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変化する 私たちの生活

2020.05.17

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在宅勤務制度を見直し 日本型時間管理に限界

新型コロナウィルス感染拡大で在宅勤務が広がる中、企業が在宅での勤務報酬体系を見直す動きが出てきた。在宅勤務で残業代を支払う仕組みを導入したり、成果主義の報酬体系を活用して在宅での多様な働き方を実現する。新型コロナによる在宅勤務の広がりが、政府の指針に基づいた時間管理型の日本の働き方を見直す契機になりそうだ。日経新聞の記事より

現在、多くの日本企業では就業規則で在宅勤務での超過勤務を原則禁じており、その背景にあるのは2018年の厚労省の指針。テレワークは当時、育児や介護中の社員など長時間労働が困難な人を想定した例外的な措置で、企業は厚労省の指針に合わせて就業規則を変更した。しかし、現在、多くの人々が在宅勤務するようになり、日本型時間管理という厚労省の指針は、すでに実態と合わなくなっていたという現実があるようです。

このブログをみて下さっている皆さまの中にも現・元企業戦士という方もいらっしゃるかと思います。世の中どうですか?実感はいかがでしょう。オンライン飲み会、eスポーツというのも出現。着いて行けてますか?😅
今後の若い世代は私たち親世代と全く違う生活様式となることが予想、いや、現実となっています。そこで考えるのは私たちの「先人」としてのあり方です。今後は私たちの経験や体験が役に立つかどうかも危うい。以前にも書きましたが、私たちロートルは孫世代にとって、時代の遺物以上に異星人となりかねない。長い人生。私たち世代はどうあるべきか。

私が大切にしたいのは「❤️心」です。私たちが未来につなぐことができるのは、「心」のありようしかないと思いますがいかがでしょう。小さなことに喜び悲しむ心。自然を愛でる心。人を慰め見守る温かな心。立ち向かう勇気。このような何かを大切にし、愛(いつく)しむ心の動きは人間の領分。AIでは出来ない経験値です。

戦後、すでに老人像も大きく変化してきました。縁側でお茶を飲む老人から、アクティブシニアへ。弱者としての高齢者ではなく、若い世代が生き生きと社会を生きていくお手伝いこそ、アクティブシニアの真骨頂、領域です。いつまでも先鋒ではいられない。社会との接点を失うことなく、私たちも新しい生き方を実践していかなければ。そんな世代間の"共生"が感じられたら、若者もきっと喜んで年金の掛金もやってくれる?これは一縷の期待、です。私たちの生き方次第、ですね。
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来月抗体1万人調査

2020.05.17

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感染拡大防止から次のステップへ

厚労省が、いよいよ新型コロナウィルスの抗体検査を1万人規模で来月から実施すると決めました。恥ずかしながら、感染すること、陽性であること、抗体を持つことの区別はよくわかりませんが、しかし、コロナ対策は明らかに新たな時期に。

都内の医療機関を受診した500人の血液を調べたところ、過去に新型コロナウィルスに感染したことを示す抗体が3人(0.6%)で見つかった。東大の教授は「東京ではこれまでに判明した5000人の16倍にあたる80,000人の感染者がいるのではないか」と指摘しているそうです。
抗体を持つ人が増えることで感染が鎮静化に向かう。その段階に差し掛かってきました。

この検査はどこでも誰でも受けられるのではなく、関係者によると、宮城県、東京都、大阪府で実施の方向で調整されているとのこと。宮城県によると、年齢や性別のバランスを考慮して約3000人を選び出して協力を依頼。市役所や町役場で採血して、抗体が含まれるかどうかを調べる。結果は本人に伝える。大阪府も約3000人が対象となるということ。

この検査は、感染後体内にできる抗体が血液中にあるかどうかを見ることで、過去に感染した人がどれだけいるかを把握し、ワクチン摂取が必要な人数や次の流行で感染する可能性がある人数の推計につながることが期待されているそうです。

私たちの生活も生活様式も、即座に元通りとはいきませんが、ワクチン開発なども進められている中、まだ予断は許されませんが、人類はこのウイルス🦠と対峙できる道を獲得しつつある。このような闘いに打ち勝ってきた歴史の上に、大きくは人類の、身近には今日の生活があるということを改めて感じますね。

♥畏敬、畏怖…。そんな言葉が過ぎります。この地球に宿る生命体は人間だけではないということを改めて感じます。ひと段落したら、次は今回の緊急事態への対応の如何が国際機関、国会など各所で議論されるでしょう。誰かの足を引っ張らんかの議論ではなく、地球儀を俯瞰し、人類という生命共同体の同士として、未来を見据えた建設的な論戦に期待、ですね。