は、リオ五輪を含め、英国のEU離脱、参議院選挙、東京都知事選、米大統領選挙など国内外で大きな出来事が起きました。幸手市議会では巻島議員がご逝去され、9月議会より14名での活動となりました。
 その他、国内政治では、政務活動費の不正使用を始め、さまざまな劣化現象、不祥事が噴出し、政治が信頼を失墜する事態に。幸手市では、4月に3月議会で議決したばかりの新年度予算に国費ショートが明らかとなり、8月には市の財政運営を危惧する1万人の署名運動が起きました。署名で示された民意は「反対のための反対」ではありません。駅舎建設を実行するとしても、市民負担を増大させるのではなく、一度立ち止まって財政力に合った見直しをしてほしいという至って当然な要望でありました。
 以前にも書きましたが、幸手市の財政規模と、現状の財政力、今後の人口減少などを考えると、幸手市の財政は決して楽観できる状態にはなく、現状の計画のまま支払いをすると、将来の財政運営に大きな影響を与える可能性が相当に高い。一過性で終わらない将来に関わる財政問題であるからこそ、1万人もの市民の方が署名をされたのです。しかし、市長及び執行部には届かず。 

 今後もますます社会や世相は慌ただしく動き、これから世界は、日本は、私たちの生活はどこに向かっていくのか。誰にも分からない混沌とした状況が深まることは確かでしょう。だからこそ、その変化に押し流されるのではなく、本当に”普遍”なものをしっかりと貫いて、次世代に繋いでいくことがますます重要性を増しているように感じます。

 さまざまなことが走馬灯の如く思い出されますが、今年1年、皆さまには本当にお世話になりました。議員活動6年目となって、皆さまのご指導のお蔭様をもちまして少しずつではありますが、視界が広がってきたように感じています。来年も、真っ直ぐに、粘り強く思考し、精いっぱい頑張って行きたいと思っておりますので、皆さまには変わらぬご支援、ご指導、ご意見をお寄せくださいますよう心よりお願い申し上げます。

さて、今日はご用納め。私は昨日、今年最後の会合が終わりました。ちょっと早いですが、今年度はこのブログを最後とし、来年はお正月明けから再開したいと存じます。皆さまには良い年をお迎えくださいますよう。来年もよよしくお願い申し上げます。

 

 

2016年初雪

2016.11.24

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まさかの初雪 

 昨日来、降雪情報はありましたが、今日は朝から、そして今も雪が降っています。関東地方では初雪です。冬の備えもこれからという、まだ11月なのに。さらに、昨日はそんなに寒くもなかった…。

 お仕事の方は外出致し方なしですね。道中、外での作業等お気を付けください。また、おうちにおられる皆さまには無用な外出は控えましょう。昨今の気象の変化に体が着いていきませんね。皆さまにはくれぐれもお気をつけてお過ごしください。

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台風9号

2016.08.22

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ただ今、深夜1時45分 雨が強まってきました

 降り始めから200ミリという激しい雨を伴う台風11号が北海道に上陸。また、台風9号が追いかけるように八丈島近くから関東に向かっており、今、少し雨音が強まってきました。

 昨年の9月、幸手市に大きな水害をもたらした台風18号は「60年に1度」と言われ、降り始めからの総降雨量が304ミリ、時間当たりの最大降雨量は43ミリでした。台風18号が幸手市内に甚大な被害をもたらしたことを思い出せば、今回の台風の規模が窺えます。

 関東に上陸する台風9号がどのような規模となるか。八丈島では記録的短時間大雨警報が。また、関東でも明日は最大降雨量77ミリ、暴風、落雷にも注意が必要と今テレビが。皆さまには今後の台風情報にご留意ください。

 

財政支出を大幅削減した幸手駅舎・自由通路建設を

2016.08.20

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市政の現状 再確認

 しばらく更新ができず、ご容赦ください。お盆をはさみ、暑い日が続いていますが、皆さまにはお変わりございませんか。台風や集中豪雨など、秋に向けて雨情報が気になる季節となりますが、残暑はこれからも続きます。皆さまにはお体ご自愛くださいませ。

 さて、7月の終わりから現在にかけて、市民による「請願」「陳情」のための署名活動が推進されています。皆さまの中には、駅舎整備は現行のまま続行という方、また、見直しの署名をしたというさまざまなお考えの方がおられると思います。

 私は会派先進として議会では少数派の見直しを求める立場で、この市民運動を見守っています。この市民運動は、駅舎整備において予てより危惧されてきた国費の低配分(55%→26%)が2年連続となり、この事業を現行計画のママ推進することが幸手市の厳しい財政をより厳しくすることが明らかとなった今、計画を改めて見直し、できるだけ財政支出の少ない建設をしてほしいと市長や議長に求めるものです。
 駅舎を作るなというのではなく、目いっぱいこの事業に資金を注ぎ込む前に、今一度立ち止まって、事業内容を見直してほしいと訴えています。この趣旨は会派先進が訴えてきたことにも合致するものです。

 本工事が始まるまで、また、補正予算が上程される9月議会が見直しのタイムリミットという時限性があるなかで進められている活動です。今後、市民活動で集められた署名は9月議会に提出されます。「陳情」、「請願」と方法は違えど、内容は財政支出の少ない駅舎・自由通路整備を求めることにおいて同一です。会派先進は、市議会に提出するには1名以上の紹介議員が必要となる「請願」において、中村議員が紹介議員を受けることを決めました。提出された「請願」は、9月議会の建設経済常任委員会で審議を行うことになります。
 
 9月議会の日程は8月25日に提示されますので、このブログでもお知らせいたします。皆さまには是非、議会傍聴にお越しくださいますよう。

※訃報
 尚、超党派議員として活動をともにしていた巻島幸男議員が永眠されました。幸手市の財政や将来を憂い、特に東地区の水害対策や教育環境の整備を優先するためにも駅舎整備は縮減見直しをすべきと、病を押して活動をしようとしていた矢先の訃報に、愕然としています。末筆ながら、また、このような場で恐縮ですが、皆さまにご報告するとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。

アパートのサブリース問題

2016.08.11

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世間知らず狙った・・・by元営業マン

 「家賃は保証」などと誘われてアパート経営に乗り出した大家から、業者とのトラブルの訴えが相次いでいる。というニュースより

 08年秋のリーマン・ショック後は、大家らからの相談が頻発しているということ。社宅として多くの部屋を借り上げていた企業のリストラの影響などで、賃貸住宅管理業者が相次いで契約解除などに踏み切ったことなどによるそうですが、サブリースは資産運用の一環と、地方に有力な貸出先のない金融市場でだぶついた資金が回っている形だというのです。
 私も以前、リースの初めは社員を店子に仕立てて、その後店子を引き上げる=家賃は入らないのにローン返済、管理費を負わなければならない、というケースもあるやに聞いたことがありますね。

 賃貸住宅管理管理会社の元営業マン曰く、「世間知らずでプライドが高く、人に相談しない人」が狙い目だそうですよ。特にねらい目だったのは教員や医者、公務員らだということ。
 まとまった広さの土地が比較的多い埼玉や千葉などで集中的に営業。「相続対策」や「老後資金の確保」などのメリットを語り、契約の際は大家を本社に招き、役員らと一緒に食事をするなど最大限の歓待。「催眠商法」に近いものだったと。

 さて、さまざまな事情で「持ち家が資産から負債へ」と言われて久しくなりましたが、よくよく考えてみると、終いの住み家ならまだしも、資産として土地や建物を運用するというのは余程の知識が必要です。
 始めに資金調達した後は、家賃も管理もすべてやってもらって、ただ家賃収入で儲かるというのは、うますぎる話しです。業者は慈善事業ではありませんから利益は狙います。余程、眉に唾してしっかりと誠実な業者を見定め、さらに業者と互角の知識で手綱をさばく意識がなければ、業者に太刀打ちなどできません。

 以前、今は「契約の時代」だということを書きました。ケータイも介護も、その他、生活のあらゆる場面で「契約」という行為が求められ、印鑑を押した段階で立派な事業者として扱われるのですから。自分がしっかりしないと、思わぬトラブルに巻き込まれる機会も増えています。この件では国も規制を強化する方向のようですが、全国の業者の1割程度への対応以上は難しそうです。

 ヒトや事象を疑うことを忌避する方もいらっしゃいますが、いえいえ、まずは何事も疑う事から。そして、信頼に値するという確信を得れば信じればよいのです。これは決して卑しい行為ではありません。ここで一句、

 「狙うのは世間知らずのお人よし」 さらに一句、
 「眉に唾 うまい話にご用心」

 営業マンだってノルマがあるのです。世知辛いなどと言うなかれ。みんな必死に生きている。みなさん、自分を守るのは自分ですよ。人任せではなく。

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