![]()
19日の防災訓練の様子です
遅れ馳せながら、19日に吉田小学校で行われた防災訓練の写真をまとめて掲載いたします。災害ヘリの訓練の様子・倒壊家屋から救出訓練をするために組まれたガレキ・応急救護所立ち上げ・消防団による消火訓練の様子です。
![]()
![]()
![]()
幸手市では毎年、秋のこの時期に防災訓練を開催しています。小学校区単位で毎年1地区開催されていて、今年は吉田小学校が会場でした。
開会の挨拶の後、消防ヘリによる校舎屋上からの救出訓練が行われました。ヘリコプターを地上50メートルくらいのところで停止させ、ヘリからロープを下して救助者を引き上げます。「ヘリがホバリングすると大変な風が起こりますので気を付けてください」とのアナウンスどおり、校庭の砂がバチバチ飛んできて目も開けていられない、息もできないという状況です。5分程度でヘリは去りましたが、頭も口の中も耳の中も砂だらけになりました。また、音もすごかったですよ。
ヘリが去った後は自衛隊による炊き出しや消防団による消火訓練、煙体験、がれきの中に取り残された人の救助訓練などいろいろな訓練が行われました。私は「ボランティアセンターの立ち上げ訓練」に参加。ボランティアセンターというのは被災地にお手伝いに来てくださる方を受け付けて、援助を必要としている人たちとマッチングさせる仕事を担っています。いろいろな役割を分担して、みなさん、テキパキと行動されていていました。
最後に、避難食のアルファ米のご飯と自衛隊の方が作ったトン汁をいただきました。昨日は肌寒い1日だったので、温かなトン汁を食べると「ほっ」としました。やっぱ、日本人のソールフード”トン汁”は最高ですね。
いつ何時起こるか分からない大災害。まずは自分の身を守ることが第1です。そして、自分の身の安全が確保できたら、近所や周りの人と慌てず、助け合ってしっかりと行動する。そのためには、このような訓練を経験しておくことは大切なことだと改めて思いました。
![]()
先日の台風26号から2日明けて、未だ香日向小学校の南側の歩道と道路が冠水状態にあるのをご存知ですか?小学校のグランドに雨水が溜まり、歩道に即した壁の下方に作られた水抜き穴から大量の水が漏れ出ているあの場所です。車が通ると水を跳ね上げ、歩行者は水たまりがあって通れないという状態になっていますよね。
この現象は、香日向小が閉校となった平成24年度から豪雨の度に見られるようになったものです。今年に入って、7月の集中豪雨、9月の台風でも見かけたもので、その度に市に「調査してほしい」と掛け合っていました。今回も台風から2日経っても不都合な状況が続いているので、今日の朝、再度市に「現場の調査」を要請。やっと要望が叶って財政課と道路河川課から現場確認に行ってくれました。
夕方、担当課に行って確認結果を尋ねてきました。担当課でも「これは確かにちょっとオカシイね」ということで、グランドの水が抜けた段階で詳細な調査し対策を検討してくれるということになったようです。すぐに補修できるか、大掛かりな工事を要するかは調査の結果次第ではありますが、できるだけ不都合な事態が解消するように今後検討してくれるということでした。
1つでも、1か所でも水害を無くす。そのことに全力で当たっていきます。香日向地区にもまだまだ懸案の場所はありますが、香日向地区に限らず市内には水害対策が待たれる地域はたくさんあります。これからも私なりに「現場確認」を怠りなく、問題点を把握しながら1つ1つ、市に繋いで参ります。
![]()
超大型台風26号が夜半から朝方にかけて通りすぎました。皆さまのお近くで冠水・浸水被害は大丈夫でしたか。
私は深夜から台風情報を見ていたのですが、市内でいつも被害が出る場所がどのような状態になっているかと心配になり、3時半ごろから朝8時ごろまで、車に乗って(自分の身の安全を確保できる範囲で)市内をぐるぐる見回っておりました。その結果、
①香日向地内 道路冠水2か所、大中落からの越水寸前1か所
②中5丁目美容室付近 道路冠水
③牛村橋周辺 道路冠水・住宅地浸水
④北地区 家具店前 道路冠水
⑤東さくら通り 道路冠水
⑥千塚団地 道路冠水・住宅地浸水 2か所 を確認。
市内にはまだまだ、いろいろな場所で冠水や浸水が起こっているものと思いますが、少なくともこれらの地区は大雨が降る度に毎回被害が出る場所です。住民の方からは「今の豪雨や台風は以前の想定をはるかに上回るものとなっている。総合的な治水対策無くして対処しきれないのではないか」という声を多く聞きました。
”総合的な治水対策”と簡単に語れるほど対策を立てるのは単純ではないことは重々承知ではありますが、しかし、毎度毎度、浸水被害に遭う住民の皆さんのご苦労を考えると、一時でも早い解決を望まざるを得ません。今年は7月、9月に続いて3度目でもあり、心労をお察しいたします。
職員も夜半より事前の処置をし、被害が出た箇所に対しても懸命に対応してくれています。しかし、「数年前までは降雨量30ミリ程度に対応していたものが、最近は50ミリ、70ミリと降雨量が増し、100ミリの降雨に対処できないと安心安全と言えなくなってきた」と、ある職員が言っていました。
今後の対策に向けて、私も「治水」についていろいろな角度から勉強し研究していきたいと思います。
![]()
先月9月15日の台風18号よりも大型と予想される台風26号。明日の朝が関東地方のピークと報道されています。
道路冠水・浸水被害などに対して少しでも対策を準備しておきたいと、今日は朝から市役所職員も対応に追われているようです。日本列島をすっぽり覆うような大型台風にどれだけの備えができるか。職員の努力が報われてほしいと願いますね。
近隣の鷲宮など、幸手市と同じく大中落河川を排水路とする地区では近年、冠水・浸水被害が拡大していると聞きます。今後、大中落を含め、幸手市内だけでなく行政界をまたぐ現状を調査し、貯水・排水機能について考えていきたいと考えています。
台風情報に気を付けてまいりましょう。