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公開討論会

2014.02.28

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「市民の環境を良くする会」より書状が届きました

 本日、「市民の環境を良くする会」代表者より、以下の書状が届けられました。私も、あのチラシのなかの、私に関係する記述と思われる部分の勘違い発言については、すでにこのブログで意見を述べましたが、早川氏にとっても琴線に触れるものがあられたのでしょう。どのような質問状をお出しになっているのかは分かりませんが、よほどの思いがあられた上でのご行動とお察しする次第です。

                     
                      平成26年2月28日
  幸手市議会議員
      松田雅代様
                     幸手の環境を良くする会 
                         代表 早川 智

            公開討論会について

   本日付で、本田謠子市議会議員に対して、去る2月23日に配布さ
  れた「平成26年春第27号(香日向臨時号)に関して質問状を提出
  いたしました。
   その中で、同議員に対して貴職と私を交えた三者による公開討論会
  の開催を提案いたしました。
   実現の際にはよろしくご出席賜りますようお願いいたします。

 
 公開討論会が開催されるかどうかはまだ分かりませんが、私としては、そのような機会が持たれた時には、今までのことを整理してお話ししたいと思います。

旧香日向小学校を巡る署名活動の結果

2014.02.01

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住民運動に市の回答あり

 昨年末、市による2回目の住民説明会開催の折り、市から提案された「プール南側に市費で駐車場をつくる」という案。そのあまりに場当り的手法に参加者から大きなブーイングが寄せられていましたが…。

 この案に関しては、「このままでは施工費が予算計上されるかも知れない」という危機感を抱いた住民によって速攻12月26日に「旧香日向小学校プール南側に市が配置する駐車場構想の白紙撤回を求める要望」が市に出されておりました。
 そして、今年に入って、その要望を後押しする形で署名活動が起き、1100件以上の署名を添えた再要望が昨日市に提出されました。それと前後するように、30日付けで12月の要望に対する市の回答が届いたということのようです。(代表の方からいただいたご連絡より)

 回答の内容は「橘心学園の敷地内駐車場は、既存の北側正門の駐車場を約半分貸し付ける」として貸付料の根拠を「幸手市行政財産の使用料に関する条例により算出した額の10分の10」として契約するというもののようです。

 結局、旧香日向小学校全体として北側駐車場のみということになりますから、今後の市民の利用如何によってはまたぞろ駐車スペースの問題が浮上することにもなりかねませんが、そのあたりの考え方や将来見通しについては、私も詳細をチェックしたいと考えています。

「要望活動に署名活動が重なり、結果の先送り感もないではないが、取り敢えずの結果を得られた。契約の内容は気になるところだが、成果はあったと考えている。ご賛同者に御礼申し上げたい」と代表は話しておられました。

 一度失墜した信頼の再構築はどれほど大変なことか。市及び市長には落ち度のないよう誠心誠意ことにあたっていただきたいと考えます。いずれにせよ、私たちの生活の中に利害関係が生じるのは前提です。それをどう調整するか。市民の財産を守る。それこそが市長や行政の仕事なのですから。
 信頼が第一です。

香日向小学校問題の近況

2014.01.15

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緊急住民集会の参加して

 11日の住民集会に参加して感じたことについてひと言。この日、私が感じたのは香日向小学校問題はこのプロジェクト自体が”市長の失政”だということです。

 露呈しているのは「市長の調整能力の不足」と「古い政治体質」です。私は前回の市長選で”若さ”と”改革””民間感覚”をうたった現市長が当選した時に「幸手市民は一番古い体質を選んだ」と直感したのを思い出します。ホンモノの民間感覚や経営者としての力量があれば、「契約」前に問題が起きない準備をするでしょう。
 前回のブログで書きましたが、首長の裁量権・権限は絶大です。政治とはいずれにせよ利害調整機能です。市民の血税を分配するだけの首長が権限を持てば、どうなるか。これを象徴することが香日向小学校を巡って起こっているのです。

 市長の暴走を止められなかった市議会にも問題はあります。しかし、新たな駐車場問題など、市長の「失政」のツケを住民が血税で穴埋めするのを認めるわけにはいきません。市長は住民の納得が得られる政策を提示するべきです。

 そして、今、一番皆さんにお願いしたいことは、「ヘンだな」と思ったことには声を上げることです。古くからの地縁・血縁などが複雑に絡み合い、コトの本質を表面切って言うことが憚られるということがあると思います。しかし、その「しがらみ」を断ち切って、大人が自分の意志を表現してみせなければ、若い人たちに魅力あるまちとならないのではないでしょうか。
 自由闊達な議論のできるまちへ。住民運動を市民運動へと広げるために、勇気を持って取り組んでいかなければならない。そんな気持ちを強めた集会参加でありました。
 このブログを読んでくださっている皆さまにも是非ご理解とご支援をお願いいたします。

 

議会活動報告会 御礼

2014.01.12

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昨日のご報告です

 昨日の「松田まさよ議会活動報告会」についてご報告をいたします。昨日は、朝から住民集会があり、同日午後の報告会にもかかわらず、多くの皆さまにお越しいただき有意義な報告会となりました。ご来場くださった皆様に厚く御礼申し上げます。

 さて、報告会にお越しくださった皆様の中にはもっと、市政のいろいろな動きや事業についてお知らせをすることをご期待くださった方もいらっしゃったと思います。私も、そのようなご期待に応えたい気持ちは山々なのですが、何しろ、香日向問題含め、基本的な市政への信頼がない中で、事業の良し悪しを評価し難い状況であります。「ならぬものはならぬ」とチェックをしていると、自ずと、今の乱暴な市政、丁寧さを欠く市政から繰り出される事業の、結果的に問題点に着目した報告となってしまうことをご理解いただきたいと存じます。今は「幸手市民の財産を守る」ために、できることに精一杯取り組んでおります。

 現在も闇雲に反対している訳ではありませんが、これからは今まで以上に議会のチェック機能とはどのように発揮すればよいのか。そのために、何をどのように検証するのか。そのようなイロハの取得が私の今後の課題だと思っております。そして、もっといろいろな論点を整理してご提示できればと思っております。

 報告会の席でご参加者から「テーマを決めて勉強会を持ってはどうか」というご提案をいただきました。願ってもないことです。「論理的に」「数字を積み重ねて」科学的に課題を抽出する。そのために皆さまのお知恵をお貸しいただけるならこんない有難いことはありません。是非、実現したいと思います。その節はよろしくお願い申し上げます。


 

考察 説明責任

2014.01.08

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説明責任について考える

 昨年から続く香日向小学校跡利利用の経緯や住民説明会などを振り返って「説明責任」ということを悶々と考えています。

 本来、行政は、幸手市でも、日常業務において法や様々な基準や契約などに則り、手順を踏んで落ち度なく行政を遂行していると私は思っています。しかしながら、香日向小学校問題で見たあのお粗末さは何なのか。そのギャップが私の中で統合できないのです。

 インターネットで「説明責任」と検索すると、いろいろな研究論文などが出てきます。理論は後で勉強するとして、私は、大阪市総務局が平成20年に策定した「説明責任を果たすための公文書作成指針」に注目してみました。少し長いですが大事なことなので、以下に「はじめに」から抜粋します。

は じ め に
「情報公開と文書管理は車の両輪」と言われるように、情報公開制度のより一層の充実が求められる中、市政運営の透明性を向上させ、市民への説明責任を果たしていくためには、公文書の適正な管理は不可欠であり、ますます重要になっています。しかしながら、本市において、情報公開請求に対して非公開決定がされるものの中には、請求対象となる公文書が存在しないことにより非公開となるケースがあります。
そもそも作成すべき公文書が作成されていなかったり、作成されていても適正な管理がなされていなければ、情報公開制度の円滑で適正な運用ができないばかりでなく、市政に対する信頼を損なうことにもなりかねません。
そこで、不存在による非公開の事例を分析しました。

この分析結果に基づき、公文書の作成の要否や個人メモとの区別について特に留意すべき事項を明らかにすることにより、統一した取扱いを実現するとともに、公文書の作成・管理マインドを醸成していただくため、「説明責任を果たすための公文書作成指針」を作成しました。

1 意思形成過程の文書についても、確実に作成されるようにすること
2 決裁や供覧の手続を経ていない組織共用文書についても、適正な保存管理がされるようにすること

公文書の適正管理は、単に事務処理上の問題にとどまりません。情報公開制度とともに機能することにより、市政に対する市民の信頼確保と市全体の行政能力の向上にもつながります。そのためには公文書は確実に作成され、適切に保存管理されなければなりません。
職員の皆さんにおかれては、このことを再認識し、本指針を活用して公文書の適切な管理に努めてください。

いかがですか。説明責任に公文書管理が大切なことに改めて気付かされます。公文書を確実に作成し、適正に管理するということは情報公開を前提とした行政が遂行されるということです。住民説明会などでの市の説明に細かな部分でブレがあったように思います。幸手市の文書管理は「情報公開」を見据えた仕様になっているか。そうでなければわが幸手市でも見習っていただきたい。
 今後、私も少し掘り下げて研究してみたいと思います。

 

 

 
 

 

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