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間違いだらけの相続対策
昨日、ご縁があって、上記表題の相続勉強セミナーに参加してきました。![]()
今後、増々増える「相続」について、「相続」は個人の問題としても大事なことでありますが、これから来る”大相続時代”に、「相続」という行為を通して、幸手市にどんな影響がもたらされるのか。どういうことを想定して「まちづくり」をしていかなければならないのか。そんなことに関心を持ち、受講してきた次第です。
さて、このセミナーは、東京都心に特化した投資用マンションを開発する会社が主催し、東京都で事務所を構える税理士さんによる相続対策のお話しが主な内容でした。「相続」の勉強会参加は初体験でしたが、とても分かりやすいお話でありました。相続は極めて個別な事象であり、一括りに語れるものではありませんので、私のような初心者が内容を中途半端にお伝えするのは避けたいと思いますが、私の感想としては、「都会には都会の」「田舎には田舎の」相続対策があるのだということを感じた次第です。
都心と同じことはできないまでも、土地が資産であるまちでは土地が動き、土地が動くまちが活性化していくのではないかということを強く感じました。
相続や資産、権利と言うのは極めて個人の領域ですが、「土地を動かしたくなる」ような施策を進めることが”公共政策”であり、それによって市民ができるだけ良好な資産を維持できるように考えるのが「良い施策」なのではないかということも強く感じましたね。
都心の一部の”勝ち組”になれなくても、そのまち、そのまちなりの活性化にいかに気づき、どう取り組むのか。”地方創生”ではまさにそこが問われているのでは。
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そして講師の言葉の中で、相続対策とは、「争族対策」であり、遺産分割をスムーズに行えるようにすることが一番だと。また、節税対策より「TAX PLANNINNG」(タックス・プランニング)、お医者さんといっしょで「セカンドオピニオン」を持つことが重要である、などの指摘が印象的でした。
相続対策は元気なうちに。まずは勉強すること。そして1つずつ行動しましょう、ということでありました。