記事一覧

総人口7年連続減

2018.04.15

アイコン

続きましては日経新聞から 

 昨日の日経新聞。総務省が2017年10月1日時点での人口推計を発表した、という記事から。

 ◎外国人純流入 最多14.7万人
   総人口7年連続減 1億2670万人

 外国人を含む総人口は16年と比べて22万7000人減少。外国人の純流入人数は過去最多の14万7000人で、人口減の加速を外国人の増加が緩和する構図が明らかになった。
 1年間の出生数から死亡者数を差し引いた人口の自然増減は37万7000人の自然減だった。外国人の純流入は5年連続増加。若者層の目減りで年々不足する労働力を補おうと、高度人材や外国人技能研修生の流入が拡大している。国交省によると、建設分野では外国人労働者が11年以降の5年間で3倍以上の4万人超に急拡大。20年の東京オリ・パラもあり、この流れはしばらく続くと見られている。というのですが。

 海外から人材を呼び込むには生活環境面の整備も重要で、外国人医師が原則として自国の患者しか診断できないなどの制度のカベや、水害など非常時の多言語対応も課題になるそうです。

 皆さんは新聞折り込みで配布される求人広告をご覧になりますか。私は毎週できるだけ目を通すようにしていますが、コンビニやスーパーの店員、給食調理員、介護スタッフ、トラック運転手、製造ラインスタッフ、医療事務等、様々な職種で、しかも長期にわたり広告が出ているケースも見られます。事業拡大で人手が欲しいという前向きな求人なら問題はありませんが、企業が地域で人材を確保できない状況であるとしたら問題です。幸手市には「ふるさとハローワーク」が開設されていますので、機会を見て幸手市の雇用環境について確かめたいと思っています。

 高齢化は日本を筆頭に、今度、アジアやヨーロッパでも顕著となる課題で、世界が日本の乗り切り方に注目しています。
 そのような中で、国会では何だかいろいろなことが噴出し、収拾のつかない状況となっています。野党の皆さん、与党の皆さん、それぞれに主張はあると思いますが、問題は問題として何が問題なのかを整理してほしい。おもちゃ箱をひっくり返すことより、その後の整理が重要です。大事な法案や国際的な課題にも十分審議時間を割いていただきたい。そう思うのは私だけでしょうか。

介護保険料

2018.04.15

アイコン

埼玉県内比較

 昨日の新聞を後読みしています。埼玉新聞1面に介護保険料についての記事がありました。私たちの生活に密着した内容でもあり取り上げてみます。

 ◎県内介護保険料 48団体で基準額上昇 
   平均月額4.6%増の5058円  @埼玉新聞

 県は、2018年度から3年間(第7期)の65歳以上の介護保険料について、県内自治体ごとの基準額を取りまとめた。県内61市町村・広域連合のうち、78.7%を占める48団体で、15~17年度の第6期と比べて上昇。県平均は月額5048円で、223円増加した。
 月額の増加が最も大きいのは三芳町で、700円増え、4700円。同市は、ここ数年間で75歳以上の後期高齢者が急増。第7期に前期高齢者の割合を後期高齢者が上回る見込みで、介護認定率の上昇から給付費が増加するとしています。
 一方、鳩山町は、高齢化率が41.1%と県内で最高にも関わらず、保険料は100円減の4000円で、県内で最も低い額。同町は「元気な高齢者が多く、介護を必要とする人が少ない」と話しているという。

 翻って幸手市はどうか。保険料は第6期4700円→第7期4509円で191円下がりました。下がったのは川越市、蓮田市、鳩山町、東秩父村、宮代町、杉戸町、松伏町と幸手市で、改定後は県内では比較的低い自治体となっています。
 では、幸手市の高齢者の状況がどうか。幸手市の福祉計画から抜粋して下に記しますのでご参考にされてください。平成30年から32年が第7期です。下記から、幸手市では後期高齢者が前期高齢者を上回るのはH32年以降であることが伺えます。また、高齢化率では37年でも40%にはいかないので三芳町と比べるとまだしばらく猶予があるとも言えます。介護認定者数は、それぞれ以下の通りですが、例えば、H29年と比べH32年の要介護者は112人増、要介護では250人増となります。
 認定者数の増加は高齢化の中では折り込み済みのことではありますが、実際に私たち市民の生活や財政面、今後の保険料、そして、提供される介護サービスにどのようなインパクトとなるのか。サービス体制は突然構築することができないからこそ、様々な社会的動向を注視しながら常に検証確認していく必要があります。
スーパーコピー時計
ロレックス時計スーパーコピー
ウブロ時計スーパーコピー
パネライ時計スーパーコピー
ルイヴィトンバッグスーパーコピー
ルイヴィトン財布スーパーコピー
 少なくとも、幸手市では今回の改正では保険料が下がりましたが、このままこの水準で、ということではないかもしれません。保険料は提供されるサービスの量に比例します。市内でのサービス利用が増えれば保険料も上がる。しかし、住み慣れた地域で住み続ける為に介護保険制度があるのですから、必要なサービスは提供されねばなりません。何より市民の方の笑顔のために、いろいろな仕組みづくりは待ったなしです。

 【幸手市高齢者福祉計画・第7期介護保険事業計画】

 ■高齢者人口の将来推計
      H29年(実績) H32年(推計) H37年(推計)
  前期高齢者 9634人 → 9273人 → 7139人
  後期高齢者 6844人 → 8026人 → 9980人
   合計  16478人  17299人  17119人
 ■高齢化率  31.7%   34.3%   36.2%

 ■要支援・要介護認定者数の将来推計
      H29年(実績) H32年(推計) H37年(推計)
  要支援1・2 501人   613人     725人
  要介護1・2 899人  1040人    1231人
  要介護3・4 570人   651人     771人
  要介護5   159人   187人     224人
  合計    2129人  2491人    2951人