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3月議会は2項目を選定
来年度予算書の配布があり、その勉強と読み解き、一般質問の詰めを両輪とする日々を過ごしています。予算については、内容をお知らせしたいところですが、まだいろいろな事業が最終調整の渦中にあることが分かりました。未確定な情報をお伝えすることはできませんので、後日、議会審議の経緯とともにお知らせいたします。もう一方の一般質問については、本当は財政に関わる3項目を取り上げる予定でしたが、今議会も質問時間に制約があり、2項目といたしました。どちらも将来の市民サービスに関わる大事な項目と考えます。
【松田まさよ3月議会市政に対する一般質問】
1.幸手消防署建て替え計画への対応について
埼玉東部消防組合は2029年度までに幸手消防署を含む3施設の建て替えを計画しているとの新聞報道(埼玉建設新聞令和4年1月27日付)がある。同組合はこれから関係市町と協議を始めるということだが、
?協議はいつ頃から始まるのか。建て替え協議、計画(時期・規模・移転・工事費等)に望む市の考えを伺う。
?市民への説明について伺う。
2.香日向汚水処理場の公共下水道接続までの維持管理の支援強化について
本施設は、公共施設個別計画において「公共下水道の使用を見込む第二期以降に向けて維持・管理を行い、その後は廃止を基本とする」とする施設であるが、施設の老朽化、住民の高齢化などの課題もあり、接続までの期間の施設の適切な稼働を危ぶむ声もある。
?施設の稼働は今後5年程度が限界との専門家の意見もあるようだが、公共下水道接続までの雪維持修繕の考え方を伺う。
?公共下水道が接続されるまでの期間、事務作業の負担軽減等、住民が運営する管理組合への市の支援強化が望まれている。市の対応を伺う。
1.については、消防署は市民の安全安心を担う重要な施設です。幸手市にとっては、廃止対象であった幸手西消防署が救急ステーションとして存続されたという先例がありましたが、今回は、幸手消防署の協議です。どのような協議を経るにしろ、今後の協議の行方、行程が気になるところです。まだ、今後の協議ということですので、まずは協議に臨む市の考えを確認しておきたいと思っています。
2.については、下水道接続は香日向地区の30年来の悲願ですが、県の下水道整備計画との整合性もあり、現在は令和11年からの接続共用が予定されています。しかしながら、30年は長かった。住民の高齢化を理由として、また、施設の老朽化により、これまでと同じ管理を続けていくことに地元から不安の声が上がっています。実は、高齢化や老朽化による施設管理の課題は、香日向地区にだけ起きているのではありません。問題となる事柄は違えども、市内の各地区の共通課題です。
高齢化が進む幸手市では、各地で様々な形で老後や世代交代の選択が始まっています。もちろん、住民がやらなければならないことはあります。しかし、これまで経験したことのない高齢化社会を迎え、市と住民の時代の変化を包含した新しい関係性を築いて行く。そんな目線が必要です。今回はそんな観点から質問に取り組みたいと思っています。
今議会は傍聴ができません。2月21日、22日、24日の3日間、14人の議員が質問台に立ちますが、是非、インターネット中継のご視聴をお願いいたします。なお、私は8番目の登壇となり、おそらく、2日目の午後になるのではと。ご関心をお寄せくださいますようお願いいたします。
※上記、下水道接続年平成と誤記。令和に訂正いたします。2022.2.16