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認知症の学び講座

2014.01.19

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「認知症を学び地域で支えよう」講座に参加して

 昨日、幸手市コミュニティセンターにて、体協香日向支部主催、香日向前自治会協議会協力の上記講座が開催され、私も参加してきました。

 市では以前より「出前講座」という形で地域に出向いて「認知症サポーター」の養成に取り組んでいて、この講座は私も以前から受講したいと思っていたものでした。「認知症サポーター」とは”認知症への理解を深めた人”のことであり、この講座は、認知症や認知症の人を理解し、日常生活の中でのさりげない目配りや見守りをしてくださる方を増やすことが目的です。受講者には「オレンジリング」(オレンジの腕輪)が手渡されます。
 昨日は幸手市介護福祉課高齢福祉担当の職員(保健師)が説明をしてくれました。以下、講座の内容に私の感想も含め、お知らせいたします。

 まず、現状ですが、今、日本では65歳以上の10人に1人が認知症であると推測されています。

幸手市の高齢化の現状については、
①高齢化率は国の平均より高めの26.6%。団塊の世代が多い。
②75歳以上はまだ少ないが毎月0.1%ずつ増えている。
③平成25年9月現在で65歳以上が14,100人。その15%が認知症と仮定すると2,115人。軽度の方を13%と推計すると1,833人。これだけの方が現在、認知症であると推測されます。
という説明でした。

 私も、ここ10年が、幸手市の来たるべき高齢化に備えた仕組みづくりの正念場だと考えています。これから10年は国民健康保険の加入者が増え、医療費もかからない時期となるでしょう。しかし、10年度には間違いなく医療費は増大し、認知症対策も今の比ではなくなることも現実化してくることが予測されます。どんな施策が必要なのか。

 まずは予防です。認知症の予防では
おかしいな、と思ったら相談することとともに、症状の改善に「薬」が有効ということでした。薬を使う事への抵抗感や、相談することのためらいが、適正な時期に適正な予防や医療を受けないことにつながってしまうと症状を悪化させる可能性が高まるのです。加えて、「生活習慣病」への対策も認知症予防につながります。

 不調が現れるのは70代後半から。この講座は10人程度のグループで申し込めば受けられます。是非、今のうちに多くの方に受講いただき、「認知症」への理解を深めていただければと思います。

 開催にご尽力くださった体協、自治会の皆さま、有難うございました。

子育て応援まつり@ウェスル幸手

2013.12.01

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第8回子育て応援まつり友&愛 ウェスル幸手で開催

 今日は、子育て応援まつり実行委員会主催、幸手市・社協・幸手市子育てねっとわーく共催の「子育て応援まつり」に参加してきました。

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 このまつりは、幸手市社会福祉協議会に登録しているボランティア団体や子育て支援ねっとわーくに参加する団体が一同に会して、1年に一度開催されるイベントで、今年は第8回という回数を重ねての開催です。

 私も、今回初めて自分が活動している子育てサークルの仲間といっしょに参加。人形劇やマジック教室など、子ども向けイベントだけでなく、環境問題を啓蒙をする団体、昔遊びを教える団体、マッサージや料理教室など、本当にいろいろな団体が思い思いの活動で参加しています。そのバラエティに富んだ出し物のいくつかを写真でご紹介します。

左はキャンドルづくりを指導する団体 右は環境紙芝居に耳を傾ける親子。
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ファイル 365-4.jpg私はこの「かいたりはったりして遊ぼう」のコーナーで子どもたちと遊びました。雑誌やチラシなどの切り抜きを貼ったりして楽しむ「コラージュ」と呼ばれる現代絵画の技法の1つを使って作品を作ります。 通常の描画法によってではなく、ありとあらゆる性質とロジックのばらばらの素材(新聞の切り抜き、壁紙、書類、雑多な物体など)を組み合わせることで、造形作品をつくります。
「好きな絵を描く」「好きな切り抜きを貼る」など「好きにしていい」というのは子どもたちにとって以外とハードルの高い作業です。もちろん、さっさと取り組む子もいますし、慎重に慎重に自分と対話しながら作業する子もいます。子どもたちと関わるのは楽しいですね。終了時には自分なりの表現に満足げな子どもたちの笑顔が溢れました。

ファイル 365-5.jpg これはママたちの音楽グループによるコンサートの様子です。楽器を演奏するママの背中に負ぶわれた赤ちゃん。ママも赤ちゃんも頑張っていて、あまりにも頬笑ましくて、思わずシャッターを切りました。


 

大盛況のサロンコンサート

2013.02.17

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 「Salon de 香日向」盛況のうちに終了!

 ご案内しておりました「第11回Salon de 香日向」、多くの皆さまにご来場いただき大盛況。ほんとうに心温まる楽しい時間を過ごすことができました。
 出演くださった皆さま、会場の皆さま、そしてフタッフの皆さま、ほんとうに有難うございました。来年もまたよろしくお願いいたします!
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地域のイベントお知らせ

2013.02.09

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「第11回Salon de 香日向」2月16日開催


 先日、ご案内おたしましたコミュニティコンサートのチラシです。
 
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 皆さまには万障お繰り合わせのうえ、是非ご来場くださいますようご案内申し上げます。

地域で孤立しない・させない

2013.01.26

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子育てする母 地域の絆薄く 3人に1人「立ち話する人いない」

 昨日の日経新聞(夕刊)の記事です。

 乳幼児を育てる母親を対象にしたベネッセ次世代育成研修所のアンケート調査(0~2歳の子どもを持つ全国の母親1843人)によると、3人に1人が「子ども同士を遊ばせながら立ち話をできる人が近所にいない」と答えたということ。

 私ごとですが、私が子育てをしていた時代はまだ、幸いなことに親も子どもも同じ年頃という家族が多く、公団住宅という環境もあったのでしょうが、公園に出れば誰かが遊んでいました。そして、仲良くなった人たちと集会所を借りてクリスマスや七夕などを企画したり、子連れでぞろぞろと電車に乗ってプールに出かけたりもしていました。
 でも、昔だからといって、異年齢の近所づきあいが濃密だったかというとそんなこともなく、近所の年配者から声をかけられた記憶って、そうはないですね。まあ、子ども1人を歩かせて、1人をベビーカーに乗せてわいわいぞろぞろ移動する子連れママの集団って、想像するだけでも圧巻ですよね。
 なかなか声もかけてもらえないか(笑)。

 その点、幸手市では今も振興住宅地に比較的子育て同世代が多くまとまって住まわれていて、近所のつきあいも残っているようにお見受けします。いいことですよね。ただ、もし今回の新聞記事の大見出しのように「立ち話のできる人が近所にいない」というお母さんたちがいるとしたら、これは何とかしないといけません。子育て世代だけでなくどんな世代であっても立ち話もできない街では「孤立感」を強めます。そういう方には是非、勇気を出して地域のイベントに参加してみることをお勧めします。

 さて、話しが飛んで恐縮ですが、以前、このブログでご紹介した、私が地域で主催しているサークルの2月のイベント。「地域の方が顔を合わせる場づくり」を目的に毎冬開催しているこのイベントは、子育て世代以上の大人を主な対象とし(今回話題にしている子育て世代のお役には立てないのですが)、今年は回を重ねて11回目となりました。
 私たち世代以上の方に「地域で立ち話のできる関係=絆」を紡ぐ一助としていただけるよう、スタッフ一同(全員ボランティア)今回も頑張ります。皆さまにはお誘い合わせて是非ご来場くださいますようお願い申し上げます。対象年齢は違っても、今は本当に様々な地域活動が行われていて、探せばきっと自分の問題解決につながる場所に行き着くと思います。また、行き着くまで”サーフィン”し続けるくらいの「根性」も時には必要ですよね。

 このイベントのチラシは後にアップいたします。

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