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行政の分限懲戒処分

2019.09.27

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一般質問で求めていた広島事件 市行政の総括

市長の広島逮捕がお盆前に発生。速やかな市長退任を得たことで議会は通常予定通りの開催となり、22日には「市政に対する一般質問書」を慌ただしく提出。私は1項目目に平和記念式典派遣事業を取り上げました。質疑応答の中で、処分を含め行政も反省すべきは反省し、必要な処分をし、また、事業のあり方を見直して来年度の事業継承に繋げて欲しい旨要望し、職務代理者(副市長)から議会最終日までに分限懲戒委員会で処分を決定し報告するとの答弁があったことはすでにご案内の通りです。

昨日の議会開会前、その結果が公表されました。9月25日に委員会を開催。関係職員には厳しいことですが、処分が決まりました。処分執行は選挙後新市長の"初仕事"となるようです。この事件の終わり方として、象徴的ですね。私は、職員には良くなかったことは真摯に反省し、処分を受け止め、新たな気持ちで市民のための仕事に邁進して欲しいと思います。

【懲戒処分の内容】
?前市長に同行していた職員
・秘書課長…減給 1/10 3ヶ月
・人権推進課職員…勧告

?決済者
・人権推進課長…訓告(口頭注意)
・総務部長…訓告(口頭注意)

この処分を厳しいとするか甘いとするか。判断はいろいろかと思いますが、私は妥当と思います。末端の現場職員だけではなく、決裁者にも処分が決定されたことは評価するものです。

改めて。組織や個人を守るには厳しさが必要です。今回、私が処分を要求しましたが、これは本来なら市長に近い議員団が行うべきことです。それが支え手の現市政に対する愛情と使命です。必要なことも言えないから裸の王様を産む。

ダメな根を断ち切る。この厳しさのない組織は人も組織も守れない。最後は市民が犠牲です。ダメな根に気付かず、さらに甘い汁を吸わせれば根は必ず腐り、本体を腐食させるのです。やらねばならないことを適格者が的確に判断するまちは、行き先はいろいろあっても自浄作用が機能するまちと言っても過言ではないと思いますがいかがでしょう。

いつ、いかなる時も臆さず言うべきは言う。これは私のモットーです。いい人じゃいられない。当然敵も多いしいやがられもしますよ。でもそれも覚悟の上。そんな人は必要。いろいろ覚悟の言論活動です。

チラシ探索願います

2019.09.27

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市長選挙公示を明後日に控え

新聞の折り込みやポスティングなどで連日、過去に例を見ない頻度でいろいろな政治的チラシを目にすることが多くなっています。市民の皆さまにいかに広くお知らせが出来るか。公職選挙法では様々な規制を定めて、選挙の公平性とお金のかからない選挙が目指されていますが、これからますますチラシ合戦はヒートアップすることになるでしょう。

選挙の度に、多額の資金が必要となれば立候補できる人は限られます。私たち市議会レベルでもまちの大小によりますが、チラシ作成・配布は多大な労力と少なからぬ費用が発生します。これが市長選挙、県会議員選挙、国会議員選挙となればさらに大変です。

自分の主張を有権者の皆さまにいかにご理解いただけるか。候補者の最大の悩みであり生命線です。今は「ワンフレーズ」の時代ですから、いかに短い言葉で語れるか。そんな能力も問われます。私のような長文派はアウトですよね(笑笑笑)。出来るだけコンパクトにと、これでも努力しているのですが、いつも訪れて下さる皆さまには本当に感謝しています。上質な情報がご提供できるようこれからも頑張って参りますので今後ともよろしくお願いいたします。

っと、横道に外れてしまいました。

さて、これだけ多くのチラシやビラは誰がどんな思いで作成するのか。一番大事な本人の思いは公示後に出される選挙広報です。これをやります、あるをやりますという公約ですね。それ以外に確認団体や後援会が出すビラがあります。これは応援ビラです。さらに、議員が出す活動報告があります。政治活動のビラですね。

会派「幸手市政クラブ」は今日の新聞折り込みにチラシを入れました。前市長の広島逮捕事件の総括を、選挙戦前に市民の皆さまにきちんとお伝えするのが私たちの使命と考え、昨日の議会閉会を待ってお知らせをお届けしました。広告に埋もれているかも知れません。どうか探索ねがいます。

さて、発行にあたり、私と武藤議員が大事にしたのは、まずは幸手市の現状を多くの皆さまに知っていただくことです。それに徹したつもりです。しかし、チラシでは私たち会派のスタンスの打ち出しが鮮明ではないと思われる方もおられるかも知れません。

改めて。私は元市議会会派先進の同僚である中村たか子氏が代表を務める「幸手の未来を考える会」の主張に賛同するものです。武藤議員も同じです。

相手云々ではありません。一緒に活動して来た同志として今の幸手市の現状を憂う気持ちは同じです。私は「幸手の未来を考える会」の主張に賛同しています。幸手市は埼玉県下では財政規模が一番小さな市です。人口も減り続けています。さて、今、幸手市の400億円の財政運営を誰に託すのか。これからの4年の舵取りに失敗は許されません。