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香日向小学校問題の近況

2014.01.15

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緊急住民集会の参加して

 11日の住民集会に参加して感じたことについてひと言。この日、私が感じたのは香日向小学校問題はこのプロジェクト自体が”市長の失政”だということです。

 露呈しているのは「市長の調整能力の不足」と「古い政治体質」です。私は前回の市長選で”若さ”と”改革””民間感覚”をうたった現市長が当選した時に「幸手市民は一番古い体質を選んだ」と直感したのを思い出します。ホンモノの民間感覚や経営者としての力量があれば、「契約」前に問題が起きない準備をするでしょう。
 前回のブログで書きましたが、首長の裁量権・権限は絶大です。政治とはいずれにせよ利害調整機能です。市民の血税を分配するだけの首長が権限を持てば、どうなるか。これを象徴することが香日向小学校を巡って起こっているのです。

 市長の暴走を止められなかった市議会にも問題はあります。しかし、新たな駐車場問題など、市長の「失政」のツケを住民が血税で穴埋めするのを認めるわけにはいきません。市長は住民の納得が得られる政策を提示するべきです。

 そして、今、一番皆さんにお願いしたいことは、「ヘンだな」と思ったことには声を上げることです。古くからの地縁・血縁などが複雑に絡み合い、コトの本質を表面切って言うことが憚られるということがあると思います。しかし、その「しがらみ」を断ち切って、大人が自分の意志を表現してみせなければ、若い人たちに魅力あるまちとならないのではないでしょうか。
 自由闊達な議論のできるまちへ。住民運動を市民運動へと広げるために、勇気を持って取り組んでいかなければならない。そんな気持ちを強めた集会参加でありました。
 このブログを読んでくださっている皆さまにも是非ご理解とご支援をお願いいたします。

 

首長を選ぶ

2014.01.15

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都知事選

 猪瀬氏の辞任を受けて都知事選の立候補者が注目となっています。高齢化による社会保障の問題、都市の老朽化対策、2020年の東京オリンピック・パラリンピックなど、今後の変容が必然となる大都市東京。果たして、都民はどのような選択をするのでしょうか。

 小泉純一郎氏がメディアに登場したことで、一気に関心が高まった感のある都知事選。「ワン・イシュー」「単純化したショート・フレーズ」が分かりやすいということで人気がある小泉氏。今回は「原発」を題材に、「原発がなくても大丈夫と考えるグループと原発なしでは発展できないというグループの争いだ」と単純化。安倍首相はコメントで「都が直面する諸課題についてバランスよく議論され、充実した選挙戦になることを期待したい」と述べています。

 さてさて、政治の世界で表に見えているのは氷山の一角。今日の朝刊では立候補予定者として5人の顔写真が載っていました。それぞれの候補者はいろいろな背景があって出馬を決心されているのでしょうが、首都東京の首長に相応しい方が慎重に選出されることを期待するばかりです。

 私も日本の政治の末端で、少なからず利権や利害のぶつかり合いを見るにつけ、民主主義の難しさ、いや、”人を選ぶ”ことの難しさを日々、痛感しております。人事は組織の要。自治体組織で絶大なる権限を持つ首長は、慎重に選ばれることが重要です。