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幸手都市計画原案の縦覧

2012.08.08

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幸手都市計画「用途地域」「防火及び準防火地域」「下水道」の変更の構想(原案)の閲覧のため市役所へ

 8月広報紙にお知らせが掲載されておりましたが、昨日より上記原案の縦覧期間が始まりまして、早速、中村たかこ氏とともに市役所にて閲覧をして参りました。すでに市のHPにも内容が掲載されておりますが、これは主に、産業団地整備事業にかかる都市計画の変更です。
 先月、国による農林調整が完了したのに伴い、47.3㌶という大きな面積の農地が工業地域として用途変更されます。そして、この原案に関する公聴会が終わり、原案が計画となるといよいよ造成工事が始まるのです。諸所の事由がなければ年度内に手続きを完了させ、来年には工事を始めるというスケジュール感です。
 
 以下に簡単に内容をご説明します。

(原案の概要について)
1.用途地域の変更・・・幸手インターチェンジ(仮称)東側地区の用途地域を工業地域(容積率200%、建ぺい率60%)に指定するもの
2.防火地域及び準防火地域の変更・・・幸手IC(仮称)東側地区は、新たに工業地の形成を図るに際し、地区内の建築物の不燃化を促進し、火災の危険を防除するとともに延焼火災から安全を確保するため、準防災地域を指定するもの
3.下水道の変更・・・幸手IC(仮称)東側地区の市街化区域編入及び幸手中央地区産業団地整備事業を受け、都市計画下水道の排水区域の変更をするもの

 また、地区計画も規定されるようですので、ご関心のある方はHPや都市計画課にてご確認ください。尚、縦覧期間は8月21日まで(土日は徐)。公聴会は8月31日。公述を希望される方は事前の提出が必要です。

 詳しくは幸手市建設経済部都市計画課にお尋ねください。

もうすく終戦記念日

2012.08.08

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平成24年度 幸手市「平和の作文集」より

 太平洋戦争終戦から67回目の終戦記念日が近づき、今年も全国的に、そして、幸手市においても7月に上記作文集が編まれています。

 幸手市内各中学校の生徒さんの応募により編集された作文集は「戦争の悲惨さ」や「平和への思い」そして、「戦争を起こさないためにどうすればいいか」と真剣に考えられたどれも力強い内容のものばかりです。

 実は、私は以前民生委員を拝命していた頃に知り合った戦争のご体験者とともに、2007年より「語り継ぎたい 戦争体験談」という活動を始めました。この活動では、体験者の体験を聞き取って文章にまとめる(口述記録)という手法で体験談を集めています。現在は15名(うち1名は現在まとめを進行中)の体験談を記録。わずか7歳で満州からひとり引き上げてこられた方、青森や東京、神奈川の大空襲を経験した方、予科練習生や学童疎開、勤労奉仕、など様々な体験談を収録しています。これを機に、私の両親にも改めて戦争の話しを聞き記録を残しました。
 2009年からは小学校の戦争学習に「語り部」として出向いていただき、6年生の子どもたちに直にお話をしていただくという活動も継続しています。現在、2校の小学校に毎年1回お邪魔していますが、子どもたちに戦争を通して自分の考えを深めてもらえるようこれからも工夫して活動していきたいと思っています。
 
 体験談を手記としていただくこともありますが、私が口述記録という手法を取っているのは、ひとつには体験談をお聞きしながら、聞き手からもその場で質問したり確認したりできることのメリットがあるからです。時代背景や時代感覚の違う私たち聞き手が知りたいと思うことをお聞きできることで、体験者の体験への理解が深まり、より思いを伝承していけると考えるからです。
 活動は細々としたものでがありますが、これからも出来る限り頑張っていきたいと思っています。ご協力いただける方がいらっしゃったらどうぞお声掛けください。

 尚、上記の作文集は幸手市人権推進課が発行しております。本市庁舎1階の同課で無料配布していますので、ご興味のある方は窓口でご用命になってください。